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気付けばYOASOBIの虜に〜YOASOBI 5th ANNIVERSARY DOME LIVE 2024 “超現実“2024.11.10@東京ドーム〜

はじめに

皆さん、初めまして。
monogatary.comで開催されていたモノコン2024、YOASOBIオフィシャルサポーター賞で大賞を頂くことになりました。今回オフィシャルレポーターを務めさせていただく、いちこです。
この話を頂く前からもちろんYOASOBIのことは認識していました。
小説を書く時や音楽の世界に没頭したい時にYOASOBIの楽曲、プレイリストを作って聴いたりもしちゃいます。けれど、それ以上に踏み込めていない。ファンとは言えない私。
今回、YOASOBIのオフィシャルレポーターとして任務を全うできるのか不安と緊張でいっぱいでした。
 
そんなYOASOBI初めましての私。これを読んでいる人も中にはYOASOBIが初めましての人もいる事でしょう。もちろんYOASOBIのことを、YOASOBIだけを愛し続けている、ファンの人達も。
どんな人でも楽しんで読んでもらえるような、ライブレポートを意識しました。
では、どうぞ!

1. リハーサル前~リハーサル中

東京ドームに到着したのが10時半頃。
最終日の開場は14時半からだというのに、東京ドームの周りはYOASOBIのファンとYOASOBIの曲で溢れていました。
少し小雨が降っていてもお構いなしにグッズを購入する人、長蛇の列に並ぶ人、ドームを背に写真を撮る人…。年齢問わず、様々なファンがいる印象でした。
この時からもう既にYOASOBIの人気って凄いなとビシバシ感じました。
11時半頃、バンドメンバーのみでリハーサルが行われました。
本番さながら真剣に取り組みつつも楽しそうな、和気あいあいとした雰囲気があり、こちらまで楽しくなってしまいました。

バンドメンバーだけでこんなに楽しいということは、ikura氏とAyase氏が混じったらどうなってしまうのか!と二人が混じった化学反応を今か今かとバンドメンバーのリハーサルを眺めていました。
 
12時半頃、ikura氏とAyase氏合流で全体リハーサルがスタートします。
先程と同様、観客側からリハーサルを眺めようかと思っていましたが、カメラマンさんのご提案で舞台上からリハーサルを見学することに成功しました!
見てください、これが東京ドームの舞台上から眺める景色です。


今日、ここでYOASOBIの想いが詰まったセトリと企画を行っていくんだ。と考えると感慨深くなりました。
 
リハーサルの最中、セットの関係で揺れてしまうところがありました。揺れないようにどうしたら良いのかを入念に確認していきます。

その中で揺れるセットを楽しむ人達もいたりして、少しピリ付いた雰囲気が和やかになった瞬間でした。
全員リハーサル中は、細かい所まで入念に確認したり、こうした方が良いのではないか、、あぁした方が良さそうなどと、本番まで抜かりなく向き合う姿が垣間見れました。


リハーサルはもう少しで終盤。バンドメンバーの最終チェックの際、Ayase氏は自分のリハーサルが終わったのにも関わらず、観客席にて音がどのように聴こえるのか等しっかり確認する姿を舞台上から目撃しました。
とてもストイックな姿を拝見しましたが、今日の公演以外にもどの公演でもきっと入念に確認しているのでしょう。そして、一日一日のライブを大切にしている人なんだとAyase氏の熱い気持ちが伝わってきました。
リハーサルを見て感じたこと。

ikura氏、Ayase氏、バンドメンバーが見る景色って舞台下から見るよりもかなり迫力があり、そんな中で戦うYOASOBIって凄いなと圧倒されました。そしてリハーサルの段階でも感動、感動の嵐で本番は一体どうなってしまうのだろうかと……。

2.本番前

15時半過ぎ、最終打ち合わせ。


真面目な打ち合わせかと思いきや、時折笑い声が聞こえてくる和やかモード。


メンバーだけじゃなく、スタッフさん達も楽しそうでした。
 
 廊下でスタッフさんやメンバーと終始戯れる姿もあり、スタッフさんとも仲が良いYOASOBIチーム。こんな最高のチームでYOASOBIが最高のパフォーマンスを創り出していけるんだろう。
 
本番が段々と近付くとスタッフさん達は、慌ただしくなっていきます。
それに対してバンドメンバー達は、リラックスモードに突入。
隙を見てベースのやまもとひかる氏にインタビューすることに成功しました。
Q. 今日の意気込みは?
A.全てを出し……切る!
 
