賞賛に値する 3年 田中友也
平素よりお世話になっております。今回のブログを務めさせていただく横浜国立大学経済学部3年、田中友也です。今年度は、広報課長として、より一層皆様の支援や理解を感じました。これからも魅力的な発信に努めていきますので、引き続きご注目いただけましたら幸いです。
さて、今回ブログを書くにあたり、同期の大半が「テーマが決まらない」と悩んだのではないでしょうか。「自分たちがテーマは自由が良いと言ったのだろう」と思っていましたが、いざ自分が執筆する立場になると、心から共感します。提出を呼びかけるために、あの手この手を使っている張本人が、実は1文字も書いていないと発覚したのは、記憶に新しいです。
テーマを決められずに、数日が過ぎた頃、ある一説が頭に浮かびました。それがタイトルにも採用した「賞賛に値する」です。頭が良さそうな文章に登場しがちなフレーズですが、私にとっては、高校時代に読んだ小説の一説です。(伊坂幸太郎著 「重力ピエロ」)この本を読んだことがある方には伝わると思うのですが、「心から賞賛したい気持ちを、照れ隠しに客観を装って表す」そんな素敵な言葉だと思っています。
要するに、「賞賛に値する」というかっこいい言い方で、チームへの愛を語りたいというわけです。
グラウンドに響き渡る左利きの先輩の咆哮。
賞賛に値する。
夕方のトレーニング室で、己と向き合っていた大エース。
賞賛に値する。
自身が辛い境遇にあっても、笑顔を絶やさなかった先輩。
賞賛に値する。
チームの中心で戦い続ける、ひねくれもの。
賞賛に値する。
Bチームの代表だと言い張って、トップチームで輝きを放つ選手。
賞賛に値する。
チームのことを考え続けるコーチ陣、運営の責務を果たす主務・都リーグ担当、自主練習や筋トレで高みを目指す姿勢、オフにもボールを蹴る部員、腐らず課題と向き合う選手、怪我と付き合いながら出場するキャプテン、チームの期待と共に飛ぶ9番。
全て、間違いなく、「賞賛に値する。」そう思います。
ここまで「賞賛に値する」という言葉と共に語ったことで、少し飽きが出てきました。最後は、本音と主観を乗せた言葉でチームを讃えたいと思います。
夏からの1か月を共に過ごしたBチーム。一か月であそこまで仕上がるとは思いませんでした。みんなの成長の中心で、一番成長できたと思います。
本当に最高だよ、もっと上のレベルでも戦えるよ、だからこそ最後勝ちたかった。
あらゆる面で、相棒だと感じさせてくれる同期。近藤のクロスや、練習でしか実現していない岩井との2トップ。ピッチ内外で関係の深い下出。金子を加えて、栗田のエピソードを脚色しまくる経済学部。挙げ始めたらきりがないのでこの辺にします。
サッカー続けて良かった。みんなと会うために、グラウンド行っているよ、最高だ。
それぞれの立場で重圧を跳ね除けている姿。緊張も含めて楽しもうとする姿。
世界一かっこいい。後姿から違う。最高すぎるよ。
どんな時も声をかけ続けてくれる先輩方。そんな姿を見て、自分もチームに何かを残したいと思い行動しました。
救われた、最高だった、カッコよかった。
ここらで締めたいと思います。
部員の最高にかっこいい姿を誇りに思っています。だからこそ結果で賞賛されて欲しい。
望んだ結果が得られるよう努めていきましょう。
それでも上手く行かなかったら、その時は、真面目な顔で「賞賛に値する」と讃えます。