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総裁選前々日、今日はノートレ!休んだ方が良いと思うタイミングについて

明後日、自民党総裁選の開票が行われる。
 
大きなイベント前のタイミングは、市場の思惑が交差しまくり、いつも以上に変な値動きがでやすい印象がある。
 
日経平均にしてもドル円にしても、ここから上がるのか下がるのか(個人的に)想定しにくい値動きになっていると感じる。
 
「あぁ、よく分からない苦手な感じだな」という印象を抱く。
 
このようなタイミングでは、流れが掴みにくく、更に揺さぶるような無根拠にみえる動きが多発しやすくなる。 

下手に手を出すと、簡単にトレードが崩れやすい環境と言えるかもしれない。※1
 

実際、現時点での日経平均先物の値動きを改めて確認したが、正直良く分からない動きにみえた。
 
ドル円の方もここ数日で一番ボラが低く、優位性を見出しにくい動きのようにみえた。  
 
デイトレはもちろん、スキャルピング等の時間軸が短い取引においても
トレードすることそのものの優位性が低い日だろうと思える。
 
このような市場環境では、気分も乗らない。 
 
 
こんな時にトレードしてしまうと、コイントスで裏表を当てるのとそんなに変わらない、運要素の高いギャンブルトレードになってしまいやすいと思う。※2 
 
下手に動かずに休むのもアリだと思う。
  

私のように専業なら、休むことに妙に罪悪感を感じるケースもあるかもしれない。
 
また兼業であれば、せっかくトレードできるチャンスをスルーすることへの抵抗があったりするかもしれない。
 
しかし、休むべき時に休むというのは、専門的な判断力を要する立派なトレーダー業務といえると思う。 
 

  


天空の城ラピュタ:ドーラのセリフから学ぶ   


書きながら天空の城ラピュタでのドーラのセリフを思い出した。 

シータとパズーが線路から洞窟へ落下した後に、一見すると追いかけても良さそうな場面で、追いかけるのを止めるシーン↓

息子たちは追いかけようとしている。
 
しかしドーラは違う判断をする。
 
ドーラ「静かすぎる…こういう時は動かない方が良い」

ドーラが海賊として長年生き残ってきた立ち回りのヒントが、この辺に表れているのかもしれない。 
 



※1 イベント前の、揺さぶりのような値動きに反応してトレードしてしまうと、それをキッカケに沼にはまりやすい。ポジポジ病になって損を積み重ねてしまいやすい環境かもしれない。
ポジポジ病がなぜ損を拡大させるのかについての記事はコチラ↓


※2 相場には、ランダム性が高い時がある。そのような時はトレードにあまり適さない。ランダム性の高い場面を見極める方法についての記事はコチラ↓。






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