なんとも可愛い回答です。
緊張のせいでこれ以上の質問をできなかった私に「緊張をほぐすためにもクレープ食べていきなよ」と提案してくれる優しさに感動しました。
 
 他のバンドメンバーもカメラマンさんに「こことここの組み合わせを撮ってください」なんて言って、楽しそうに写真を撮ってもらう姿は仲が良いだけでなく、“愛”というものが詰まっていました。

そんな中、神妙な雰囲気があるikura氏がいる楽屋。ikura room。

本番前は楽屋に籠って先生と共にボイトレをする習慣があるそうです。この環境の中では、取材はもちろん、他のスタッフも立ち入り禁止である神聖な場所のようです。部屋に入れなくても外から少し漏れる声がないか耳を澄ますと、ikura氏の本気が伺えるボイトレが微かに聞こえてきました。この独特の雰囲気、空間は裏側でしか味わえない瞬間だなと感じました。
 
もう少しで開演時間。それぞれメンバーが会場に移動していきます。
各々スタッフとグータッチする姿やハグをする姿。あぁ、もう少しで始まるんだとワクワクが止まりません。

メンバー達が通る度、私も小さく「頑張ってください」とエールを送ります。それに気付いたのか、キーボードのザクロ氏が私に向かってガッツポーズをしてくれました。
 
 YOASOBI恒例の円陣を組み、開演3分前。


ギリギリまで会場裏でバンドメンバーとikura氏、Ayase氏を覗き見しちゃいます。
バンドメンバーと二人は出てくる場所は異なるため、各々の場所で待機します。
バンドメンバーは緊張感もありつつ、まだ余裕がある感じが伝わってきました。

もちろん本人達は余裕じゃないかもしれないけれど、私にはそんな風に伝わりました。  対してikura氏、Ayase氏の二人は少しピリ付いた印象を受けました。

これが緊張感ってやつですかね……。開演までもう間もなく。私は席までダッシュします。

3. 本番

客席を見ると今か今かと待ち望んでいるファンでいっぱい。カウントダウンが始まると会場のボルテージが段々と上がっていきます。
爆発音とともに始まりました。
 
M-1「セブンティーン」


両サイドのスクリーンを割って本物?と疑いたくなるようなリアルなモンスターの巨大な手が出てきたり、ikura氏がピンクのモコモコアウターを着て歌っていたり。スタートからぶっ飛んでいます。良い意味で。
 
M-2 「祝福」
 会場が青に!スタートからもそうでしたが、お客さんの熱狂が凄い!どこを見ても楽しんでいるお客さんばかり。曲終わりの【目一杯の祝福を君に】とあるけれど、まだ始まったばかりなのに。私含めてもう既に祝福をもらっているよと言いたい。
 
M-3 「怪物」
 ikura氏が衣装チェンジに炎の演出が出現!


炎の熱気で凄いのに、ikura氏が「思い切っりかかってこい、東京!」なんて煽るから更に会場のボルテージが上昇。本当に最高だね。
 
M-4 「UNDEAD」
 先程と雰囲気がだいぶ変わり、楽曲のせいなのかikura氏の可愛さが満点でした。

思わず魅入ってしまいました。これがikura氏の魅力なんですね……。
 
MC
曲が終わっても歓声が鳴り止まない。その熱気がYOASOBIにも伝わっていたみたい。
会場には5万人の観客。歓声を再度確認するYOASOBI。アリーナ―、1階席、2階席、3階席。どの席であっても歓声が凄く、私も思わず圧倒されちゃいました。
 
M-5 「ハルジオン」
 楽曲の最中、モニターをふと見るとAyase氏や他バンドメンバー達の目元は少しウルウルしている感じがしました。まだまだ序盤ではあるが、そうだよ、ここまで激動のことがあったはずなのだから。ここまで頑張ってきたのだから。YOASOBIのことを知らないはずなのに、思わずYOASOBIの想いが不意に届いた気が、した。
 
