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【ポケカ】自分だけの大会を実現!〜準備から運営までのコツ〜

「DMでたくさん問い合わせをいただいたので〜」と見栄をはってnoteを書いてみたい。

はじめまして、よう と申します。

今回は、自分の振り返りも兼ねて自主大会の開くまでの流れをまとめてみます。

自分なりに色々な自主大会の運営に携わってきたので、これから
「自分でも大会を開いたり、イベントをやってみたい!」
と思った方のちょっとした助けになればいいな。とも思ってます。

自分の頭の中の
「こんな大会できたら面白いだろうな〜」
を実際にやってみるって楽しいはず。

そんなきっかけになれたら。


▶︎ 自主大会経験年表

ポケカは、2021年12月〜(VMAXクライマックス発売あたり)から開始しました。Fレギュレーションがスタンダードじゃなくなる日がくるとは…!

僕の自主大会の歴史をまとめてみたら結構色々やってました。
自主大会〜企業大会の運用まで幅広く運営に携わって感慨深い。

・2022年
 10/16 親子でポケカ
・2023年
 3/4  SUSHI杯
 8/19   オーガナイザーズキャラバン(東京)
 10/29 親子でポケカ
・2024年
 1/13 欠損杯1
 2/11 MPC BAR vol.02 ~RED NOTE~
 3/17 欠損杯2
 5/18 MAD PARTEA CUP vol.5(GOLDEN5)
 5/25 欠損杯3
 7/20 ガルシア杯
 7/27 欠損杯4
 8/24 駿河屋CS
 9/14 MAD PARTEA CUP vol.6(DRAGONA RESORT)
 12/7 MAD PARTEA CUP vol.7(X'MAS TIME)
 12/8 第2回 駿河屋CS
・2025年(これから)
 
2/24 CH LEAGUE ※3on3の64チーム大会
 3/2 RtoA杯 ※PJCS2024ルール準拠のBo3大会
 X/X 第3回 駿河屋CS

▶︎ ⓪ 準備から終了後までの全体イメージ

まずは、自主大会を開くまでにどんな流れで進んでいくのか。
そんな全体イメージです。
大きく分けて 5ステップ あると考えてます。

① 事前準備(構想) →
② 準備(実務) → 事前告知 → 本告知 →
③ 当日 →
④ 事後レポート → 
⑤ 次回開催へ!?

▶︎ ① 事前準備 〜どんなこと、したい?〜

- ①-1 大会コンセプトの「設計」

「どんな大会にしたいの?」この質問に自分なりの考えを持つ必要があります。そんなに難しく考える必要はなく、

「どんな人に来てもらいたいのか」
「こんな人が来てくれたらいいな」
「こんな空間にしたいな」

小難しく考えず、ラフに考えてみることが重要。
ここが本当に大切なポイントで、自分の熱量が一番宿る部分

それでもうまくイメージ出来ない場合は

・いつもやっている友達との対戦の輪を少しだけ広げるイメージを。
・自分が参加して気持ちよく楽しめた大会はどんな大会で、どんな人がきていたか。

そんなことを考えてみると、自分が大会開いているイメージができるかも?!

- ①-2 大会に「名前」をつけよう 

コンセプトが決まったら、いよいよ君の大会のはじまり!
自分だけの大会に、自分だけの名前を考える時間。

大会の命名パターン はこんな感じ。
・〇〇カップ/〇〇CUP/〇〇杯(王道とはこれ!)
・〇〇CS(CS=Champion Shipの略称)
・〜〜リーグ/League(公式大会のチャンピオンズリーグをイメージ)
・〇〇会/〇〇交流会(やわらかさがでる)
・単語ひとつでカッコよく!
などなど

〇〇の部分は、自分の名前が入ったり、コンセプトが入ったり色々です。

命名する際に4つのポイントもチェック!
・ 使われてない?既に同じ名前がないか確認しよう!
 ー ポケカかかわらず、既にその大会名使われていない??一度検索かけてみよう!
 打ち間違えが発生しやすい文字列になってない?
 ー ひらがな、カタカナ、英語を混ぜると実は打ち間違いが起こりやすい!
 長すぎない?
 ー Xへ投稿するときにイメージしてみよう。ハッシュタグにするときもあわせて!
・ 誰かの著作権に抵触してない?
 
ー ポケモンの名前は権利元があるのであまりおすすめはできない、ポケモンから優しく許されていることを忘れずに。参考記事はこちら。

などを確認しておくと良い。
せっかく自分の大会なので、大切にしたいよね!

