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Inventor iLogic / 異なるモデル間でビューを同期する

異なるモデル間でビューを同期したい(見える向きを同じにする)ときはありませんか?例えば、スケルトンモデルとそのアセンブリモデルです。同じモデル内であれば、ビューリプレゼンテーションという機能を使うことができますが、異なるモデル間だと使えません。

iLogic の機能で、ウイザードというのがあります。よく使うルールの作成を手助けするものです。例えば、「パラメータの制限」を使うと、パラメータがある値の範囲にあるかどうかを確認するルールを簡単に作ることができます。

今回紹介するのは、ウイザードにある「現在のビューを取り込む」です。この機能を使うと、現在見ているビューを再現できるルールを生成してくれます。

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ポイントは、「現在のビューを取り込む」で作成したルールを外部ルールにすることです。外部ルールにしておけば、モデルが変わってもルールを実行できます。(外部ルールなので)

言葉で説明するよりもわかりやすいので、動画を作成しました。

InventorVb.SetViewCamera(ViewCameraOption.SetExtents, _
	New Double() {-25.406291744581942, 49.714103650092326, 90.407800475594584 }, _
	New Double() {4.7635086325923819, 19.544303272917979, 60.2380000984202 }, _
	New Double() {0.408248290463863, -0.40824829046386313, 0.81649658092772592 }, _
	New Double() {25.069154376607738, 33.453757039457066 })

iLogic のコードですが、現在のビューをマトリクスにしたものをSetViewCamera というAPIを使って再現する、というシンプルなものです。

操作説明用の動画を作るとき、一連の操作を再現するときに、同じビューに戻りたい時があります。そんな時、この機能をよく使いました。


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