さっき見た夢

森の中にある知らないサッカーコートで友達とサッカーをしていた。霧の深い朝、寒かった気がする。誰かが思いっきりシュートを外して、ボールが柵を乗り越えてどこかへ消えていった。自分が代表してボールを探しに森の奥へ入っていくと、思いの外すんなりボールは見つかったんだけど、その先にポツンと一軒、焼き菓子屋があった。へえ、こんな辺鄙なところに、と思いながらも、雰囲気がとても素敵で、入ってみることにした。店主が優しく迎え入れてくれた。顔は覚えていないけれど、綺麗な人だったことは覚えている。この人が一人でこのお店をやっていること、この人が作る焼き菓子はとても美味しくて人気だということが、何故か分かった。「素敵なお店ですね」「ありがとうございます」「僕、焼き菓子好きなんです」「そうなんですね」「ここにあるもの、いくつか買ってもいいですか?」「いつもは10時にお店を開けるからまだなんですけど、特別に、いいですよ」「ありがとうございます、僕ちょっとこのサッカーボールをいますぐ持って帰らないといけなくて、お金も持ってないので、一度戻って、8時頃にまた来ます」「分かりました、それではまた」

こんな夢を見ました。

おしまい

よろしければ