ロゴは自分でAIなどを活用して作ることもあれば、デザイナーにお願いすることもあります。
色々なロゴデザインを見ながら検討しましょう。

- ①-3 「レギュレーション」を決めよう! 

ポケカには様々なレギュレーションがありますが、最初はスタンダードがおすすめ!みんながよく遊ぶ形式がベスト!

スタンダードレギュレーションや他のレギュレーションについてはこちら。


▶︎ ② 準備 〜何する?〜

- ②-1 大会の「人数」規模の考え方

さて、大会イメージもでき、名前も決まったら次は大会をより具体的なものへ!本格準備が開始。

自主大会と聞くと、みんなが知る会場で100人以上!?
そんなイメージする人も少なくないのではないでしょうか?

それも自主大会ですが、人数が多いからエラい!
みたいなことは決してなく、自分のコントロールできる範囲からやってみると◎

まずは大会の人数規模、最初は自分1人でも場を見切れる人数くらいの開催がベスト!
大会開催の際は「16」の倍数がポイント。

人数の倍数を16の倍数にすることで、スイスドロー形式大会にて予選の回戦数が組みやすくなります。
「16」の次は「32」ですが、その間の人数を刻みたい時は「8」の倍数。
つまり「16」「24」「32」と刻むとコントロールしやすくなります。

▼人数による大会設計の例
16人:予選4回戦行うと全勝者が1人決定
 →トーナメント8名進出
 4勝0敗・・・1人
 3勝1敗・・・4人
 2勝2敗・・・6人(オポネント上位者3名がトーナメントへ)

・32人:5回戦行うと全勝者が1人決定
 →トーナメント8名進出
 5勝0敗・・・1人
 4勝1敗・・・5人
 3勝2敗・・・10人(オポネント上位者2名がトーナメントへ)

・64人:6回戦行うと全勝者が1人決定
 →トーナメント8名進出
 6勝0敗・・・1人
 5勝1敗・・・6人
 4勝2敗・・・15人(オポネント上位者1名がトーナメントへ)

・128人:7回戦行うと全勝者が1人
 →トーナメント16名進出
 7勝0敗・・・1人
 6勝1敗・・・7人
 5勝2敗・・・21人(オポネント上位者8名がトーナメントへ)

- ②-2 開催「場所」ってどうやって探しているの?

人数が決まったらその人数で大会が開催できる「場所」を探します。
方法は3つ。僕の実体験ベースでもあるのでポイントと合わせて書いてみます。

まずはおおよそのエリア
例えば、カードショップへ行くなら、みんなはどこへ行くか。
都内なら「秋葉原」「池袋」「渋谷」「新宿」あたり or 地元のショップなどではないでしょうか?
カードショップがたくさんあるエリアやアクセスの利便性を少し頭の片隅に入れながら的を絞ってみましょう。

エリアがおおよそ決まったら、開催「場所」探しへ!

・カードショップ
・レンタルスペース(商業施設)
・地域施設
(・カードができるBarなど飲食店 ※今回は省きます)

・カードショップ
いつも通うカードショップなどに問い合わせてみよう!
カードショップによって、できる/できない は当然ありますが、相談乗ってくれる店舗もあります。

できる場合も店舗様により様々な条件があります。
なので、下記内容をまとめてある程度相談できる状態になってから相談するとスムーズ!
開催時期(候補日がいくつかあると良い)/時間帯/人数/予算感/景品イメージ

💡ポイント
カードショップは普段から他のお客様も使う「場所」を提供してくれる側です。
その一部スペースを長時間貸していただくので、主催者としてカードショップ側にもやる意味があるように設計することを意識して相談してみるといいかも。

・レンタルスペース
レンタルスペースは大小様々。
スペースマーケットインスタベースのようなサービスを使って探すこともありますし、その商業施設やビルに直接問い合わせすることもあります。

他の自主大会で使っている場所などもメモしておくと選択肢になります。

一番自分の自由が効きやすい方法だが、立地や日時によって、金額が変動する。自分の予算感との相談になるので後術する「お金の話」が重要になります。

💡ポイント
カードショップと違い、「カードゲームをするために場や設備は作られてません」そのため、設備や使えるもの、ルールをしっかりと確認する必要があります。

開放時間、机と椅子の数、机の縦横の幅(対面した時にプレマ2人分敷ける?)、音響設備、電源やコード環境、電波環境、お手洗いの数、近隣のコンビニや飲食店情報などなど

一番良いのは、はじめて使う場所は一度下見へ行けること。
一度会場を見ておくと準備のイメージも当日のイメージも全然変わります。

・地域施設
公民館など、区や市の施設。つまりその地域に居住していることにより、恩恵を受けられる施設は探すと色々あります。
広いのにレンタルスペースよりも低コストで借りられることもあります。

