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老母と私の農作ノート45

寒い日が続きますね。体調は大丈夫でしょうか。
金閣寺の見事な雪景色。実は私も自分の目で見たことがあります。もうあれは30年以上も前の話になります。

私の住む大分県では雪が積もることはめったにありません。雪を見たければ標高の高い山に登る必要があります。

大分県には、霧氷で有名な鶴見岳もあります。ここはロープウェイで登ることができるので、それほど苦労せずに白い冬景色を見ることができるわけです。

ネット記事によると、「アメリカの放送局CNNの『日本の美しい風景31選』にも選ばれた別府ロープウェイから、山上一面に広がる霧氷(むひょう)の絶景が見られるんです。」とのこと。

機会があればいちどお出かけになってください。

鶴見岳の霧氷

山頂近くに神社があるのも特徴的です。
この鶴見岳の霧氷も私は一度だけ見に行きました。3年ほど前に(COVID-19)が流行していた頃でした。

霧氷は朝の早い時間帯が確率的にも見られることが多いと言うことで、いちばん早いロープウェイに乗っていきました。私一人の貸し切り状態(^^;)

あちらこちらと写真を撮ってきましたが、あまり気に入った写真は撮れませんでした。曇り空ですこし霧がかかっていたためだと思います。

しかし、必ず見ることができるものでは霧氷霧氷を実際に見ることができたことはありがたく思いました。

人生を楽しむために必要な心がけは「小さな満足」または「少しの幸運」を日々見つけることだそうです。

作家の五木寛之(代表作は『青春の門』)が書いていた言葉だと思います。
例えば、朝出かけるときにネクタイが一度で結べたとかの少しの満足を意識するとよいとか。

青春の門

こういう小さな満足を日々綴っていくと、人生も少し楽しくなってくるのだそうです。

私も何か見つけようかな。

昨日の小さな満足は・・・ないときは無理矢理にでもこじつけてみよう。ええっと、うーむ、妻が体調を崩していたから、おかゆを作ってあげると感謝されたことかな。

これも達人級になってくると「何もトラブルがない平凡な日常」であるだけでとても幸運に感じられるようになるそうです。

何かあってから「あの頃は幸せだった」と感じるのは凡人の仕業。
実際に幸せな日々を送っていることを感じ取れるのが達人の仕業。

私も退職して経済的には苦しい日々を送っていますが、病気もなく再雇用先ではかなり長期間の雇用をしてもらえることなど、幸せに思わなくてはならないなと思います。

今トラブルを抱えているとしても、将来的な解決のみに目を向けられるようになったらこれは「人生の名人級」なのでしょう。

まずは「人生の達人」をめざして、日々の小さな満足を見つけていこうと思います。



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