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青春と成熟

こんばんは湯神です

今回はただただ最高だったライブについて書きたいと思います

遡ること2024年3月に一つのライブの情報解禁がされました。そのライブは

おい…なんだこれは…

好きなバンドは沢山あるけど二つ選んで良い感じのツーマン組んでくれと言われたらこれになるかもしれないというそれぐらいシナジーのある組み合わせ

Galileo Galileiは初めて武道館に行ってライブを見たアーティストであり学生時代から今までずっと聞いているかなり好きなバンド
BaseBallBearは大学時代に軽音サークルに入っていた時にベボベおじさんと言われるぐらい毎回のようにコピーしていたぐらい好きなバンド

そしてこのライブに先駆けて、2組の対談の動画がYoutubeに公開されていてそこで楽曲交換を仄めかすやり取りがありました。

大方の予想としてタイアップで同じアニメの主題歌を担当していたこともあり、GGがドラマチックを、ベボベが夏空をやるのではないかと考えていたと思います。

そしてライブ当日
先攻はGalileo Galilei

1.2でおおきく振りかぶっての2曲を回収。やっぱり楽曲交換ドラマチックか〜という予定調和感は若干否めなかったけど優しい声のドラマチックも良いなあとなりました。

3はGG復活前と後でだいぶ印象の変わった曲だなぁと思いました。Aimerさんのパートはちゃんと歌わず音源なんやねというところでこれはベストアルバムverではなくSee More Glassの方のverかとなった。

4.5.6と最新アルバム曲で復活前に比べて同録の音が多いしフルート、サックスが入ってることで音の厚み、壮大さが凄くてBBHF感が若干あるけど歌詞をちゃんと聞いてるとちゃんとGGなんだよなぁとなる。

7はまぁやるよなという感じ高校時代にコピーしてたこともありギター3本のアンサンブルが懐かしくも夏を感じさせて心地よかった。

8.9も最新アルバムから、8はかなりポップな曲で会場を包み込む幸福感という曲。9は歪みの効いたソリッドなエレキとアコギに音にオートチューンをつけたノイズ混じりな歌声が混ざって良かった。

10.11はSea and The Darknessから2曲で個人的にこのアルバムはかなり好きな曲が多くてその中でもSea and The DarknessⅡは表題にもなっているしこのアルバムを象徴する曲なんですがリリース時に比べて尾崎雄貴の成熟を見た気がする

全体を通して初期のギターメインの曲やタイアップ曲は夏空と青い栞だけでかなり現在進行形のGalileo Galileiを昔のリスナーやベボベのリスナーへ見せつけるようなセットリストだったなと感じた。個人的にはロッキンで見るというよりフジロックとかサマソニゆくゆくはグラストンベリーとかで見たいと思うスケールのデカさと音楽性だなと感じた。

そして後攻はBase Ball Bear

GGの時の感想と対照的にベボベの方は感情的に書きます。

1のイントロが流れた瞬間にフロア全体が一気にベボベのフロアになった感があったしGGを聞いている人はかなり高確率でベボベも通ってるはずだから17才なんて皆世代どストライクだろうなとなった。

2はなんで聞いただけで曲わかるんだよってぐらい聞き馴染みのあるドラムが始まってshort hair。short hairは1サビ終わったあとのドラムがバスドラだけになってギターがオクターブで弾いてる所(音源でいう2:01~の所)が好きなんだよなぁ…となった。3ピースになってからかなりこいちゃんがギターソロで遊ぶようになってアウトロのソロのところも3ピースverがかなり好きだなと感じました。こんなにshort hairだけで感想を書いているのは高校、大学で4ピース、3ピース込で通算何回コピーしたんだよってぐらいコピーしたていて思い出深い曲だからなんですよね。

3は表題夏曲なのにかなり不穏な雰囲気が漂うプールサイダー。DIARY KEYのアルバム考察でかなり出ていた歌詞考察を頭で考えながら聞いてたらやっぱりそうだよな…って気持ちになった。曲自体は爽やかなのがより一層不気味で良かった

4はイントロの特徴的なリフから真夏の条件。Aメロとか音数こんなに少ないのになんでこんなに音圧というか文字通り音の圧があるんだろうってぐらいステージから圧を感じた。ギター俺!からのギターソロも良かった。

5は最新アルバムから夕日、刺さる部屋。あとから知ったけど先日のthe pillows対バンとセトリがカバー以外一緒だったんですね。それを考えてからこの曲を聞いたらコード進行といい凄くthe pillows感を感じる古き良きギターロック感だなという古さを感じるのに新しい良い曲だなと思う。

6は楽曲交換でGGの管制塔。MCでカバーする曲に対して10代半ばの男女の歌詞みたいな話をしていたのでもしやと思ったらそうだった。歌詞である声が変わって〜の所がGGの尾崎雄貴も初期と今でだいぶ変わってるしこいちゃんも最近あんまり高音の抜けが良くなくなって来てるけど変わらないものはあるなぁ〜と感じた。

そして7はベースと向き合って特徴的なギターリフをループさせ始めて始まったEndless Etude。この曲音数多いけどこうやって生演奏するんだスゲ〜と感動した。リフの不気味さとベースラインで一生くねついて頭が揺れてましたね。曲でた時ディスコグラフィーのごたつきとかであんまり聞いてなかったけどLIVEで化けてる曲だなこれは。

8はEndless Etudeから繋ぎを経て3ピース編成でライブアンセムであるThe Cut。この曲が最初にリリースされたのがRHYMESTERとのコラボだったのか?と思うぐらい完全にベボベの曲と化してる。特にキメの部分が原曲より増えててかなりライブで聞くと楽しい感じになってるのも良い。音源として残っているものとは全く別物の3ピースThe Cutは何とかRHYMESTERに頼んで音源化して欲しい。

9.10とライブで盛り上がる往年の名曲LOVE MATHEMATICS→BREEEEZE GIRL。最近の曲で今のベボベを見せたかと思えば昔からやっているライブアンセムでファンを楽しませてくれるエンターテイナー。一旦これで本編は終了。

EN1はGGがカバーしたドラマチックをフル尺で。やっぱりドラマチックはベボベの曲だな〜となったし割と初期の曲なのに今やってもなんでこんなにフレッシュなんだと感じた。

今回披露したベボベの曲は全部シングルカット曲で構成されていて対バン相手のファンにも、昔聴いていたファンにもMCで言っていたように音楽でボコボコにするようなセトリだったなと感じたた。

最後に2組を見てこんなに青春と成熟が共存することのあるライブはなかったなと感じました。2組ともまだまだライブで聴きたい曲があったのでちゃんとワンマン行きたいと思った。

長文駄文失礼いたしました

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