💡ポイント
借りられる条件があり、エリアが狭く限定されます。
その手続きに何か登録必要だったし、既に何ヶ月先まで埋まっていたり、色々なレンタルスペースとは勝手が違うため早めに調べて選択肢として把握しておくことが大切。

- ②-3 スタッフは「何人」必要?

規模が大きくなれば大きくなるほどスタッフの人数が必要になるのは事実です。ただ「自分一人」からでも問題ないとも考えてます。

②-1 大会の「人数」規模の考え方
にて少し触れましたが、自分一人の手の届く範囲の人数の開催からで大丈夫です。

当日の会場設営や受付、連絡のやりとり、色々事務的なことは多々ありますが参加者が能動的に手伝ってくれることもあります。(ここに甘えることを前提にするのはNG)

ジャッジももちろん手配できたら良いですが、セルフジャッジにて行うパターンも少なくありません。

まずは「自分一人」で賄える範囲で。

自主大会のスタッフはカードゲーム友達繋がりでできることが殆どな印象です。自分の創りたい自主大会のイメージに賛同してくれる人を見つけると良いと思います。

自分が参加して気持ちよく楽しめた大会はどんな人がスタッフでしたか?
そんなイメージを常に持っておくと、出会った時に「!」となったりします。

ジムバトルなどの公認大会に行ってみて、顔見知りを作ろう。
いろんな自主大会に行ってみて、顔見知りを作ろう。

最初は、「あ、あの人よくみる」みたいなところから始まるのが僕は好きです。仲良くなったり繋がるのはその先で大丈夫。と思っている派。

いずれ規模を大きくしたときのことも追記します。

- ②-4 「ジャッジ」はどうやってお願いするの?

実は手配できなくても大丈夫。
「え?いいの??」と思った人もいるかもしません。
もちろん、その場にジャッジが居た方がいいです。

どこかにお願いすると勝手にジャッジが来てくれるわけではありません。

ジャッジも「人の繋がり」です。
ジャッジ資格所持者、というだけで本質は人と人の繋がり。

繋がった人がたまたまジャッジ資格を持っているパターンの方が多いです。

スタッフの仲間探しと同じで色々なイベントに参加してみて、様子を眺めてみたり、話を聞いてみたりするのが良いと考えてます。

シティリーグのような公式の大会、他の自主大会など、何人ジャッジの人が稼働しているかを見てみてるのも1つの手段。
大会の開催人数によるが大体4人〜(交代で1人休憩に入れる体制が理想)

もしジャッジのつながりができて、ジャッジをお願いできる環境になった時の目安はおおよそプレイヤー16人に対して1人のジャッジが管轄できるとベスト。
ただし、カードやコインを拾うといった知識は不要でサッとフォロー入るだけで良い場合は運営でもできるため、その時々の大会や準備できる状況によって人数は変動します。

- ②-5 準備する「モノ・コト」

忘れ物防止リスト的な内容です。
大会の形式により、準備必須〜あった方が良い、まで含みます。
前日見直す時に使ってください。

・会場の場所、最寄り駅、開場方法
・大会運営ツール(Tonamel
・スマホ/PC
・充電器
・延長コード
・卓番号
・先攻後攻マーカー
・名札
・おつり(おつりの構築は参加費により、小銭の有無が決まります。)
・景品
・参加賞
・付箋やペン
・小さいビニール袋
・タイマー
・ダメカン

- ②-6 「集客」を大切に!

告知には3つフェーズがあると考えてます。

・事前告知(開催当日1ヶ月半前)
 - 〜〜本告知するよ!気にかけておいてね!
・本告知(開催1ヶ月前)
 ー 募集開始したよ!みんな来てね!
・継続告知(開催まで)
 ー 大会の概要やゲストなど、本告知の継続告知

このように本告知の前後があります。
1回告知しただけでは届きませんし、1つの媒体だけでも届きません。

告知は地道な努力とたくさんの協力者の口コミが必要です。

手段だけでまとめると
・SNSでの告知
・直接声をかける
・ゲストをお招きすることによる集客
・店舗にて告知させていただく(会場設定による)

このあたりの手段が告知の主戦場になります。

集客は100%埋まることがゴールではなく、110%を目指しましょう!