M-6 「好きだ」
 日替わりである楽曲。(※DAY1は『ミスター』)
一緒に手拍子をしているとより、一体感を感じました。不思議とメンバーも楽しそうで思わず叫びたくなりますね。「好きだ!!!!!!」って。
 
M-7 「もう少しだけ」
 ikura氏だけ端にあるビルのセットで歌唱。シャボン玉が先程まで非現実だったのが、日常を感じられる演出のような気がしました。

ikura氏の優しい歌声が心を穏やかに感じる感じがまた良いですね。
 
M-8 「海のまにまに」
 次は自動販売機のセットで歌唱。

座って歌う姿はなんだか、エモい。語彙力ないと思われてしまいますが、それに尽きます。
 
M-9 「優しい彗星」
 曲に入る前、どことなくAyase氏がアンニュイな表情になった気がし、先程とはまたガラリと変わった印象です。

『海のまにまに』、『優しい彗星』の二曲連続は、言葉に表すのが難しいほど、心にグッとくるものがあり、今日、初めて泣きそうになってしまいました。
 
~VTR~
今年でYOASOBIは5周年。現在から5周年を巻き戻る映像が流れてきました。
ファンにとっては懐かしい映像やikura氏やAyase氏の懐かしいビジュアルで各々過去のことを振り返る一瞬だったのではないでしょうか。
 
M-10 たぶん


 Ayase氏がこたつの中に入り、机にはPC。手元には本。耳元にはヘッドホン。これはどんな演出なのだろうか。ファンならこの演出は分かるのだろうか、気になります。
 
MC
 セットを目の前に「ここはどこなんだ~!?」とふざける二人。楽しそう。
『たぶん』で披露したセットはなんと、Ayase氏の当時妹さんと同居していた2DKの2K部分を再現していました!Ayase氏が終始感激していたので本当にそのまま再現されていたんだろうな。この再現力、スタッフさん達の努力の賜物ですね。
 YOASOBIの始まる地であるこのセット。YOASOBI結成当初から好きな人にとっては、最高の演出ですね。原点回帰、素晴らしい。
 
M-11 「ハルカ」
 MC聞いた後の『ハルカ』という流れは、ファンを泣かせに来ている感じがするのですが、気のせいでしょうか……。
【いつまで幸せで いつまでも愛しているよ】そんな歌詞がとても良かったです。


 また、最後にikura氏がセットの冷蔵庫を開けると、モニター画面にはikura氏が映る演出は素敵すぎました。楽曲の原作が「月王子」。マグカップが主人公なので冷蔵庫から見る視点は、自分がマグカップになった感覚に陥りました。
 そんな風に奥深く考えることができる演出を創り出していく、YOASOBIチームって本当に最高。
 
MC
 セットの冷凍庫を開けると何やらクイズの紙が……!?Ayase氏が「クイズしたいかもー!」との掛け声で唐突にYOASOBIのクイズが始まります。
 本編入る前に裏話を一つ。本番では冷凍庫を開けてクイズの紙を出していましたが、当初は違ったようなんです。恐らく机の上辺りにありましたが、Ayase氏が何かを懸念し、別の場所が良いじゃないかという流れになり、冷凍庫開けてあるというのは面白そう!なんてリハーサル最中に変更していたんです!YOASOBIのライブは当初と少しずつ変更されていくようなので、ライブに行きたくなる気持ち、分かるな~。
 
 余談はここまでにして、クイズ本編に行きます。
会場内にあるフリフラを使っていく二択クイズ。
一番が正解だと思ったらピンク。二番が正解だと思ったら青。誰でも参加しやすくてとても良いですね。
 まず、第一問。ikura氏がジェットコースターの呼び方を間違えていました。それはなんでしょう?という問題。
①    ジェット“ゴースター” ②“ゼット”コースター
正解は②。初歩中の初歩の問題なのでしょう。会場は青で埋め尽くされていました。
 第二問。Ayase氏が最近自覚した特技は何でしょう?という問題。
①鳥肌をいつでも立たせることができる ②耳を少し動かすことができる
正解は①。最近の話なので先程より難しい問題ではあったものの、正解している人もいるようでした。ちなみにこの特技、1000人に1人しかできないみたいとAyase氏は自慢げに話していました。
 最後に第三問。11月11日に配信される新曲のタイトルはどれ?という問題。
①    New“day” ②New”me”
正解は②。これは間違えるはずがありません。真っ青の景色を期待していましたが、お客さんの中には意地悪したい人もいるのかまばらにピンクもいたり。二人もその様子におちゃらけちゃったりして。クイズの時間は、素のYOASOBIを見れた瞬間でした。
 
