崇教真光とは?
こんばんは。いつもお疲れ様です。
本日は、位山に奥宮をもつ「崇教真光」が信仰する神様について調べたことをまとめてみました。
信仰する神様
御親元主真光大御神(みおやもとスまひかりおほみかみ)
宇宙天地万物創造の主神様であり、主(ス)の神様ともお呼びします。
他宗派においては、下記の呼び方をしても構わないそうです。
御親元主「天之御中主」真光大御神
御親元「天照主」真光大御神
御親元主「弥栄(ヤハエ・アーラ)」真光大御神
御親元主正(聖)観音
御親元主アミダブハ
同じみ働きの神様を別の呼び方をしているだけだそうです。
(ただし、次元が異なるということはありそう)
元伊勢である籠神社の第82代宮司である海辺光彦氏が唱えた「多次元同時存在」という説と似ていますね。
「多次元同時存在」を簡単に説明すると、神々はいくつも同時に存在していて、それらは全て同じ神様だという説です。
また、山蔭神道の表博耀さんが下記の動画でおっしゃるには、「天之御中主」のことを御祖神(みおやのかみ)や素神(すじん)ともお呼びするようです。
神道の世界でも別の呼び名があるように、「御親元主真光大御神」と「天之御中主」も、同じみ働きの神様を別の呼び方しているだけのようですね。
ちなみに、祖神(みおやのかみ)を祀る神社を偶然見つけました。
色々と神社巡りをしていますが、祖神を祀る神社は珍しい気がします。
また、御親神、元主神の意味はなんとなくわかりましたが、「真光」とは何でしょうか。
新訳聖書に真光(the true Light)という言葉が出てきます。
崇教真光では、手かざしによって、この「真光」を人々に施し浄めます。
崇教真光は、手かざし教団とも言われてますね。
ちなみに、気功の世界でも他人に気を送って治療する外気功という業が存在します。
しかし、「気功を施す者は寿命が短くなる」と聞いたことがあります。
自分の生命エネルギー(気)を他人に分け与えてしまうからなのでしょうか。
下記の動画では、他人に気を施す際の注意点として、「自分の気を人にあげない」と教えています。
ではどうするのかというと、「天の気(プラスの気、陽の気、無限の力、大きなエネルギー)」を受けて放射するのがコツだと教えてくれています。
つまり、気功で言うところの、「天の気」こそが「真光」なのではないでしょうか。
また、動画では「天の気」は手のひらを上に向けて受け取ると言っています。
このポーズに見覚えがあるなと思ったら、「お釈迦様」の仏像でした。
これは、気功や手かざしのポーズなのでしょうか?
なにか意味のあるポーズであることは間違いないと思います。
また、イエス・キリストは洗礼者ヨハネから水の洗礼(バプテスマ)を受けましたが、洗礼者ヨハネは下記のことを言っています。
手かざし(真光)は洗礼者ヨハネが予言していた「精霊による洗礼(バプテスマ)」ということなのでしょうか。
ちなみに、火によるバプテスマと言えば、「ゾロアスター教」やその影響を受けたとされる弘法大師の「真言宗」が有名ですね。
伊都能売大国魂大国主之大神(いづのめおほくにたまおほくにぬしのおほかみ)
御親元主真光大御神(主神様)の体の面のみ働きをされる神様だそうです。
体の面とは何なのかというと、霊や心(精神)に対して、「物質」のことをいい、「物質生成」をされた神様だそうです。
実は、古事記にも「伊豆能売」が登場します。
イザナギの命が、黄泉の国のイザナミの命に会いに行った際、「絶対に覗かず待っていてください」という約束を守れずイザナミの姿を見てしまい、恐ろしい姿に変貌してしまったイザナミから逃げ帰ってきた時のお話ですね。
黄泉の穢れから、禍津日神が生まれましたが、その禍いを直すための神様として直毘神と伊豆能売が生まれたそうです。
よく分かりませんが、「禍いを直す神様」であることは間違いなさそうです。
日本書紀にはまったく記述はなく、古事記にもこれしか記載が無いため、隠された神様であるとも言えます。
崇教真光では、手かざし(真光の業)で人々を浄め、救うことが目標であり、「禍いを直す神様」である伊都能売様を信仰するということですね。
(伊都能売様が教祖に神がかりしたと考えると、禍いを直すみ働きの一つとして、手かざしの業を教えたという解釈にもなりそうです。)
また、伊都能売様を信仰する宗教は他にもあり、「大本教」や「世界救世教」、「世界真光文明教団」があります。
どれもルーツは同じ宗教のようなので、機会があればまた調べてみたいと思います。
