Sales Cloud コンサルタント試験 「不」合格体験記
みなさんこんばんは。
いえ、最初のエントリー記事になるので、はじめましてと言えばいいでしょうか。
この度、Salesforce社が行っている認定試験、Sales Cloud コンサルタントに、見事「不合格」したことを最初の記事にさせていただきます。
なぜ不合格の体験記を書こうとしたのか
こちらの記事にもありますとおり、ネットに落ちている試験の体験談は、だいたい「合格体験記」です。
理由はなんとなくわかります。
試験に落ちたときの振り返りは痛みを伴います。それをわざわざネットに上げたくなる物好きな人は、それほどいないからでしょう。
ただ、もしこの試験や他のSalesforce認定試験、いえ他のベンダー構わないですが、大事な試験に落ちた直後は、相当凹むものです。
自分は単に凹むぶつぶつ悪態をついていました(インプットが不十分な自分には矢印を向けずに)
そんなときにふと思ったのが、不合格の体験記を読むことで、「あ、他にも試験を落ちて凹んだり世を儚んだりしている人がいるのだな」と少しほっとできればいいと思い、書くことにしました。不幸の共有も少し心地良いですものね。
Salesforce認定Sales Cloudコンサルタント試験とは
ベンダー主催の資格試験を何度も受けていらっしゃる方には耳タコレベルの常識ですが、まずは試験内容の確認が重要になります。
受験ガイドを見てみましょう。
以下、引用。
「Salesforce 認定 Sales Cloud コンサルタントは、お客様のビジネス要件を満たし、保守可能で拡張性があり、お客様の長期にわたる成功に貢献する Sales Cloud ソリューションの設計および実装 を成功させることができます。」
「特に Sales Cloud を得意とし、クラウドコンピューティング実装コンサルタントとして専門知識を発揮したい方に向いています。」
「Salesforce 認定 Sales Cloud コンサルタントは、Salesforce の使用、セールスプロセスとの連携、ビジネスソリューション開発などの経験を 1 年以上積んでいる必要があります。」
まあよくわかりませんが、要するにSales Cloudのコンサルティングの実務経験や知識というより、Sales Cloudの運用・開発知識が問われる、とざっくりまとめておきます。ざっくりとしかまとめられないから落ちるんだよ。
試験そのものの条件などは、以下のとおりとなります。
内容: 多肢選択/複数選択方式の 60 問
試験の所要時間: 105 分
合格点: 68%
受験料: 20,000 円(税抜)
前提条件: Salesforce 認定アドミニストレーター資格
注目していただきたのは、合格最低点が68%(70%-1問だと思ってください)とSalesforceの認定試験としては高めに設定されていることと、アドミニストレーター資格を持っていないと受けられない、という2点です。
特に前者は正しく、今回私が落ちた理由に直接繋がってきています。
今回の受験結果
落ちるまでの経緯は普通に勉強していた(と当時は思っていた)だけなので、割愛します。
勉強方法は次回、気が向いたら書きます。
落ちたことは最初からバレバレなので、試験結果のメールから自分でまとめてみました。
メールにはそれぞれの項目における正答率が書かれており、受験ガイドにある配点比率から、だいたい何点取れたかが把握できるようになっています。
私はSalesforce社が蛇蝎のごとく嫌う Excelのシートでまとめています。
注)Salesforceが嫌っているのは業務管理をExcelのシートで行うことです。
端数をすべて足し合わせているので、Platformアプリケーションビルダーという認定試験(合格最低点が63点)でも1問か2問足らずで不合格なような気もしますが、自分を慰めるために「アップビルダーだったら受かってたなぁ」とボヤいていました。
実際としては、3か4問、合格には足りないという結果でした。
重要なのは落ちた後
偉大なる先輩TrAIlblazer(Salesforce界隈では「改善意欲の高い先駆者」的な意味で使われる単語です) でもある本橋孝昭さんもおっしゃっています。
試験に落ちたときは直後に対策するべし、と。
得点率の表に背景が黄色になっているところがありますが、あれが私の考えた「弱点項目」です。
そこを即勉強し直して、得点項目の内容を忘れないうちに受ければ、次は合格できるのではないかと、考え直しました。それでも受験当日は寝る直前までボヤいていましたが。
以上、「不」合格体験記でした。
次回は2度目の受験結果になります。
今回は書かなかった勉強方法についても触れていきたいと思います。