M-12 「New me」
 私も参加したことがあるモノコン2023年、文藝×monogatary.comコラボ賞で大賞に輝いた『白山通り炎上の件』を元にした楽曲。初めて聴きましたが、なんだか元気を貰える曲!また好きを更新しちゃいそうですね。
 
バンド演奏
 黒のシックな衣装を纏ったバンドメンバー。

ただただかっこいい!いつもYOASOBIを支えているバンドメンバーということなので安定感がある演奏を披露していきます。
バンドメンバー各コメントしていく中、一番印象に残った人がいます。
それがザクロ氏。

YOASOBIやバンドメンバーは友達でステージに立てて嬉しいとコメントし、観客とも友達になりたいという発言。是非、友達になります!と声を大にして言いたくなるような、お茶目で可愛いコメントでした。
 
M-13 「勇者」
 ここから後半戦が突入。Ikura氏が下から衣装チェンジをした状態で登場。

黒のドレスにベールを包まれた神秘的な衣装に楽曲の世界観が合っちゃうの不思議。モニター映像も一瞬で『勇者』の世界観に飛んで行ってしまう、美でした。
 
M-14 「あの夢をなぞって」
 ikura氏のアカペラから入り、ikura氏が「バンドメンバー全員でお届けします!」との掛け声でいつものバンドメンバーに加え、最終日の今日はなんと、ギターとドラム各1名ずつゲストとして参加!

リハーサルの時からゲスト出演の演奏を聴いていましたが、いつも以上に迫力が違いますね。普段の『あの夢をなぞって』を聴いていないのでどう迫力が違うのか伝えることはできないですが、とにかくもう最高!という言葉しか出ないです。

バンドメンバーが全員集合したことでより観客のボルテージもまた上昇。いつまで上昇し続けるのか……。YOASOBIファンは未知数ですね。
 
M-15 「三原色」
Ayase氏が「踊れ!タオル回せ!」の掛け声で会場の一体感を感じました。

私もタオルはなかったので腕を目一杯振り回しました。
 
M-16 「アイドル」
 実は今日、楽しみにしていた『アイドル』!ikura氏の煽りからはじまり、観客の「ウリャ!オイ!」の一体感を感じることができて感無量。
 ikura氏こそが【君は完璧で究極のアイドル】だと思いました。本当にそう。お世辞とかじゃなく。

ikura氏こそが私の描いていたアイドル像だと、今日、感じてしまいました。
 
MC
 Ayase氏「“超現実”色んな意味を込められたタイトルだけど5周年楽しもうぜ!」
もうとっくにこっちは楽しませてもらっているよ!最高だよ!なんて言葉をここで贈ります。
 
M-17 「モノトーン」

 Ayase氏自身が言っていました。自身の葛藤を詰め込めた楽曲だと。これこそがYOASOBIの本当の姿なのかもしれません。
 
MC
 ikura氏がこの五年間を語ります。必死にしがみついた、孤独と向き合った、戦い続けた5年間であった。その中でYOASOBIやikura自身の理想像も分かるようになったと。ikura氏のこれまでを知らない私でありますが、ここまで来るのにどれだけ苦労したのか、頑張って来たのか。リハーサル中、ライブ中を見ていればなんとなく分かる気がします。
偉そうに語っていますが、この5年間でikura氏は沢山の笑顔と素敵な歌声を届けていることだけは間違いないと思っています。
 
M-18 「アンコール」

 ikura氏のMCからの『アンコール』はなんだか切なく、でも強く。パフォーマンスを見ながら思ったことは、このままYOASOBIが続きますように……と願ってしまいました。
 
M-19 「HEART BEAT」

会場全体の心音が本当に響くような、また会場の一体感。5万人いる会場なのに、どうしてこうも一体感を感じれるのだろうか。YOASOBIって恐るべし。
 
M-20 ラブレター
 気球に乗りながらikura氏、Ayase氏が登場。

高い場所を飛んでいるので2階席、3階席のお客さんは嬉しいだろうな。さっきまで少し遠かったのが、割と近くなるなんてね。
貴方はYOASOBIに沢山愛を伝えられましたか?
 
