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ジョグジャでアルコール販売が禁止

10月23日にジョグジャで学生2人が酔った若者に刺される事件が発生した。飲酒していたという事実がクローズアップされ、アルコールに対する取り締まりの強化を求めるデモも起きている。

イスラーム関連団体も、アルコールの管理の徹底を望む声明を発表した。飲酒は、犯罪、事故、その他の損失を生み出す有害なものであり、オンライン、オフラインともに、学齢期の子どもを含む誰でもアルコールを購入できる状況にあり、改善を強く要求するというものである。

それに呼応するかたちで、ジョグジャカルタ特別州の州知事が、10月30日に実態調査の実施を表明した。

ジョグジャカルタ特別州内で適法・違法に関わらずアルコールを販売している店舗に対して店頭販売停止の要請、並びにオンライン販売停止の要請が行われた。実際10月31日には、ジョグジャカルタ特別州警察は、38店舗の閉鎖を実施するとともに、違法酒を没収したと報道にある。

いつもアルコールを買っている店が閉まっているという情報は聞いていたが、自分の目で確かめてみなければと実際に11月1日に店を訪れたが、シャッターが下りたままであった。(写真は11月3日に再度訪れた時の写真。1日に訪れた時には、黄色の警察のテープは貼られていなかったと思う)

グラブで買えるのではないかと思って、いつも買っている店舗にアクセスしたが、閉店中との表示が出た。

ビールを何度か購入したことがあるスーパーが2店舗あるが、この調子だと無理だろう。八方塞がりである。

11月2日、いつもワインを飲みに行っているプラウィロタマンの地中海料理の店に恐る恐る行ったが、ここではこれまで通り飲めた。まずは一安心である。

そもそもアルコールの規制がどうなっているのか把握していないが、どうやら州ごとに規制は異なるので、ジョグジャはジョグジャのルールで動いているのであろう。

21歳未満は購入不可、学校やモスクなどの近くでは販売不可、外国人が利用するホテル・レストランでは提供可というところであろうか。

この状況がいつまで続くのかわからないが、知事は15日以内に状況を報告するようにと指示を出しているようなので、少なくとも2週間はこの状態が続くと思われる。

引き続き、情報収集を行う。241103



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