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漫画アプリのUIを勝手に考察してみた
こんにちは、SEVEN DEXでインターンをやっている臼井(@_ynyn_1556_)です!
毎日毎日、猛暑が続いていますが、みなさんお体は大丈夫でしょうか?
私はダメです。暑くて死にそうです。
こうも暑くて外に出られないと、家でできる趣味が捗りますね。
私は家でできることの中では特に漫画を読むのがとても大好きなのですが、ふと気づきました。
漫画アプリ入れすぎじゃない...??
確かに良さそうな漫画を広告で見つけるたびにアプリを入れてましたが、こんなに多かったとは....自分でも驚きです......
しかしながら、こんなに同じサービスのアプリを並行して使うことってなかなかないですよね。
UIデザイナーの端くれとして、これは同じサービスのUIを比較・考察するめちゃめちゃいい機会では!?と思ったので、比較・考察してみました。
比べるアプリは、あの大量の漫画アプリの中でも特に使用頻度の高いこの3つ。
毎日のように使ってるアプリたちですが、まじまじとUIを意識したことはないので、どのようなことがわかるのか楽しみです!
●検索ボタンの見つけやすさを比較
まず初めに、検索ボタンの見つけやすさを比較してみます。
私はたいてい広告の漫画が面白そうだという理由で、広告からアプリをダウンロードします。
ダウンロードしたらすぐにその作品を読みたいので、ホームからすぐに検索ボタンを見つけられるようになっているのではないか、というのが私の仮説です。
ゼブラック・・・かなり見辛い。絵に埋もれてしまっている
Palcy・・・検索タブがあるのでアクセスしやすい!
マンガMee・・・絵には被ってないけど、絵のインパクトに負け気味
仮説通りすぐ検索ボタンを見つけられるものもありますが、めちゃくちゃ見づらいのもあって、かなり二極化していますね。
仮説の段階では、検索ボタンへのアクセスしやすさ大切でしょ!と思ってましたが、あまり重要視していないアプリもあるんだなと気づかされました。
初回は検索ボタンの見つけやすさが重要ですが、常に使うようになるとあまり使わなくなるから、重要視されてないのかもしれません。
タブにするほどではないけど、見つけやすい位置にある。ぐらいがちょうど良いかもしれませんね。
●いつも読む作品へのアクセスしやすさを比較
次に、いつも読む作品へアクセスしやすいかを比較していきます。
気に入った作品は、毎週欠かさず読みたくなるもの。
そのため、いつも読んでる作品にどれだけ簡単にアクセスできるかどうかは、長期的なアプリの使いやすさとしてとても重要になります。
ゼブラック
・本棚のトップは閲覧履歴
・お気に入りはスワイプしないと見れない
・作品ごとに通知設定が可能(デフォルトはオン)
・本棚タブとして独立している
Palcy
・更新が新しい順
・上から下までびっちりと作品が並ぶので、一覧できる数はいちばん多い
・無料話の未読と有料話の未読を分けて表示
・フォロータブとして独立している
マンガMee
・チケットが配布された時期が古い物が上に来ている
・作品ごとに通知設定が可能(デフォルトはオフ)
・マイページの中に含まれている
どのアプリも"お気に入り"や"フォロー"など、特定の作品をリストアップする機能がついています。
そのため、大体はお気に入りの作品が一覧できるようになっています。
しかしフォローの機能があるのにもかかわらず、ゼブラックは本棚のトップが閲覧履歴になっているのが特徴的でした。
何より、今回このように考察するまで全くそのことに気付いていなかったことがいちばんの驚きでした!
閲覧履歴を見ればいつも読んでる作品があるため、むしろゼブラックではいつも読んでる作品をお気に入り登録してなかったです...笑
Meeでは、"お気に入りに入れてるけど読んでない作品"が上位に表示されて邪魔だったので、むしろ閲覧履歴システムの方が便利かも!というのは新しい気づきでした。
●ランキングで好みの作品を見つけやすいかどうかで比較
最後に、ランキングから好みの作品を見つけやすいかどうかを比較していきたいと思います。
作品の新規開拓をする時、私は結構ランキングの上位から選びがちです。
みんなが読んでるなら面白いんだろうなぁという心理が働いてしまうんだと思います...笑
ゼブラック・・・少年/少女などのシンプルな4カテゴリ
Palcy・・・4カテゴリ分けだが、総合に注目と週間があるなど少し複雑
マンガMee・・・ジャンルごとにランキングがあり、計13カテゴリ
ゼブラックやPalcyはカテゴリを4つに絞ることで、スッキリとした印象を与えています。
特に、ゼブラックは少年/少女/青年/女性とランキングを分けることで、子供向け作品と大人向け作品が同一ランキングに入らないようゾーニングをおこなっています。
Meeは逆にランキングが13種類もあり、ジャンルに分けられていました。
数は多いですが、そのぶん恋愛カテゴリやファンタジーカテゴリなど作品の雰囲気によってランキングが分けられているので、自分の好みの作品を探しやすそうです。
また、Meeだけはランキングをタブで独立させてアクセスしやすいようにしているので、ランキングを重要視しているのかもしれません。
今回は、自分が使っている漫画アプリに焦点を当てて、UIの比較・考察を行いました。
いつも使ってるアプリなのに、知らなかった発見がたくさん出てきてとても面白かったです!
漫画アプリ以外でも、同じサービスを提供しているアプリを何個か集めてしばらく使ってみたあとに、今回のように考察したら多くの興味深い発見が見つかりそうだなと思いました。
皆さんもぜひ、チャレンジしてみてください!
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