【二度目の正直】Salesforce認定Sales Cloud コンサルタント合格体験記【たぶんWinter24】
はじめに
2023年12月8日、2度目のチャレンジの結果、Salesforce認定Sales Cloudコンサルタント試験に無事合格しました❢👏🎉
おめでとう俺、おめでとう自分。私はエウレカセブンが大好きです。
「2度目」とありますように、一度目は無惨にも不合格とあいなりました。
まだその時の不合格体験記をお読みでない方は、先にそのときの記事を読むと、若干スムーズにこの記事を読み進められるかと思います。
捲土重来に向けて
~勉強方法について~
不合格体験記のラストに書いたとおり、6割は正答していたことを鑑みて
点数の伸びなかった項目をインプットの集中砲火ターゲットにする
得点が取れた項目は忘れないようアウトプットを短時間集中で行う
という方針で学習を進めることにしました。
インプットは、基本的には皆さんご存知のTrailheadから有効と思われるTrailmixを探し出して、知識の習得を目指します。
Sales Cloudコンサルタント対策のTrailmixはいっぱいあるので、どれに選択するべきか迷ってしまうかもしれません。
自分としてはSalesforce認定試験ヒエラルキーのトップにいらっしゃるCTA(Certified Technical Architect、2023年12月現在日本で19名しか認定されていません)の宮本隆人さん作成のものが一番試験対策として適していた、と感じています。
読み物リンクが無いのが、ポイント高かったです。
完全に余談となりますが、宮本さんとCTAについては、Salesforce社が記事にされているので、興味を持たれた方は読まれるのもいいかと思います。
方針にも書きましたとおり、2度目の受験に際してはTrailmixの進捗100%クリアは目指さず、あくまで弱点分野の復習・再履修用に使いました。
さて、問題はアウトプットです。
知識の定着確認に加え、Salesforce認定試験ではよくある英語直訳や訳文ミスの問題に慣れるための問題演習が必要なのですが…
結論から言います。QUIZLETを使いました。
https://quizlet.com/jp/749899064/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0exam-sc-flash-cards/
いわゆる「過去問」を謳っている記事やページもあるにはあるのですが、どこまで信用できるのかわからないので、Quizlet にある日本語のカードを繰り返し行っていました。回答から先に出るカードのところもちょいちょいありまして、最後までその直し方がわかりませんでした。
わからないところ、不十分に感じたところはSalesforce公式ページを中心に調べ直しました。
「Sales Cloudの基本」ヘルプドキュメントページを参照することが多かったです。
ヘルプページを9割方暗記すればほぼ合格ですが、たぶんそこまでできている人はほとんどいないかと思います。私も全然そこまではできませんでした。
あと、すべての類似問題に言えるのですが、正解と書いているものを鵜呑みには絶対にしないでください。
平然と誤答を選ぶケースはかなりあります。
わからないところは、必ず公式資料なりで調べて「裏」を取りましょう。
大人になっても詰め込みラストスパート
~当日受験前の心得~
自分はこのSales Cloudコンサルタントで、Salesforceの認定試験は都合5種類に合格していますが、合格したすべての受験日に上記作業、特にアウトプットに関しては、試験会場に入る直前までずっと続けていました。
そのため、いつも午後半休を取って最後の詰め込みを行い、試験開始は15時から16時あたりの遅い時間に設定するようにしています。
だいたいの試験では当日になっても自信がついて気楽に会場には向かえないものです。(ここは個人差もあるとは思いますが)
自信なしで臨むにしても、最後の数時間は最終確認を集中して行うことで、少なくとも当日はやり切ったと思えるようにしています。
それと、最初に合格した認定アドミニストレーターのときに、受験直前に見直した組織設定関連の問題が出題されたことも、この詰め込み作業が必要なルーティーンだと信じる要因になっています。
このことは今後書く予定の認定アドミニストレーター受験体験記でも再度触れようと思います。
また、この試験に限らないのですが、試験開始前15分に会場に到着できるよう、詰め込み勉強は会場のすぐ近くにしたほうがいいと思います。
一度、試験開始30分前に会場最寄駅に着くようなプランにしていたら電車で遅延が発生してめちゃくちゃ焦ったことがありましたので。
落ちないこと諦めないこと逃げ出さないこと
~試験中の心構え~
そして15時から試験スタート。
苦手分野を潰しに潰した勉強の成果が発揮される、かと思っていたのですが、最初の5問中2問が自信無しの状態に。このままだと正答率6割ペース、つまり落ちてしまいます。
過去のSalesforce関連試験でここまで序盤から自信を持てなかったのは、最初に受験したアドミニストレーターのとき以来でした。(もちろん、その時も不合格になりました)
そんな悪い記憶を思い出し自信喪失しかけましたが、まだ55問残っていると自分を奮い立たせて解答再開。やや自信を持った解答が続いたときは解答後に深呼吸をしたり、2択で迷ってなかなか選択できないときは配られた白紙にそれぞれの選択肢のプラスマイナスを書いてとりあえず片一方を選ぶなどして、60分近く残して60問の解答選択を終えました。
まだ自信を持てる状況でなかったことと時間がだいぶ余ったことから、それまでやったことのない全問見直しを行いました。
中には問題文を読み直すことで条件を汲み取れていなかったことから選択を誤りかけていたものを発見することなどもあり、4問ほど解答を変更しました。
見直したあとも、解答中に*マークを付けた問題(解答選択の下にあるチェックボックスをつけるとマークが付き、最終確認の際にどこで迷ったかわかるようにすることができるのです)をもう一度だけ再確認しました。
ここまでやっても受かる自信はなかったですが、前回受験と比べて試験中にできることは全部やったと思い、えいやと「送信」ボタンをクリックしました。そして…
(記事冒頭に戻ります)
以下のリンクはSalesforce社の出している認定試験受験にあたっての注意点の記事です。全部が正しいとは微塵も思っていませんが、ひょっとしたら参考になるところもあるかもしれません。
自分は試験中、運良くその8を自分で行っていました。
もうちょっとだけあるんぢゃよ
~合格後反省会について~
「よっしゃ、あの手応えで受かった」
と会場では内心ガッツポーズしまくっていましたが、会場を出たあとで「あの手応えで?そのまま放置していいの??」という疑念が自分に対して向けられました。
そこで急遽、会場近くのコーヒーショップでPCを開いて正答率を確認したところ…
端数を全部加算している計算なので、ほぼ間違いなく合格最低点(68点)でした。
しかも、最初の項目では正答率5割を下回る結果に。この項目順に出題されていたとするならば、序盤で自信喪失も納得の結果です。
そのあとコーヒーショップで1時間ほどセールスプラクティスや実装戦略の復習をしましたとさ。
まあ、受かったのでオールオッケーです。(気持ちとしては)
次回予告
これにてSales Cloudコンサルタント試験のお話は終了となりますが、次回からは私もお世話になっている Pathfinder プログラムに深く関係するSalesforce認定試験の(実質)登竜門、認定アドミニストレーター試験について触れていきます。アソシエイト試験?知らない子だねぇ。
とはいえ、組織設定がどうとかService Cloudがどうとか権限がどうとかフローがどうとかいう話ではなく、Trailheadを使わなかった人間がどうやって2度目の受験で合格に至ったのかを書いていこうと思っています。
勉強開始が23年1月(Certification Days受講は22年11月)、合格が同3月と、結構前の話なので、だいぶ忘れているところもあると思いますが。
それでは次回も宜しくお願いします。