台北付近のクラシックCDショップ廻り
結構みなさん台湾に行かれていて、CDショップを探される方が多いと思います(私もその一人)
観光がメインなので、合間で挟んでの3泊4日の旅の中なので、サクッとしかみられませんでしたが、過去に行った記憶を元にと、現地の音楽家の方のご紹介で行ってみました。
先に結論からいうと、今回の目的は台湾国家交響楽団と台湾の吹奏楽団のCDを買いたかったのですが、残念ながらほとんど出会えずじまい。2017年に行った時には結構国家交響楽団のCD買えたんだけどなあ。今回はオケの各奏者のソロのCDと、台湾の作曲家の作品集(これは前回買った)くらいでした。
では、早速今回回ったCDショップを書いていきましょう。
<台北駅周辺>
台北駅から中孝西路一段(駅前を走る大きな道路)を挟んで、新光三越の裏手に何件かCDショップがあります。
5大唱片
台湾ではもっともポピュラーなCDショップ。各地にあります。店内は撮り損ねましたが、駅前の繁華街とあって若い子達が店内にみっちり。一昔前の日本のCDショップの熱さを思い出します。
クラシックコーナーは一番奥側。在庫も結構あります。
但し、国家交響楽団のCDは一つ手前のイージーリスニングコーナーに。以前もここで買ったのかなあ?苦笑
佳佳唱片
5大唱片から右に5分ほど歩くと地下のお店があります。
満遍なく各ジャンルのCDが揃ってます。国家交響楽団のCDはなし。
玫瑰大眾古典館
台湾の音楽家の方からオススメ頂いたのがこのお店。
佳佳小片からさらに左手に進みます。歩いて3-4分ほど。
確かに品揃えは豊富。日本ではなかなか店頭では見る機会がない欧米もののCDも多かったです。
だけど、やっぱり国家交響楽団のCDはほぼなし。探してるのはこっちなんだよ、、、涙
他にも確か、中古CDショップなどもあったはずですがあ、1時間の自由時間では3軒回るのが精一杯笑
台北駅からは離れますが、2軒ほど道すがら立ち寄ってみました。
小宋唱片行
台鉄の満華駅もしくはMRTの龍山寺駅からタクシーで5分ほどのLP専門店。店に入るには靴を脱いで入店したり、とても丁寧な印象。ジャズとクラシック専門に取り扱いをしており、クラシックは半分以上が日本のLP。ここまで日本のLPが揃っているのはすごい。
メロディア/新世界レコードのLPの揃い方は圧巻です!
お値段はちとお高めですが、ここまで多くの日本盤があるのは一見の価値アリです。
最後に楽譜店を。
小雅音樂
MRT古亭駅から10分ほど東へ歩くと小雅音樂という楽譜店があります。日本でいうとアカデミアミュージックやササヤと同じ規模感。静かで落ち着いた空間です。
国立台湾師範大学のすぐ隣のエリアで、美術書店なども並ぶ学術書の取り扱いをする書店街の一つとも言えるでしょうか。
クラシックに関わるオールジャンルを取り扱っており、吹奏楽譜も多数在庫がありました。時間が足らないくらい。
吹奏楽系のCDも置いてありましたが、大体が欧米の輸入盤。そんな中、台湾のトランペットの先駆者、イエ・シューハン先生とオランダ陸軍バンドのCDを発見。
ジャケットがウォーターダメージでダメになっていたので新品のパッケージないですか?と聞いたら無いです。と、残念な答えが。だけど、これで良かったらあげるよ。とのお言葉が。何も買わずに頂いてしまい恐縮しきり。次はちゃんと時間を取って行こう。
と、1日で5軒ほど回りました。なかなか調べても辿り着けないお店も多いと思います。台湾に行かれてお店探してる方の一助になれば幸いです。