映画「糸」を観て
「じゃあ私は世界を飛び回るわ。」
私は彼女のように強くなれるだろうか。葵の様な女性になれるのだろうか。きっとなるんだ。
中島みゆきの「糸」の歌詞に合わせて作られたこの映画。日本アカデミー賞優秀作品賞にもノミネートされ高い評価を受けた作品である。最近、主演の菅田将暉、小松菜奈が結婚を発表したことにより再び話題を呼んだ作品でもある。北海道を拠点とし、東京、沖縄、そして世界へと、目紛しく変わっていく世界観もこの作品の魅力の一つである。
最初にもある通り、私が一番お気に入りのシーンは函館空港のあのシーン。結ばれない恋に溺れ、さらに強くなろうとする2人に感銘を受けた。
映画やドラマ、漫画を読んでいると、結局は自分の好きな人と結ばれ幸せになる落ちは多い。恋愛って信じていれば上手くいくものなのかなとさえ思わされる。
でも、彼らは2人は愛に執着せず、夢を追い、大きく成長した。最後のフェリーに向かって走っていくシーンはあぁ運命ってこういう事なんだなと思い知らされる。彼らがお互いを信じ、強くなる勇気を持ち備えていたからだろう。会う事がなくても彼らはいつもお互いがそばにいたんだ。
私も頑張ろう。大きくなって帰ってくると、次は幸せにすると約束した彼を信じ、私も夢に向かって走ろう。
いつしかの小松菜奈さんのinstagram、心に響く物があったので併せて。
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