最終学年企画~理系~
この企画では、今季ラストシーズンを迎える4年生が4チームに分かれ、各テーマごとに語り尽くしていきます!!
最終回は「理系編」です。
理系だからこそ語れる別分野での活躍。4年間理系と部活を両立した3人の活動の原動力とは?
是非ご一読ください!
左から順に紹介しています。
小林周太(三条)
理工学部・数物・電子情報系学科
藤間柊太郎(鎌倉)
都市科学部・環境リスク共生学科
上杉歩己(日大藤沢)
理工学部・化学生命系学科
研究内容は?
―中間発表直後と聞きましたが、現在の研究内容についてお聞かせください!
小林:俺は、粒子作ってそこに磁場をかけた時の反応を研究してます。
上杉:それさ~、だれにでもわかるようにすることは無理なの?笑
―タイトルをお願いします!
小林:「テクホウガンマンガンジンカフェライト磁気ナノ微粒子~」
全員:おおお~!わからなすぎる。
小林:物理系だけど、化学も生物もって感じで、研究室自体は楽しい!1日8時間ぐらい研究するのが普通みたいだから、ほんと昼から夜まで永遠です!
ー乗り切る秘訣はありますか?
小林:夜にみんなで○○をすることです。
―詳細は小林まで笑
―柊太郎さんどうですか?
藤間:俺は、理工学部じゃないからそんなに忙しくない。理系の分野のうちの生態系を扱っているから。そこで「都市部におけるトカゲ類の生息について」調べてます!
全員:トカゲ????
藤間:東京の都市部では、トカゲが準絶滅危惧種になってて、どんな緑地がいいの研究してます。
―なんか研究の成果はありましたか?
藤間:今、ひたすら公園を歩き回ってトカゲを探している最中!笑
上杉:グラウンドにもいるよね!
藤間:そう!グラウンドの脇道にめっちゃいるんよ。
小林:柊太郎もう職業病みたいに、トカゲ見つけると「あ、トカゲ」って言うもんね。
藤間:そう!歩いてたら音がした瞬間叫んじゃう!
―歩己さんどうですか?
上杉:俺は、がん治療の治療に使う放射線を人の体やマウスでやるのって生態的に悪影響で、放射線がどこまで届いているのかを見る「ゲル(ゼリーみたいなやつ)」を作ってる!それで、どこまで当てたのか可視化するっていう研究をやっています。
全員:すご!
上杉:まだ研究している所が少なくて、先進的かな。
藤間:トカゲがかすんじゃう!
―ではでは、卒論も順調に進みそうですか?
小林:そうね、冬に本格的に始まるけど、部活が最長になる(26日のプレーオフに勝利すると11月後半まで続きます)と結構やばいよね。
藤間:うん。データ取りつつ、研究もしつつ、部活もやりつつってなるね。
小林:できるかできないかじゃなくてやるしかないね!
藤間:え!かっこいい!そうね、やるしかないね。
入部の決め手は?
―ではでは、サッカー面をお聞きしていきたいと思います。入部の決め手は何ですか?
上杉:理由とかなかった
全員:うんうん
藤間:大学でも当たり前にサッカーを続けると思っていたから。けど、朝練が早いって聞いたときは、ちょっと考えたね笑
上杉:サッカーやりたいのはあったけど、サークルって選択はなかったかな。
理系との両立の難しさは?
―1.2年が忙しすぎると理系は聞きますが、実際どうでしたか。
小林:1年の時は、やばすぎた。めっちゃ遅くまでレポート書いて朝練ってのが普通だった。
上杉:テスト期間は2日間ぐらい寝ずに仮眠で過ごすって感じだよね。
全員:そうそう
小林:1年がほんときつくて、今もめっちゃ忙しいって感じかな。2年はオンラインだったから楽だったかな。
上杉:3年が楽だから、そのきつさを忘れてた時に今いるって感じ!
藤間:俺は、2春がめっちゃきつかった。
上杉:俺は、絶対1年かな。バイトも始めたばっかりで、シフトをいつ出していいかわからないし、免許もとってたから、多忙だった。
全員:今思うと1年生が忙しかった。
高校と大学の「理系」の違いってありますか?
小林:めっちゃ専門的になるってことかな。
上杉:物理・化学・生物・地学の括りでは大きすぎるよね。
全員:たしかに!
小林:物理の中でも、力学とか分野が枝分かれするもんね。
藤間:そう!狭く深くかな。俺も、生物の資料集の中では5-6ページの世界だからね。
―そんなに分野がある中で、やりたいことってどう決めていきましたか?
上杉:研究内容は研究室次第だから、研究室選びは結構重要!
小林:研究室で与えられたテーマを扱って自分の研究見つけていくからね。
藤間:俺は、研究室の先生との面談で爬虫類に興味があるってとこから派生していったから、学部ごとでも違いがあるかも。
上杉:研究室は希望が必ずしも通るわけではないから、自分のやりたい分野は絞っていた方がいいかもね!
