Inventor Add-In をもっと簡単に作成する方法
Inventor API を使ってカスタマイズをしている方向けに、Inventor Add-In の作成方法を紹介する記事を、AKN (Autodesk Knowledge Network) に投稿しました。
元ネタは、Autodesk University 2018 での講演で紹介された方法で、今回、英語の資料を翻訳しました。
Inventor で Add-Inを作るときに大変なのは、リボンメニュー上にプログラムを実行するためのボタンを必ず用意しなければいけない事です。この方法を使うとそれが簡単にできます。
Inventor API とVisual Studio の基本的な知識は必要ですが、Inventor APIに関心のある方は是非チェックしてみてください。
※ 2023/10/06 追記
オートデスク社のAKN (Autodesk Knowledge Network) に投稿した記事がページごと消えてしまったので、こちらに元ファイルを載せておきます。
この方法では、Inventorのコマンドと同じ、実行部とUI部(リボンメニュー)の両方を作成しています。Inventorの起動ですぐに使えるのは便利ですが、開発、デバッグ、実装がその分面倒。特に、DLLを決まった場所に置いておくためのインストーラも用意しないといけません。
最近では、UIをiLogic側で作るようにしているので、この方法は使っていません。DLLを用意し、iLogicのルールでプログラムを実行するやり方にしている。この方法であれば、UI(リボンメニュー)を作りこ手間が不要になり、また、DLLの置き場所もiLogicのルールで指定できるので、実装時の負担が相当に減少しました。
iLogic用のアドインの作成方法について知りたい方は、 yoji420186@gmail.com まで、ご連絡ください。