合格体験記!「Excel VBA」資格を取得する方法
こんにちは!
今回は資格取得系記事として、先日試験に合格した「Excel VBA スタンダード」について、ご紹介します。
単にExcelが使えるというだけでなく、VBAの知識を有することを示せる資格なので、
事務
IT ※プロジェクトで本人が携わっている役割によるかも
この辺りの職種を目指したい・現在仕事をしている方にお勧めだなと感じたので、
資格の内容や、資格の学習対策方法などが気になった方はぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
資格概要の確認
具体的にどんな魅力がある資格なのか?
MOSの資格はoffice系の資格で良く聞くと思いますが、
VBAエキスパートの Excel VBA ベーシック/スタンダードについては、Excelの機能の中でもマクロという自動化機能を作成するための、VBAという言語に特化した資格になります。
そのため、VBAの言語について、コードの記述/コードを読むということに対して、一定のスキルを示すことのできる資格というわけです。
単にExcelの関数やテーブルが使えるといった基本的な操作に上乗せして、マクロを組んで自動化するという面でもアピールが可能です。
実際取ってみると、この資格をとっただけではマクロが完璧に組めるようになるというわけではなく、
VBAを記述するにあたっての基礎が抑えられるので、この資格の知識を使いながら、今後の実務を通してより深い知識が得られるようになる、といったところかなとは思いますが。
取得後にマクロをお仕事で使ってみると、こういう値が欲しいときはあれを使えばよい、ここは処理をまとめられそう、など、引き出しがかなり増えた感覚があったので、
単に丸暗記をせずに、実務を想定して試験対策をすることで、今後の業務に多いに役立つことになると思います。
要項を押さえよう!
受験をお考えの方は、まず以下の公式HPにて、Excel VBA スタンダードの要項について確認しておきましょう。
ちなみにこちらの資格に似た資格で、 ”Excel VBA ベーシック”という資格が存在しますが、スタンダードの下位資格になります。
まずはベーシック?いきなりスタンダードから受けて大丈夫?
名前がどちらが上位資格なのか分かりづらいですが、
Excelでの実務経験が全くの未経験の人
Excelを業務で使用した経験はあるが、プログラミング経験は他言語含めて一切ないという人
上記に当てはまる人は、まずベーシックを受けてからスタンダードを受験することをお勧めします。
なぜなら、ベーシックは選択問題も多いそうなのですが、スタンダードの試験はコードが穴空きになっていて、記述させる問題も多く出題されるからです。
逆に言えば、
VBAを少しでも触ったことがある人
VBAは使ったことがなくとも、関数にかなり慣れている人
Excel、VBAの経験はないが、他言語でプログラミングをおこなった実務経験、または学習経験がある人
上記に当てはまる人は、いきなりスタンダードから受けてしまっても大丈夫かと思います。
私も、VBAの知識は一切ありませんでしたし、Excel関数の使用経験も簡単なものしかなかったですが、
他言語(JavaやJavaScriptなど)の実務での使用経験があったので、いきなりスタンダードからの受験でしたが、無事一発で資格を取ることができました。
学習時間は?
学習時間については、正直本人のスキル次第ではあります。
別言語に触れた経験のある人は、2週間前後で見積もって受験する形で十分かなと思います。
私の場合、日中仕事をしながら10日程度で一発合格できました。
Excelは実務経験があるけれど、プログラミングは初めてで、VBAが全くの未経験という人であれば、1か月~2か月くらいかかるのかなと思います。
以下公式でテキストが出ていますので、
一通り中身を確認してみて、どれぐらいかかりそうか確認してみてください。
私が実践した対策方法
次に、試験対策の方法についてご紹介いたします。
公式テキストの内容はすべて理解して記述できるように!
実際に受けてみると分かるのですが、公式テキスト付属の模擬問題はかなり易しく作成されている肌感覚です。
逆に言えば、太字にされている用語の意味や、記述(スペル)が分からないと、本来得点が稼げる問題を落としてしまうことになり、大変もったいないです。
テキスト太字の箇所と、その用語がコードの中でどのように使用されているかについて丁寧に抑えて、
コードに穴が開いている状態で、スペルミスなく書けるようになっておいてください。
公式テキストに付属している模擬問題も、受験対策で役に立つと思いますので、模擬問題はすべて即答できるようになっておくと安心して受験できるよ思います。
コードを読んで、出力結果がどうなるか理解できるように!
穴埋め問題だけでなく、コードを最後まで読んで、最終的に何が出力されるのか、処理の流れを理解できるようにしておきましょう。
実務において、期待値に対してどのような実装が必要かを考えるのにも役に立つと思うので、
VBA未経験の人は特に、公式のテキストを参考にしながら、コードを書いてみて動きを確認したり、数値や変数の中身などを少し変えたり、条件分岐を工夫して、自分なりの動きを作成してみるのも良いでしょう。
ベーシックの問題も多少触れておくと◎
スタンダード受験者はベーシックの内容をすでに理解しているものとして公式テキストが進んでいくので、細かい取りこぼしをしたくない人は、ベーシックも軽く触れておくと良いでしょう。
私の場合、ベーシック・スタンダード両方の公式サンプル問題を事前に解きました。
また、まずはベーシックを受けてからスタンダードで順当に取得していきたいなと考えている方は、
受験期間をあまり開けないようにして続けて学習をして受けてしまった方が、結果として時短になるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Excelにおけるマクロ(VBA)をより理解したい人、マクロって何なのか分からないという状態から脱却したい人にもかなりおすすめの資格だと思いますので、
これを機に取得を目指してみてください。
今(=7月時点)始めれば、今年中に取ることはかなり余裕な資格だと思いますので、
年末の節目に転職をお考えの方も、受験してみてはいかがでしょうか。
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