メール環境の移行
リタイヤ後の作業の一つに、メール環境の移行・構築がある。これまでは、会社のメールアドレスをメインに使っていた。メールは一元的に管理するのが便利なので、個人的な事(例えば、旅行会社の会員登録)でも会社のメールアドレスで登録をしていた。会社を辞めたので、そのメールアドレスは使えなくなる。以下はその移行作業の顛末だ。
microsoft365 のサブスクリプションに入ったので、当然、ツールはOutlook。会社でもOffice製品を使っていたので、問題なく移行できると思っていた。
まず、以前から持っていた @nifty.ne.jp というドメイン名のメールアドレスで構築してみたところ、大変に使い勝手が悪いことが判明した。Outlook上でルールを作って受信したメールをフォルダ分けしたのはよいが、このフォルダの内容をクラウド上で確認出来ないことに後から気が付いた。Exchange Server みたいにカレンダーや住所録も一緒に管理できるものと思い込んでいたのが間違いだった。パソコン通信の時代に取得したアドレスで愛着があったのだが、時代に取り残されていたようだ。
仕方がないので、今回作成したMicrosoftアカウントで一元管理することにした。こちらは、@outlook.jp なのでフォルダ分けした内容もクラウド上で確認できる。Good!
悩ましいのは、どうやってメールを整理するかだ。Outlook の振る舞いを確認しながら、ぼちぼちやっていくこととしよう。
### その後、試行錯誤を続けている。###
メールアドレスごとにメールボックスができるのは使い勝手が悪いので、@nifty.ne.jp のメールサーバ側で、@outlook.jp にすべて転送する様にした。こうすると、異なるメールアドレスでも同じメールボックスの受信トレイに入る。ひとつの受信トレイだけ確認すればよいのでメールチェックの効率がよい。
予定表も連絡先もタスクリストも全て @outlook.jp のメールボックスに一元化。
いろいろな会社のWebサービスも @nifty.ne.jp から @outlook.jp にメールアドレスを変更、ついでパスワードも更新。
これで使い勝手が随分と良くなった。