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2023、ライブ納めをした
まだまだ暑いと感じる異様な11月、私は気の早い今年のライブ納めをした。
その最高な余韻から抜け出さないように、音楽を流さずノイキャンだけしたイヤホンを耳にさして帰りの電車でこれを綴っている。
年が明ければ早々に就活が始まる。
まだまだ行きたいライブはたくさんあるけれど、ぐっと我慢して精進すると決めた。
だからこそ今年は過去1の本数ライブに行った。
2023.11.08
今年のライブ納めは愛すべきw.o.d.のワンマン。
ワンマン、最高な響き。
名古屋でのワンマンは最近なかったから何気に初めてで、このフロアの人はみんな彼らの音楽を聴きに来ている同志だと思うと嬉しかった。
ELLのステージ背面の多すぎる照明とその独特な配置のせいでバックドロップは掲げられていなかったけれど、照明が綺麗で世界観が増すこのライブハウスの魅力も溢れててすごくよかった。
もう全部が良すぎて大好きな曲全部やってくれて、でもアガりすぎてセトリなんか覚えていないし何の曲をやったのかも全部曖昧。
拳を上げて体全部で音を浴びて、その瞬間を全力で味わった。
よかった本当によかった、今年のライブ納めに相応しかった。
爆音すぎてもはや音割れしてるケンさんのベースに、いつも必死な顔して叩いてるもとよしくん。
そして自分のカッコ良いを貫き続けて、最高な歌を届けてくれるサイトウさん。
私に最高な納めを迎えさせてくれてありがとう。
モーサムとのツーマンで不快な思いをした原因のおばさんがなんと斜め前にいたけれど、間にいたカップルのおかげで視界から消せた。
ありがとうカップルよ、でもライブハウスでそんなにいちゃいちゃしないほうが良いよ。
終演後火のつかないライターにやきもきしていた私にライターを貸してくれたお兄さん、その優しさが更に良いライブ納めにしてくれましたありがとうございます。
今年はストレスと疲労の自覚症状のない蓄積で自律神経が乱れてた時にライブへ行きすぎて音響外傷になったのだけれど、それが爆音のw.o.d.で再発しないかと構えていたが無事耳も何ともなさそう。
帰り道の冷えた空気も最高においしくてむしろ健康になった気がしてしまう。
ライブハウスにバンドに生かされているし無くなったらもはや生きている意味がわからないと言っているけれど、これはもちろん精神論であってリアルな話ではない。
バンドを組むどころか楽器はやらないし、ライブハウスでバイトもしていなければオーナーになりたいと言う気持ちなんてさらさらない。
生きるのに必要な気力はいただいているけれど、お金は払っている立場。
生きるのに必要である現実的なモノをこれからの人生で手にしていくために、ライブハウスから一旦足を洗う。
擬似表現の春を迎えたらまたすぐに戻ってくる。
それまで幾つもの最高なライブが開催されることは目に見えていて悔しいけれど、晴れて戻って来た時が私にとっての最高のライブになると信じて。