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#58 お彼岸てナニ?

今日9/25は彼岸明けです。
ところで、お彼岸て何?
という話を書きます。



お彼岸と言えば

お彼岸というと、何を思い浮かべますか?

お墓参りとか、
「暑さ寒さも彼岸まで」(これ当たってる!)とか、
スーパーの店頭に並んだおはぎとか。

でも、そもそも「お彼岸」て何なの?

いつ?

春分の日(3月)と秋分の日(9月)の
前後3日を含めた、7日間を言います。

年によって、春分の日・秋分の日は変わります。


「彼岸」の意味

彼岸とは、さとりの世界。
「あの世」と似たようなイメージです。

彼岸に対して、
私たちがいる迷いの世界を此岸(しがん)と言います。


太陽が沈む方向

さとりの世界と、
春分・秋分の日がどう関係するのか?

ヒントは、春分・秋分の日に太陽が沈む方向です。
当たり前ですが、太陽は東から昇って西に沈みます。
ただ、いつも真西ではなく、少しズレます
(私もウル覚えですが、小学校の理科で習うはず)。

春分・秋分の日は太陽が真西に沈む。
つまり、西がどの方角か、分かりやすいのです。

西を拝む

西には何があるかというと?

極楽浄土です。
西方極楽浄土と言って、
西の方角に阿弥陀如来(あみだにょらい)がつくられた
極楽浄土があります。

太陽が沈むのを見て、
極楽浄土を思い浮かべるのです。


先祖崇拝

以上が、仏教での彼岸の意味です。

ここに日本古来の先祖崇拝が重なって、
「お彼岸はお墓参り」など
ご先祖さまをしのぶ日とされます。

極楽浄土へ思いをはせ、ご先祖さまを偲ぶ。
それが、お彼岸として親しまれています。



今日は、お彼岸について書きました。
豆知識として覚えて下さると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な1日をお過ごしください。



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