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「お金が欲しい」という欲や執着が、お金を遠ざける!お金が集まる思考法とは?


1.欲しいものほど、遠ざかる

 

「お金が欲しい、お金が欲しい」と思っている人には、不思議とお金が集まらない。むしろ、逃げていく。
   
「モテたい、モテたい」と思っている人が全くモテず、むしろ女性が遠ざかっていく仕組みに似ているかもしれない。 
  

なぜそうなりやすいか? 

 
結論から言えば、どちらも対象への欲と執着が強すぎるからだろう。 
  

もっと俗っぽく言うと、自分のことしか考えてないから、とも言い換えられるかもしれない。 
 
 

2.お金が得られる《与えるエネルギー》


 
お金を得るためには、基本的には何かを与える必要がある。
 
会社に自分の時間や労力を与える(労働)
人が求めるサービスや価値を与える(事業)
市場に自分のお金を投じる(投資)

 
共通するのは、何かを与え、その結果としてお金が得られるということ。 
 
お金を得るためには、与えるエネルギーが不可欠になる。


3.お金が逃げる《得るエネルギー》 


 
欲や執着というのは、何かを得たいという強い気持ちだ。
 
つまり、得るエネルギーといえる。

得るエネルギーと与えるエネルギーは相反する。
  
得るエネルギーが強ければ強い程、与えるエネルギーが弱くなる。
  
結果お金が逃げていく。

単純に、これだけのことだ。 
 
  

4.得るエネルギーの弊害


 
例えばラーメン屋があったとしよう。
店主はお金を稼ぐことばかりを考えている。
 
得るエネルギーが強く、与えるエネルギーが弱い状態。

するとラーメン屋は、こんな感じになるかもしれない。
 

・原価を無理に抑えるため、材料は粗悪なモノを使う
・なるべく儲けたいので、値段は高めにする
・人件費を減らしたいため、無理なワンオペをする
・備品が汚れても、もったいないので交換しない
・労力がもったいないので、雑な接客になる
 

この店のラーメンは売れず、そのうち潰れるだろう。
 
潰れた根本的原因が、得るエネルギーの強さだと店主が気付かない場合(というか現実世界では気付かない場合がほとんど) 
  
「色々工夫したのにどうして潰れたのだろう」
 
と思うかもしれない。 

お金を得たいというエネルギーが強すぎると、お金は逃げていく。
  
 

5.欲と執着のコントロール


「お金が欲しいと思って成功した人は、得るエネルギーが強いではないか」という疑問がでてくるかもしれない。
 
表面的にはそうみえる。
 
しかしそういう人をしっかり分析すると、

実際に事を進める際には、得るエネルギーを抑制し、人にどんなサービスやモノを与えればいいかを考えて戦略を立てて実行している。
 
欲や執着などをコントロールし、与える行為を優先していることがほとんどだ。

欲や執着を抑制し、与えることを意識すると、結果としてお金が得られやすい。 
  

6.得るエネルギーだけで得たお金は脆い 

 
世の中には、得るエネルギーだけで得たお金もある。
 
人を騙して得たお金や盗んだお金等がそれにあたるだろう。 
 
得るエネルギーだけで得たお金は、すぐに無くなったり、捕まるなどの不幸を招いたりしやすい。   
 
脆く、不幸を招きやすい。 

  
 

7.たくさん与えよう


 
お金が欲しいと思うなら、与えることを優先的に行った方が良いだろう。 
 
時間や労力。知識やアイディア。サービスやモノ。
 
多くを与えた時、多くのお金が返ってくる。
 
労働なら、多くの時間や労力を与えた方がお金が稼ぎやすい。
 
事業なら、多くの人に良いサービスやモノを届けられれば売上が伸びる。
 
投資なら、多くの資金を投じることでより多くのリターンを望める。
   
 

得るエネルギーを抑制し、与えるエネルギーを高めることは、自分を抑えて相手目線になれるということでもある。
 
すると、もっとお金の集まる具体的な方法が、勝手にみえてくることもあるかもしれない。
 
 
 

 
 
 
 

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