英文解釈(読解)は和訳しなくていい!
英文解釈、英文読解では多くの人が和訳することを薦めています。
しかし私は和訳はしなくていいと考えてます。
なぜなら効率が悪すぎるからです
英文読解の目的は「中心の文のSVの発見」から始まって、文構造を理解するのが目的です。
だから文構造を把握して、文の意味がわかれば良いのです。
しかし何もしなくていいというわけではありません。
英文にSVOCとカッコを書き込んで「見える化」する
問題の英文をコピーして、SVOCと記号を書き込んでください。
従属接続詞・関係詞は四角で囲み、それが作ってるカタマリをカッコでくくる。
カッコはそれぞれに ()、[]、<>、{} など、カタマリごとに色んなカッコを使い分けてください。
M(修飾語)は矢印を使ってかかる言葉にかける。
(注):参考書にあるような名詞節は<>、形容詞節は[]、副詞節は()といった分け方はしないでください。
なぜなら読んでる段階では、カタマリが名詞・形容詞・副詞のどれかは、わからないからです。
・なぜ和訳しろと多くの先生が言うのか
それは和訳すると、どこまで理解したかがわかるから。
どこまで読めたのかの記録を残すことができるからです。
答えを見るまでに「どこまで分かっていたのかあやふやになった」なんてよくあることです。
だから、「和訳で記録を残せ」と先生は言ってるのです。
しかし、英文読解の目的は、どれが中心(主節)のSVなのかを見つけ、Vの文型を判断したりして、文構造を把握して、文の意味を理解することです。
和訳することではありません。
そして英語から日本語に訳すのは時間がかかります。
そして「訳で英文を考えてしまう」という悪い癖が付く人もいます
こういった理由で英文読解で和訳を薦めてません。
文構造をどこまで把握できたか分かればいいわけですから、上述したように
問題の英文にSVOCを書き込み、カタマリをカッコでくくればそれで済みます。
大幅な時間短縮になります。
和訳するのは和訳の練習の時だけでいいです。