M-21 「アドベンチャー」
 ikura氏、Ayase氏は気球に乗ったまま。でも下で何かやっているぞ。下ではバンドメンバーが何かを発射していました。これは、YOASOBIからのラブレターなのかな。
こんな演出は全く知らなかったのでゲットした人は、何があったのかを私にこっそり教えてくださいね!
曲も楽しみたい!メンバーも見たい!何を発射したのか気になる!
目が忙しいアドベンチャー編。まだまだワクワクを届けてくれるYOASOBI最高ですね。
 
M-22 「ツバメ」
 ミドリーズとキッズダンサーと共に。最近、私これを聴くことが増えました。
私事ではありますが、四歳になる息子がNHKを毎日のように観る日々。その影響でツバメは毎日聴くように。息子も時々ですが、ちゃっかり踊るくらい楽しんでいました。
ミドリーズも可愛くて、思わず今度は息子とライブ参戦してみたいな……と息子のことを考えてしまいました。
 
M-23 「群青」

 観客と大合唱している姿を見て、これが噂の!と感動してしまいました。
 
M-24 「舞台に立って」
 ドームは広く、アンコールの声が揃わないところも多々あったものの、アンコールの熱量は皆さん一緒。アンコールを何度かしたところ、またYOASOBIが登場。

 ikura氏は、なんとエレキギターを持っているじゃないか!こんなロックなikura氏は初めてなのでは?私が初見だからそう見えるだけかもしれないけれど、周りの反応を見る限り、新鮮な感じだと。

MC
 終わりたくなさすぎる二人の様子。それは私たちもだよ!って言いたい。この時間が永遠に続けばいいのに、私が魔法使いならこの時間を永遠にリピートし続けちゃうかも。──でもそうはいきません。
Ayase氏はスタッフに感謝している姿があったが、私も今日改めてスタッフさん達の頑張りに拍手を送りたかったです。
 
M-25 「夜に駆ける」

 これが本当に最後の曲。YOASOBIが始まった楽曲であり、私の居場所であるmonogatary.comの代表曲。YOASOBIといえば、『夜に駆ける』。原点にして原点を超えるものはないなと改めて気付かされた最後でした。

 そしてAyase氏、終わってホッとしたのか顔を覆う場面も。

ここまで良く頑張ったよ、とても楽しい公演をありがとう。そんなファンの想いをここで綴ります。

最後の挨拶が終わり、あぁ、もう終わってしまった。その瞬間も束の間、モニター画面には大きく特報の文字が。
そこには全国14都道府県40公演の国内ホールツアーの情報がずらり。
まだまだYOASOBIと巡る日々は続くみたいです。ファンの方は、この夢の続きを楽しめそうで良かったのではないでしょうか。

4.  5周年とまとめ

 長かったような一日が終わってしまいました。楽しかったけれど、終わってしまってどことなく、安心感と寂しさと。
ともかくYOASOBI、5周年おめでとうございます。YOASOBIの音楽はこのまま鳴りやまないはずです。むしろ止めさせません。──気付けば、私はもう、YOASOBIの虜になってしまっていました。この機会がなかったら“YOASOBIの楽曲をただ聴く人”になっていました。でも今は違います。ikura氏、Ayase氏が紡ぐYOASOBIのファン。ではなく、大ファンになりました。
 
 本当に本当に5周年おめでとうございます!
リハーサル中に見た、スタッフさん達の心意気が詰まったフリフラのお祝いも素敵でした。

私もこの景色、決して忘れません。
 
YOASOBIの音楽がいつまでも、いつまでも鳴り続けますように。

(文:いちこ / 写真:Shinsuke Yasui)


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