院試と就活がある中で、自身の選択と根拠はなに?
小林:俺は、本当に就活を考えてなさ過ぎた。今思えば、ちょっとぐらいはやっとけばなって思う。
―就活と院の選択がずっとあった印象の柊太郎さんはどうですか?
藤間:結果、就職を選んだ。理由は簡単で、大学院に行ったとしても、学部卒と同じ事務系に進むだろうなって思ったからかな。理系での研究職をイメージできなかった。
上杉:あー、俺も似てるわ。もともと化学系でそのまま院に行くって思ってたけど、部活のみんなが就活やってるのを見て、自分のやりたいことに専門性いらないかもって思ったから就職を選んだ。
藤間:そうそう。周りがやってるからやり始めたら、なんか止まれなくなってた笑
上杉:わかるわかる。院って保険がある中で、行きたい業界も決まったからこそ選んだ感じかな。
藤間:院に進むかに関わらず、一旦学部生時代に就職だったり、自己分析だったりを考えてみる機会があったのはめっちゃよかった。
小林:うわ。なんもやってないわ。行ったらみんな就活の話しかしないから、知識は自然と得れた。
藤間:そうそう。ぶっちゃけ今だから言えるけど、あの雰囲気好きじゃなかった~
―ぜひ読んでいる理系学生も、みんなと一緒に進めてみるのもいいかもしれないです。
理系の友達作りの実態は?
―理系って、1人でいるイメージが多いのですが実際の交友関係ってどんな感じですか?
全員:いや絶対偏見入ってる~~~!
藤間:確かに4年になると個人でのことばっかりだけど。1.2年は普通に授業あるから、単位に関わってくる交友関係は結構大事。でも3年の理系はみんな一緒にいるイメージあるね~
―はい。3年生の理系は絶賛固まってます。見かけた際は、ぜひ声をかけてみてください。
小林:逆に俺たちの代は経済がめっちゃそうかも、固まりすぎてる!
藤間:サッカー部で理系が少なかった代だからこそ、学部の友達めっちゃできた気がするから逆によかった!
逆に文系に思うことは?
小林:単純に授業楽過ぎない?
全員:単位って一緒だよね。
小林:文系は、ちゃんと1コマで2単位じゃん。理系は3コマで2単位だから単純に拘束時間が長い。あと、1年生の時はレポート手書きだし…
上杉:研究室は卒研①が2単位、卒研②が3単位の年5単位だよね。ゼミで2単位だから~7単位は確保って感じかな。
小林:(近くに居合わせた経済学部の拓実さんに)ちなみに拓実週何日?
拓実:週ゼロ~~~~
全員:うわ!こんな感じて文系羨ましいです!笑
拓実:文系は、テストが絶対評価だったりするから、毎日行く必要はないな~
上杉:出席しなかったら授業ついていけないから、そうゆうのは結構羨ましいな!
横国を受験する受験生にメッセージ!
小林:横国に入ったら、理系と部活の両立はできる環境があると思います。
藤間:いい意味で部活もめっちゃ強豪ってわけでもないし、自分のやりたいことを取捨選択できる環境があると思います!
―なるほど、両立はしやすいぞ!ってことですね。横国の強みは何だと思いますか?
藤間:意外と横国って環境リスクとか理工学部とか理系において幅広い分野を網羅しているから、理系の高校生にとっては、受験する学部を選ぶことが、やりたいことは何かを考えるいい機会になると思う!
上杉:そうね、あと、駅から遠いから運動になります!
後輩へ伝えたいこと
藤間:俺らが入部した時より、雰囲気が良いなって思います。みんなうまいからこそ、謙虚に。自分たちが目指す関東レベルと比べるとまだまだだぞって意識するだけでも違うから、「謙虚さ」を大切にしてほしいです!
小林:勉強もしっかりやりつつ、頑張って!
藤間:誰でもいえるじゃん!
小林:そうね、「楽しんで」ってことかな勉強も部活も学生生活って最後だからこそ、後輩たちには何事も楽しんでほしいです!
上杉:忙しいを言い訳にせずに、部活を選んだ以上最後まで全力で取り組んでほしいなって思います!
ラストシーズンの抱負
―最後に、ラストシーズンの抱負をお願いします!
小林:「県リーグ(トップチーム)の試合に1試合でも多く出て活躍すること」「サタデーAで結果にこだわって勝負すること」
藤間:「関東昇格」負けると一生後悔するので最後まで戦い続けるのみです!
上杉:サタデーBは終わったけど、「サタデーAに絡むこと」
貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました。
理系だからこそ語れる別分野での活躍。
サッカー部での活動と多忙な理系学生を両立した3人の「できるかできないかじゃなくてやるしかない」という熱意が部活への原動力だったのでは??
最終学年企画は最終回となりましたが、今後の3人の活躍に期待です!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後とも、横浜国立大学体育会サッカー部への熱い声援をよろしくお願いします。
司会:山﨑裕星
編集:滝本起子
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