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「選挙weekについて」 学生ボランティア団体 望縁響

2025年1月26日に開催される北九州市市議会議員選挙に併せて、6名の大学生によって結成された「北九州市市議会議員選挙2025学生選挙ウィーク」。今回は、その共同代表を務める後藤優太さん(ごっちゃん)にお話を伺いました!

この記事には、地域のクラブチームに関するお話も含まれています。ぜひ最後までご覧ください!


1. 学生選挙weekとは?

 2025年1月26日に開催される北九州市市議会議員選挙に併せて、選挙/政治分野以外の多分野で既に活動する北九州市の若者団体を中心に、それぞれが投票率向上を目指すアクションを考え、各地で実施することを目的に、普段はそれぞれの場所で活躍している6名が実行委員として結成されたのが「学生選挙week」という。また、以下をモットーに活動している。

VISION
 選挙というまつりを通して“民主主義”と“より良い社会”を問い直す
MISSION
 北九州市で、若者による日本一楽しい地方選挙を!
VALUE
 ・自分のワクワク感を大切に
 ・一人で抱えない・抱えさせない
 ・それぞれの個性を尊重する

2. どのような活動をしているのか?

 北九州市内で活動する学生の団体とパートナー団体となり、選挙率を向上させるため・選挙について考える機会をつくるイベントを企画・実施、また、SNS発信など行っている。
 以下、取材日(1/20)までに行ったイベントの内容の一部である。
①    ・イベント名:野菜ご飯を食べながら!?活動方針 模擬選挙!
・パートナー団体:もったいないPJひびきの
・日時:2025年1月17日(金)
・内容:月一のみんなで料理して食を味わう〔食の日〕、それに合わせて選挙を楽しんでみようと、今後の活動方針を模擬選挙で決めるというイベント。

②    ・イベント名:第4回 めし部 特別版 〈選挙いこーぜ!〉
・パートナー団体:ピープラス
・日時:2025年1月19日(日)
・内容:ご飯を作って食べて語り合う会・めし部の特別版として、選挙をテーマに語り合うイベント。

➡その他にも大学付近の選挙会場をSNSなどにまとめ発信するアクションやラジオで語るアクションなど様々なアクションを行うという。

○また、1/25(土)SENKYOWEEK in Kitakyushu を開催するという。
選挙WEEKパートナー団体同士、北九州市の挑戦したい若者たちが集い、交流するイベントを企画しているということだった。

↓その他のイベント、団体について詳しくはこちらをご覧ください!
https://www.instagram.com/vote_for_kitaq?igsh=MWNpdHprNmN0cDl2aA==

3. 活動の中での苦悩や手応え

イベントの際に感じた手応えは?という問いに対して、
「イベント中、みんな自分の身近なところから不満を持っていたり、改善したいと意見を出したりすることができた。そのときの話には公共交通機関の充実を図りたいという話をしていたが、あんまりそれを訴えている候補者の人がいなく、福祉などに力を入れている人が多いので、若者の感じていることとは少し違っているということを参加者で再確認でき、すごく勉強になった。」と語った。

 この話を聞き、私は、通学の面で不便、終電がもう少し遅ければ、もう少し遠くに行けるのに、さらにクラブチームでも、もう少し交通の便が良ければ、保護者が送り迎えなどを気にすることなく、子ども達が通えるのではないかなど、学生や若者目線でしっかりと理想の社会を話し合うことができたこと、候補者が掲げている内容を再確認することができたことで、若者の選挙率が向上しない理由が少し見えた気がした。
 さらに、活動の中の苦悩として、パートナー団体との繋がりをどう作っていくか悩んだ時期があったとしていたが、顔が広いメンバーに協力してもらい乗り越えたという。

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4. 後藤優太さんとは?


ここで今回取材にご協力いただいた学生選挙weekで共同代表をしている後藤優太さんについて少しご紹介したいと思う。

〔プロフィール〕
・名前:後藤優太 (ごっちゃん)
・所属:産業医科大学
・マイブーム:四季を感じられるご飯を作ること。
・自分を一言で:ハイテンション

 後藤さんは、長野県の信州若者未来会議で、若者の政治参加、まちづくり参加を行っている。その際に、政策提言を行ったということをきっかけに政治に興味をもち、今回の選挙weekの取組みを行おうと思ったと言う。
 話をするなかで、「政治は手段です。より良い社会を作るための選挙は機会です。」と語った後藤さん。これから、世の中をより良くするために、まず自分自身が行動し、流れをつくっていこうとすごくアツイ思いを感じ、私自身も心を動かされた。

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5. これからどのような活動をしたいのか


 これからの活動では、ユースカウンシルをつくりたいという。ユースカウンシルとは、日本語に訳すと若者評議会という意味で、若者世代の政策について若者が議論をして、それを提言できるような場のことを指すという。後藤さんは若者が政治に興味を持たない理由の一つとして、自分が意見したことを直接社会に届けて、それによって社会が動くっていう感覚がないことが考えられると挙げた。そのため、それを埋める手段として、ユースカウンシルをプラットフォームとして県レベルで用意できれば、もっと子どもを含め若者の声が拾えるのではないかとアツク語っていた。
 その始まりとして、小学校などで子ども達に向け、模擬選挙などのイベントを作ることができても面白いのではないかということだった。
 また、後藤さんは医学生のため、将来は医療制度を作るような医系外科になりたいと考えている。

6. どのようなまちになってほしいか


 自分が暮らす町には、自分がそこにいることを誇れるようなまちになってほしいと後藤さんは言った。
 そのような中で、北九州市に来て間もない後藤さんだが、若者の声を拾おうとZ世代課を設立し、若者向けのイベントを開催している北九州市は住みやすいまちだと感じている。

7. クラブチームについて


 クラブチームについて、先ほども触れた交通機関の問題や金銭面で子ども達がクラブチームに参加できない、クラブチームも維持できないと言った問題があると後藤さんは考える。
 さらに子ども達が環境がなくて参加できないということは絶対にあってはならないと熱く語った。公共交通機関を充実させる・十分な道具を準備する・指導者(先生)の労働環境を良好なモノにするなど、このようなことを実現することで、全ての子どもたちの環境が作られていく。これを実現するためには、政治の力が重要で、政治家の方々もこのような部分に焦点を当てていき、若者の関心を引くことが必要になってくると考えるそうだ。

 私もクラブチームは他地域の仲間など、新しい繋がりもできるので、充実していけば、子ども達の視野、将来の選択肢が広がるのではないかと考えている。

8. 最後に


 このように、自分達の将来や子ども達の未来について、しっかりと考えている若者もいる。若者が選挙や政治に全く興味がないと言うことは間違っていると言うことを再確認してほしい。

私たちもこれから、より良い未来に向けての第1歩、きっかけとして、夢に向かう全国のクラブチーム、サークル、学生団体について皆様に広め、知っていただく機会を作っていきます!そのなかで、皆様と一緒に応援していければと思っていますので、ご協力よろしくお願い致します。

望縁響 海老原

 9. 参考


↓選挙week Instagram
https://www.instagram.com/vote_for_kitaq?igsh=MWNpdHprNmN0cDl2aA==

↓望縁響 Instagram
https://www.instagram.com/__volunteeer1128a?igsh=MWdwNnN0cXJ3NngzMA%3D%3D&utm_source=qr


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是非、皆さまからのご支援を宜しくお願いします。


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