また、大国魂神とは、古事記でも有名な大国主の神様の高次元の神様だそうです。
つまりは、同じみ働きの神様ですが、霊界を統治されたのが大国魂の神様で、現界に肉体をもって下りてきて国造りをされたのが大国主の神様です。
ちなみに、大國魂(霊)神社という大きな神社がいくつかあります。
最後の大和神社は、神社名に大国魂は付きませんが、ご祭神が日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)です。
さらに、 八千戈大神(やちほこのおおかみ)と御年大神(みとしのおおかみ)を祀っています。
御年大神は、崇教真光と同様に位山に奥宮をもつ「飛騨一宮水無神社」のご祭神でもあります。
指導神
信仰する神様(御親元主真光大御神、伊都能売大国魂大国主之大神)は高次元すぎて対話することは不可能だそうです。
しかし、崇教真光を立教したキッカケは、教祖である岡田良一氏に「御神示」と呼ばれる神様からのメッセージが下りてきたからだそうです。
ということは人と対話可能な神様とも繋がっていたということになります。
その指導神が下記の2柱の神様だそうです。
ヨニマス大天津神(龍神)
マニマス方
下記の記事でも言及しましたが龍神様は「拡大」がお好きなようなので、信者獲得、世界布教に熱心なようです。
崇教真光の主な教え
主な教えは下記の通りです。
万教の元一つ
物質文明から精神文明への転換
霊障の解消
陽光農園(自然農法)
万教の元一つ
神様の御名を色んな呼び方をしても構わない。と言っていることからわかりますが、崇教真光ではどの宗教も元は同じだと主張しています。
これはなんとなく理解できますね(日本人だから?)
「宇宙の法則は一つ」と同じことでしょうか。
科学の分野でも、宇宙の法則を色んな学者が分析し、多種多様な解釈をしています。
例えば、土木の研究をしていたら、いつの間にか生物学になっていたという話は良く聞きますし、レオナルド・ダ・ヴィンチのような偉人も色んな業績がありすぎて何の専門家なのかわかりません。。
つまり、ただ一つの真実から発生するありとあらゆる事象を切り分けて、学問という形に細分化したのが現在の科学であり、宗教も元は同じ教え(法則)であったものが、時代や地域によって違う解釈がされて今日のたくさんの宗教に分化したのでしょう。
物質文明から精神文明への転換
そもそも、神様が宇宙を創り、地球を創り、ヒトを創ったのは、物質をもって天国(面白い嬉し嬉しの世)を創りたかったからだそうです。
(これは、なかなか理解が難しいところです。。。なぜ??)
ただ、初めに創った精神文明(霊主文明)は、神様のような聖人ばかりだったため、物質が発展しませんでした。
(テレパシーとか魔法とか呪術が使えたので、物質や科学を使う必要がなかったとか?)
そこで、物質を開発する神様(副神)に政権交代し、物質文明(物主文明)を発展させたそうです。
そして、欲心を与え、物質開発のためには戦争や犯罪が起こっても致し方ないという世界になってしまいました。
ところが、物質開発が十分進み、人類の知能を超える人工知能(AGI)が開発されたり、核戦争が起これば地球を滅亡させかねないという状況まで来てしまいました。
となると、もう物質開発(欲心)は不要なので元の神様(正神:物質を創り出した神様)に再び政権交代し、精神文明(霊主文明)に戻そうというのです。
そのためには、今までの罪・穢れを浄める必要があり「真光」「手かざし」が必要になるとのことです。
また、「節分の豆まき」の罪も償う必要があるそうです。
物質開発をするために、正神の神様から副神の神様に政権交代する際、正神の神様が「次はいつ頃出てきたら良いか」と尋ねたところ、副神の神様は「炒り豆の芽が出る頃」と言って正神の神様に豆を投げたそうです。
つまり、副神の神様(現代を生きる我々の先祖?)は正神の神様に「二度と出てくるな」という呪いをかけたのです。
崇教真光では、これら諸々の罪を人類共通の罪穢と呼んでいます。
ちなみに、山蔭神道の表博耀さんは、「アチマリカム」を唱えなさいとおっしゃっています。
アチマリカムは、「どうぞよろしくご統治ください」という意味だそうです。
これも正神の神様に政権交代し、元の精神文明(霊主文明)に戻してくださいとお祈りしていると解釈できそうです。辻褄が合いますね。
崇教真光では、この精神文明(霊主文明)への転換を天意転換と呼んでおり、実は1962年(昭和37年)1月1日に起こっているそうです。
霊界で起こった現象は、遅れて現界に現れてくるそうなので、まだ現界では感じにくいのかもしれませんね。
