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トレードの神は細部に宿る!勝つうえで心掛けていること


仮に100万円を月利10%で3年間運用できれば、3,091万円になる。
一方100万円を月利11%で3年間運用できれば、4,281万円になる。

たった1%の差が積み重なって、いずれ大きな差が生まれる。
  
複利効果のスゴさに目が行きがちかもしれないが、今回は複利について話したいわけではない。

小さいようで大きな差を生む、この1%の差の中身ついて着目してみたい。
  

 

「神は細部に宿る」

  
有名なこのフレーズ、元はドイツの建築家の言葉のようだ。
 
細かい部分まで手を抜かず仕上げることで、最高の作品が完成する。
大きな差になる。  
 

細部が大きな差を生むという点は、トレードにも共通すると思う。
私自身も戒めとして意識して臨んでいる。

  

トレードにおける細部の大切さ


 
経験者には分かると思うが、
トレードではほんの些細な差が、大きな結果の差に繋がることがある。
 

  • あと数分だけ待ってポジションをとっていれば損切りせずに済んだ

  • 些細な判断ミスからリズムが崩れ大負けに繋がった

  • もう少し丁寧にポジションを取っていれば苦戦せずに済んだ

  • 早まって損切りした数秒後に反転し無駄な損切りとなった

  • ほんのわずかに油断していてチャンスを逃した

  • 少しの欲が働き利確を伸ばそうとしそのまま握りつぶした

 

ほんの僅かな差で、勝ち負けが分かれたりする。
 
こんなことはトレードでは日常茶飯事だが、振り返ってみるとその多くは、些細なことに起因していることに気が付く。

 
トレードでは、この差がとても大きい。

例えば資金100万円のデイトレーダーがいるとする。
利確・損切り、それぞれ1万円だったとしよう。 
 
《ほんのあと数分だけ待てていれば損切りせずに済んだ》というケースを考えてみる。

・待てた場合 ⇒ 1万円利確(101万円)
・待たなかった場合 ⇒ 1万円損切り(99万円)
 
2万円の損益差が生じる。
この大差を生んだのは、「ほんの数分待てたかどうか」という些細な差だ。
 
 
 

雑にならず、丁寧にトレードしよう

 

トレードに必要な行為は、 
観察/分析する、待つ、売る、買う、決済する
 
このくらいだ。
 
それぞれの行為を決して雑に行わず、細部にまで注意を払って行うように意識することが大切だと思う。


「丁寧にトレードするように心がけてます」


これは依然、年間で2~3日しか負けない(しかも少額の負け)デイトレーダーと話した時に印象的だっだ言葉だ。
(他の記事でも引用させてもらった気がする)
 

トレードには避けられない失敗もあるが、防げたであろう失敗も多い。 
  
1つ1つの失敗を振り返り、改善を図り精度を上げていく。 
 
ひたすらそれを繰り返す。
 
地道にやっていくことで大きな変化が期待できると思う。
  
 
仮に《待つ行為の精度》がほんの少し向上すれば、それが月次の収益を倍にすることだってあるかもしれない。 
 
そのくらい大切な作業だと思う。 

 
 
私自身も、細部にこだわってトレードすることを日々心掛けている。

雑を排除して、丁寧に。
 
失敗を繰り返しながら、より精度の高い判断を行えるよう常に意識していきたい。


「相場の流れさえつかめていれば大まかでいい」という意見もある。
確かに場面によりそういう時もあるかもしれないが、相場は甘くない。個人的には常に細かい部分まで大切にしたいと思っている。






(些細な差の多くは、トレーダーの心理的要因やバイアスによるものが大きい。そこを改善することで、結果に大きな差が生じると思う。心理面の影響については↓の記事を参考にしてほしい。無料部分だけでもヒントが得られると思う)





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