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60秒の空き時間
以前、この記事に書いたジェルネイル用のライト。
すでに5回以上は使用しました。
このライトの素晴らしいところは、両手をいっぺんに硬化できるところなんですが、両手をいっぺんにライトの中に入れることによって生じた[60秒の空白]に、戸惑っています。
今までは、片手ずつ、
ベース→カラー×3〜5回→クリアとかハードとかの透明タイプ(補強のためだったり、ぷっくりさせるためだったり)→トップ
の手順で各工程60秒ずつライトに手を入れ、硬化させていました。
その間、ライトに入れてない方の片手はフリーなわけです。
スマホをスクロールしたり、文庫本をめくったり、引き出しの中身をがさごそしたり…と、硬化している60秒の間、やれることはたくさんありました。
しかし、新しいライトは、両手をいっぺんにライトに入れるので、手が一切使えないのです。
さて、困りました。
ただただ、遠い目をしてライトに表示されるカウントダウンの数字が0になるのを待つしかありません。
この強制的に現れる60秒間が、なんだか可笑しくて。
(こういう時に動画を観ればいいんだよねー。手を使わずに画面がどんどん進んでいくわけだし。皆さんがこぞって動画を観るわけがわかるわ。)
とか
(本を音読してくれるサービスがあったなぁ。Audible?…Audiobookなんてのもあった。フライヤーもそうだっけ?)
とか
(今日の夕ご飯何にしよう?冷蔵庫に何が入ってたっけ?あれ?昨日の夕ご飯なんだった?カブらないようにしなきゃ…え?ほんとに昨日の夕ご飯思い出せないんだけど)
とか
もはや思い出せない、そして思い出す必要のないくらいとりとめのないことを考えつつ結局は、60秒間の空白を、ただただ遠い目をしてやり過ごすのでした。
何か改善しようと思わないあたり、意外とこの時間を気に入ってるのかもしれませんね。