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#62 あえて「何も言わない」思いやり

小3次男の行動から
「何も言わないのも一つの思いやり」
だと気付かされた話を書きます。


不登校の友達

夏休み明け頃から学校に来ていない次男の友達がいます。
「〇〇くん、最近休んでるねん」
と聞いていたので、私も気になっていました。

昨日、次男と近所を歩いていたら、偶然その彼に出会いました。
そのときの次男の対応に
「成長したなぁ」と感動したのです。

友達に対して、
「最近学校来てないの、どうしたん?」とか、
「元気なくせに、なんで休んでるん?」とか
余計なことを一切言わない。
何も変わらない、いつも通りの会話していました。

実際は、友達の気持ちを思いやってるのではなく、
何も考えていないだけなのかもしれません。

けれど、小3男子に、
こんなに友達を思いやる心があるのだと
感心してしまいました。


何も言わない優しさ

落ち込んでいる相手に声をかけるのも優しさ。
だけど、何も言わないっていうのも優しさだと思う。

私自身、うまくいかないとき、
いつも通りに接してくれる家族や友人に救われた経験が何度もあります。

逆に、「もっと頑張らな」「大丈夫やって」
という励ましたつもりの言葉が、
実は相手の負担になることがある。

ついつい子どもたちに言い過ぎてしまう私への戒めとして、
何も言わない思いやりに気付かされたお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な1日をお過ごしください。




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