■ 20230802/ヘイ・スタージョン
朝、仕事場に食べかけのカレールーが落ちていて、グッドモーニング・アー・ユー・吐瀉物?からはじまった。いいはじまりとは言い難い。
日中は子どもたちと遊び、帰りにカネコアヤノのライブチケットの支払いをコンビニエンスストアで済ませてしまう。仕事の休憩時間に、金原ひとみの「ミーツ・ザ・ワールド」をちょろっと読みすすめる。まだこの先どうなるのかはまったく分からないが、今のところ退屈していない。
「パラソルでパラシュート」の余韻がまだ抜けきっていないようで、亨のことを考えてしまっている。こういううっすらとした恋心を、夕焼け空の下でみじかい散歩をするみたいに、あるうちはそっと撫でまわしていたい。
帰宅後、おにぎり屋さんのおにぎりを三つ食べて、それから、カップ麺も食べた。お腹がすいていたのと、口元が孤独に耐えられなかったからだ。知らぬ間に窓の外は暮れ、そこで、大きな満月を目撃し、気持ちが高ぶる。八月の満月はスタージョンムーンというらしい。時折、雲隠れしながら、妖しく光っていた。
本当は夜、プロットを一本作ってしまいたかったが、ストロング缶を飲みほろよいながら、僕と大悟と酒の友、というピースの又吉と千鳥の大悟のゆるっとした紀行番組を見たら眠くなり、いつの間にか眠っていた。(ので、この日記も途中で終わっていて翌日、書き足している)
先延ばしにして、気がついたら八月の終わりにいるなんてことになったら、また自分のことをすこし嫌いになりそうで、怖い。満月にわっとなり心躍らせるような純粋さで、一瞬でも自己愛を形成できる瞬間があったらいいのに、と思う。
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