アニメ|妖怪アパートの幽雅な日常を観て|夏休みの読書?感想文
昨日は休みだったので、ネットフリックスでアニメを探していたら、おススメにでてきたので「妖怪アパートの幽雅な日常」を観てみた。
結果からいうと、すごい良いアニメでした。面白かったというか、良かった!という感じで、話の中に「人生とは?」という投げかけがたくさんあり、でてくる人物たちがそれぞれの価値観でそれを言葉だったり、行動で現わしていく。
その中でも、後半に出てくる女教師。最初は、「なんてうざい奴だ!!!」としか思わなかったが、彼女が本当に色々なことを教えてくれる。
若干のネタバレになるのだけれども、本人がよかれと思っている「優しさ」が、自分の価値観を押し付けて人を信用していない優しさだという。これを色々な立場で説明されていたり、けどその「優しさ」で救われる人もいるというシーンもある。
このアニメにはそういう人それぞれの正義があって、それが必ずしも正しくはないけど、ひとそれぞれ役割があって、縁(アニメ内ではエニシ)で巡り合うようになっている。そして、どれだけ最善を尽くしても救えないものもある、という表現が多く出てくる。
笑ったり、無双したりするようなアニメではないけれど、とても心に残るアニメだった。
トップ画お借りしました
井手あぐり ide_aggy さん
有難うございます。
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