8.Sweetest After-Dark(1st Aug.2020)
みなさまこんばんは。
いや、おはようございます。が合う方が多いでしょうか。今は土曜の未明です。
先ほどは庸蔵ラヂヲ特別編「沙彩の部屋」見に来て下さったみなさまありがとう。
さてそこでも触れましたが、始めからわかっていたんです自分で。「アルバム全曲解説」がLIVEまでに終わらないことなんて。(笑)
でもね、まだ希望はありますよ。なんせ今夜は配信LIVE。1週間のアーカイブが残りますから、つまりは8/8までに全曲解説出来ればセーフ。いやそれも自信ないですが。(笑)
でも僕らは前に進むしかありません。とにかく筆を進めましょう。
というわけでアルバム全曲解説第5夜。今宵はこの曲。今回のアルバムのリード曲(MV曲)に選ばれた「Sweetest After-Dark」
この曲は今回のアルバムの中ではかなり後半に出来た曲で、早いラテンフィールが欲しいな、と思って書いた曲。結果リズムは高速サンバになったんだけど、スタジオで両方試したらBPMはどんどん上がって今の形に落ち着いて。Ds只熊良介が一通りなんでも叩きこなせちゃうから、その場ですぐに色々試せることが大きい。普段から色々なリズムにアンテナを張って吸収してるのがわかる。曲調の振り幅の大きいtsukuyomiの曲作りにおける熊ちゃんの貢献度は高い。
タイトルの意味。まず「After-Dark」とは。直訳すると「暗くなってから、、、」。実は「暗くなってから着る服」という意味の慣用句で、日本語にすると「晩餐会や舞踏会で着る夜会服」となります。男性でいうとタキシード、女性でいうとイブニングドレスなど。
それにSweetestがつくので、「とっておきの夜会服」。まさにタイトルピッタリだと思いませんか?
構成的にいうと、これはもうイントロからバイオリンのハイトーン一閃。のイメージで最初から出て来ました。闇を切り裂きパーティーの始まりを告げるハイトーン。
そのあとはもうみんながイイ仕事してるから、もう誰がどうって感じじゃなくて(笑)
今回のアルバムで意識したのは曲の長さ。まずアルバム10曲で40分くらいに納めたい。かつリード曲(結果的に「Sweetest After-Dark」になったけど)は4分未満にしたい、という裏テーマがあってそれに沿った構成になっています。でも短いからこそその限られた時間で色々な風景を魅せたい。
この曲はまさにそれが出来たかなと。みんなのプレイのクオリティが高くて、イオリ君のソロも異国情緒に溢れて、マサ君のベースラインもブンブン唸ってるし、アウトロの力巨くんのギターソロも歌ってるでしょ。
コード進行的にはあまり凝ってなくて、ラテンにはよくある進行。ただ、だからこそ、サックスとバイオリンのメロディーの絡み、これは考えに考え抜きました。めちゃくちゃ複雑な絡み方をしています。特にバイオリンのラインは自分で作っておいて難しい、、、(笑)これをさらっと弾いてくれる沙彩さんにいつも感服。
そしてやっぱり、このMVをこのイメージで撮ってくれた仁宮監督にやっぱり感服。カメラをブンブン振り回してクルクル回って撮ってたよ。(笑)
前作のMV「Parallel Tripper」では奇跡的な天候が味方してくれたけど、仁宮監督、今回は人力で(笑)ミラクル起こしてた。この曲でどう来るか、撮影当日をとても楽しみにしてたら、ずっとクルクル回っていたよ。(笑)
この人は後半寝てたけどね(笑)
今回のアルバム「At the Next Corner」をまさにリードしてくれる曲に仕上がったと思います。
「Sweetest After-Dark」貴女のとっておきの夜に聴いて下さい。
それでは今宵はこの辺で。
いや、大事な話が残ってた!
日付変わって今夜は、、、tsukuyomi初、そして現状一回限りの配信ライブ。
画家/VJの中山晃子さんを加えた7人編成で臨みます。
(*画像は中山晃子さんの過去のライブより)
アーカイブも8/8まで残ります。それまではいつでも購入&視聴が可能です。リアルタイムが1番面白いとは思いますが、どうかお見逃しなきよう。
それでは改めて今宵はこの辺で。オヤスミナサイ宵い夢を。
8/1(土)月見ル君想フ リニューアル記念
tsukuyomi × Akiko Nakayama Livestream
「At the Parallel Corner」
https://moonromantic-channel.com/0801
*無観客配信LIVE、チャージ+投げ銭アリ
*アーカイブが7日間残るので当日無理な方もぜひ