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7.Hydrangea(29th Jul.2020)

みなさまこんばんは。アルバム全曲解説第4夜。

当然4曲目かと思うでしょ?でも今夜は7曲目。そう、そろそろ順番を変えてみたくなる年頃。反抗期ってやつでしょうか。(笑)

いえいえ、雨の季節のうちにこの曲の紹介を。

この曲、正式タイトルが付くまでスタジオ内では「雨の曲」と言われていました。「昼下がりにしとしと優しい雨が窓に当たり続ける」そんなイメージで書いた曲。

読み方は「ハイドレインジア」。つまり「紫陽花」。アジサイの種類は多かれど、ここでは日本古来の「額紫陽花」をイメージして。

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というのも西洋アジサイと額紫陽花は花言葉が全然違って、

アジサイの花言葉・・・「移り気」「高慢」「冷淡」など、、、良いところない(笑)

額紫陽花の花言葉・・・「謙虚」、、、とまるで正反対なのです。

曲の構造的にはなんとトリッキーな11拍子、6拍子+5拍子と捉えてもOKだけど、そこまでの変拍子には聴こえないでしょ?

メインテーマはSaxとバイオリンの定型リフレイン、と合間を縫うように自由に歌うピアノ。どちらにフォーカスして聴いても面白い。

中盤では11拍子といういびつなキャンパスに、これほど美しいソロを描く大岩沙彩。そしてバイオリンを支える優しいギターの音色と。間違いなくこの曲のハイライト。

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もうすぐ雨の季節が終わりますね。今年は本当に長雨でした。

これからも雨の日にはこの曲を聴いて

「雨も悪くない。」なんて思ってくれたら嬉しいです。

それでは今宵はこの辺で。

オヤスミナサイ。宵い夢を。

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