例えば…
16人規模の大会の場合は、16人×1.1≒18人
32人規模の大会の場合は、32人×1.1≒36人
おおよそ応募してくれた全体の10%が何らかの事情がありキャンセルする可能性があります。

キャンセル待ちの待機になってしまう人はいますが、直前に体調崩してしまいキャンセル、急な用事でキャンセル、などといったことがあります。

繰り上がった際にはDMでお知らせするなど、アプローチもあわせてするとなお良いです。

- ②-7 「タイムテーブル」の考え方

その当日の全体スケジュールのイメージです。
これは過去の他自主大会のスケジュールからイメージを汲み取ることはできるので、そちらを参考にするのも良いと思います。

今回は基本的な僕が設計するときの考え方です。

・当日の会場作り(30分~60分)
・受付(30分~40分)
・開会式(10~20分)
・予選:1試合25分+延長時間+次回戦への移動時間(合計で35分~45分)
 〜繰り返し〜
・休憩(30分~60分)
・結果集計(10分~20分)
・集計発表(10分~20分)
・決勝トーナメント:1試合25分+延長時間+次回戦への移動時間(合計で35分~40分)
 〜繰り返し〜
・決勝:1試合25~35分+延長時間(決勝のみ多く時間を取ることがあります)
・閉会式(10~20分)
・撤収作業(30分~60分)

この配分ベースに当日会場が借りられる時間や対戦回戦数にあわせて組み替えます。

基本的には全体が時間を早められる状態であるなら、早める場合もあります。
例)全卓試合が終わっており、プレイヤーも時間を持て余していることが確認できたため、次回戦までの時間を縮めるなど

自分でエクセルやスプレッドシートにまとめながら計算してみると良いでしょう。

- ②-8 ここまで全てまとめて「三方よし」になってる?

さて、ここまで準備が進むとあとは当日を迎えるだけ!
になっているかもしれませんが今一度こんな確認を。

参加者、スタッフ/ジャッジ、主催

どの立場から見ても、自分なりに良い大会になっていると言えますか?

例えば、自分が死ぬほど苦労してやる大会を決して悪いとは思いません。
ただその苦労が楽しいではなく、疲弊し切ってしまっていたら僕はその大会は違うんじゃないか?と考えてます。

はじめて開催する大会は楽しいことばかりではないかもしれません。
ただその中でも疲弊してしまう割合が大きくなっていたら黄色信号かもしれません。

開催の見送り。も主催として大切な判断です。

▶︎ ③ 当日 〜いよいよ、本番〜

当日は何しているのか、そんな動きのイメージを書いていきます。

- ③-1 会場設営

会場の何かを動かす前に入ってすぐの状態を撮影しておくと良いです。
ほとんどの会場が現場復帰(使う前の状態に戻す)が発生します。
大体初期位置の図があったりしますが、写真に残しておくとより安心!

あとはとにかくスピードと体力勝負。
机を並び替え、椅子を設置し、卓番号を置き、受付場所を準備。
音響をチェックし電源を引き、「さあいつでも来い!」の姿勢へ。
その一連の準備中に大体遅刻連絡等が入ってくるので、スマホの通知もスキマでチェック!

- ③-2 受付

とても基本で大切なことですが、挨拶を忘れずに!

当日決済の際は、
お金を受け取り→Tonamelでチェックイン→名札を準備していたらお渡し
のような流れです。
参加費によって準備するお金が変わりますが、1000円札たくさんと5000円札はあると良いです。

お札ごとに入れる袋は分けておいた方がよく、多くもらっても少なくもらってもお互いに良いことがありません…(つまり集金ミス)

受付の列ができて並ぶと緊張して焦りますが、お金の2重チェックは大切にしましょう。
1000円札に5000円札がまざる、新札で重なって数え間違えることはよくあります。

ここでも大体遅刻連絡等が入ってくるので、スマホの通知もスキマでチェック!

- ③-3 当日運営

受付が終わったら、開会式とマッチングと試合進行!

