さだまさし 50周年コンサートツアー 第4夜
2月28日は「さだまさし 50周年コンサートツアー 第4夜」でした。
さださんのことは、天才だと思ってきました。
分かりやすく、でも誰も考えつかなかった詩と、澄んだ歌声の素晴らしさ。
"東洋の吟遊詩人"、もしくは
"現代の琵琶法師"でしょうか。
特にこの夜は「アンコールになる曲ばかりを集めてお送りします」とご本人が言う名曲が、バンド+ストリングス+コーラスと共に届けられました。
その予兆を告げる壮麗なオーヴァチュア。
このオーヴァチュアが、場を清めてくれたので、冒頭の歌が始まるときには我々聴き手の心も鎮まり、音楽に集中することが出来ました。
アレンジとコンダクトは、さださんと半世紀を共に歩んできた、渡辺俊幸先生です。
このお2人の真実のある友情にも、私たちは感動するのでした。
さださんはストーリーテリングの力が凄まじく、歌を聴き手の心に沁み込ませていきます。
歌は物語る力で成立するものなのだなと理解しました。
繊細なテクニックは、いくつも駆使されていました。歌の大事なところでたけで使うビブラート、そしてダイナミクスのグラデーションの巧みさ。
オープニングから涙ぐみましたが、
エンディングの"風に立つライオン"は、生で聴くのは初めてでしたので、涙が止まりませんでした。
(映画上映時 、8年前のコンサートより)
そして、この歌を作ったときから
さださんが「風に立つライオン基金」を作り、地道にボランティア活動をされていることに揺さぶられます。
生き方・想い・視線が、
素晴らしい50周年コンサートでした💓
渡辺俊幸先生のアレンジも歌を引き立て美しく、感動しました。
さださん、50年間歌って下さりありがとうございました。
自分も何かしなくちゃと思いながら、帰路につきました。
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