また、天意転換後は、引退なさっていた正神の神々を起こして回るそうです。
えしまなおこさんの「サクメイクエスト」で同じようなお話がありました。
索冥(さくめい)という白い麒麟が、「令和に活躍する神々の肩をたたいて回ってる」というお話です。
不思議と話がつながるので面白いですね。
また、精神文明(霊主文明)に戻すためには、大きな禊ぎが必要であり、大天変地異が起きるとも預言しています。
この天変地異が、嵐、洪水、大地震、津波、火山の噴火、疫病、食糧難などと言われています。
このような災害により、世の中をきれいに浄化していくのでしょう。
天変地異を乗り越えて、次期文明に生き残れるよう崇教真光(現代版ノアの箱舟)が存在するのだそうです。
霊障の解消
崇教真光では、目に見えない世界である霊界・幽界があると言っています。
どの宗教でも同じことを言っているので、解説は不要ですね。
また、崇教真光では、病気というものは本来無く、8割以上が霊障なのだ。
と言っています。
山蔭神道の表博耀さんも、下記動画で半分以上は霊障だとおっしゃっています。
ちなみに、手かざしで最も大事な急所は、「⑧みけん」だそうです。
みけん奥10cmくらいのところにある「松果体」に手をかざすのが最も重要で、みけんのお浄めは、下図のようにして10分間行います。
正座をすることにより、丹田に気力を充実させ、松果体を意識して手をかざします(外気功?)。
これは下記の動画で言っているスピリチュアルな力を開花させる「サードアイの開眼方法(松果体の活性化法)」に他なりませんね。
松果体の活性化は、スピリチュアル界隈では非常に有名な話です。
気功師も松果体(サードアイ)を活性化させることで、目に見えない世界(霊の世界)をさとり、ディープステート(DS)による「物」「金」の支配(洗脳)から脱出することを推奨しています。
崇教真光でも、気功によく似た手かざし(真光の業)により、松果体を活性化(サードアイを開眼)させて、神霊の存在を実感させ、これからやってくる精神文明(霊主文明)に備えさせているのかもしれません。
気功師も崇教真光も、目指しているところ(本質)は同じなのかも知れませんね。
陽光文明構想
公式HPに、崇教真光の活動が紹介されています。
青少年育成
社会の善化活動
陽光文明構想
特に、陽光文明構想というのが気になりますね。
陽光文明構想とは、「地球は元一つ、世界は元一つ、人類は元一つ、万教の元又一つ」の理念に基づいた文明を創り出そうというものです。
そのために、下記3つを実行していくようです。
①宗門宗派、人種、国境の区別を超越した「十字の広場」としての「陽光文明会議」の開催
ようするに、「政治に関わっていこう」ということでしょうか。
ちなみに、宗教学者の島田さんは、下記の動画で崇教真光の政治的な力が強まっていると言っています。
崇教真光は、日本会議の有力メンバーだそうです。
過去に大弾圧を受けた大本教の流れを汲む崇教真光が、政治的にどのような立ち位置をとるのでしょうか。
②新しい農業の確立としての「陽光農園」の推進
一言で言うと、「手かざし+自然農法」ということでしょうか。
潜在意識研究家でヒプノセラピストでもある藤原理恵さんは、自然農を通して、土の中が「見えない世界」であり、「宇宙」や「潜在意識」そのものであるため、暮らしや農業に深く関わることで「潜在意識」がもっと変容していくとおっしゃっています。
また、無農薬でリンゴの栽培に成功した木村さんのお話も自然農の素晴らしさを伝えてくれます。
自然農を通して、日本古来の「自然信仰」を取り戻すことにつながるのでしょうか。
③霊主の医学を推進する「陽光診療所」の開設
陽光診療所の開設は、現代医学と「真光の業(手かざし)」を組み合わせた病院をつくっていこうということでしょうか。
崇教真光とは全く関係ありませんが、「医師が語る霊障」という本を読んだことがあります。
医者でかつ霊感の強い著者は、気功法による霊障の解消(セラピー)を提供するそうです(希望者のみ)。
陽光診療所とはそんなイメージでしょうか。
個人的には、西洋医学と東洋医学(漢方)、そして気功、手かざし、手当てなどあらゆる治療法を提供する病院があると良いなと思ってます。
本来は対処療法でしかない薬物治療しか提供されず、薬漬けにされるのはなんだかおかしい(製薬会社の儲け・策略)という気がしてならないからです。
人間本来の免疫や治癒力を高める方法を提供してくれたら嬉しいですね。