ここで遅刻者への対応が必要になるケースが多いです。
全体のスケジュールにもよりますが、基本は時間通りに来てくれた参加者が優先です。

遅刻者がそのまま向かってくれている場合があります。
「開会式の途中で間に合いそう!」
「1回戦の途中に到着になりそう!」
など到着時間の微妙なニュアンスが含まれた問い合わせもあります。

ここも変わらず、
基本は時間通りに来てくれた参加者
の進行の妨げにならないことが第一優先。

ただし公共交通機関全体のトラブル、例えば「〇〇線が事故で大幅遅延」などで参加者多数が会場に到着できないなど、どうすることもできない場合もあり、時間に若干の余裕がある時には会場の人たちにお詫びをいれながら対応することもあります。

総じてイレギュラー時は、臨機応変に対応が求められます。

1回戦目がスタートした後も気は抜けません。
大会進行後はいくつかやることがあります。
・お金の精算
・時間通り進行できているか
・カード拾いなど呼ばれていないか
・対戦時間の告知(10分前-5分前-3分前のコール)
・トナメルの登録が行われているか
・次回戦の開始告知
・次回戦のマッチング
・大会雰囲気の撮影
・大会雰囲気の投稿
・感想を投稿してほしいハッシュタグの周知
・何かトラブルは起きていないか
など

常にいろんなところに目を配りながら大会が進行します。

自分が作ったタイムスケジュールに対してオンスケジュールで進行していることを目指しつつ、その場で起きたことを1つ1つ解決してきましょう。

予選終わりとトーナメントの間に「場」を整理して、フリーバトルで使って良いエリアを分けて明示すると自由に遊んでもらえたりします。(運営が複数いる場合などはサブイベントなども可能)

- ③-4 片付け

無事に全て終わり、閉会式まで終えたら撤収作業。
空いた卓でフリーしている人たちがいることもあるため、声でしっかりとアナウンスをかけましょう。

会場は完全撤収までの時間が決まっているので、その10分前までには部屋やスペースを開放できる状態が理想です。

現場復帰や備品を戻したり、お店の人とのやりとりなど、そのスペースによって現場復帰の状態は様々ですが、よくある「使う前より綺麗に」を心がけて片付けを完了させましょう!

▶︎ ④ 事後 〜お疲れ様でした!〜

- ④-1 大会レポートや分布集計

大会のデッキ分布や感想の鮮度は大会が終わった瞬間から落ちていきます。
簡単でもいいのでまとめてSNS等で発信できるとGood!
その時に大会のハッシュタグでその感想を読むこともできるので、SNSでの挨拶周りやいいねなどして、参加者へお礼もしておきたいタイミングです。

また、感想はいいことばかりではありません。
もしフィードバックのような投稿を見かけたら真摯に受け止め、次回開催に向けた宿題にしましょう。

- ④-2 会計管理(事後)

大会の合間で集計していると概ね現金の整理は完了していますが、全体の準備段階からの収支とあわせた時にどうだったのかを改めて振り返りましょう。

▶︎ ⑤ 大切な「お金」の話

- 会計管理の考え方

大会運営で「赤字」は続けられなくなる原因に直結するので、
できる限り収支に差がでないように設計しましょう。

基本的な考え方は

①参加費×参加人数(+スポンサード) = 収入(予算)

②会場費+人件費+雑費 = 支出

① ー ② = まずは収支トントンが健全な状態

▼勘定科目の説明
会場費:会場を借りるのにかかる金額
人件費:スタッフやジャッジに稼働いただくための金額
雑費:卓番号やマーカーの作成、景品手配など、上記2つ以外にかかる金額全般

今回は深くは触れませんが、景表法を一度読み込んでおくのも大切です。

▶︎ ⑥ 最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。

僕自身運営において、何かイベントをやるたびに改善点がでてきて「あのようにしておけばよかった」「準備足りなかったな」など、反省点がたくさん出てきます。

それを次に活かしても、また新しい課題、または一度クリアしていたはずなのに、同じ失敗を繰り返すこともあります。

その時はまた自分で書いたこのnoteを都度アップデートできればと考えてます。

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▶︎ Special Campaign 大会運営の相談乗ります

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チーム戦ですが、個人で参加したい!と考えている方のサポートもしております。

▼キャンペーンの詳細

本大会に参加してくださった方から先着3名様の大会開催に向けた運営の相談や壁打ちをさせていただきます!

当日ご参加いただけたことを確認後になるため、対応は2/24以降なりますが、すでにエントリーいただいていたらその旨DMいただければ先着カウントさせていただきます。

イベントをやってみたいけど、いまいち一歩踏み出せない。
など、不安がある方は一度このイベントに遊びにきて見て感じていただけたら嬉しいです!

ご不明点あれば僕のXへご連絡をお願いします。


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