「責任感」1年 神山洋輝
平素よりお世話になっております。理工学部機械工学EP所属1年神山洋輝です。
まず初めにSNS班でありながら提出期限に遅れてしまい申し訳ありません。サッカー以外では怠惰になってしまう僕の性格のせいでありますが、他の部員のブログを読みつつ、色々勉強になったことも多いので、今回は見逃してもらおうと思います。
早速ですが、1年生のテーマは「入部への思い」ということで、これに関してはすぐ思いつきました。シンプルに「楽しいことをしたい」と思ったからです。このブログを読んでくださる方の多くは僕の失敗について多く知っていると思います。現役時代、浪人時代含めて2回も志望校に落ち、後期でなんとかこの大学に入学しました。受験のことを話すと、同期で同い年のS君が傷をえぐってくるのでここまでにしますが、とにかく希望をもって入学式に臨んでいたわけではないのです。
そんな中、大学でサッカーを続けようと思ったのは、本当にそんな単純な理由です。すべて忘れて楽しいことをするのが最初の目標でした。
僕はサッカーが大好きです。
自分が中学3年生の時、文武両道を目標に持っていたことから、桐蔭学園高校に入学しました。強豪校と呼ばれる部活でサッカーをやるのはとてもきつく、何度も悔しい思いをしてとても苦しかったです。しかし、高校2年の冬、チームが全国大会の出場を決めた際にトップチームの練習に混ぜてもらったことがあり、あの質の高さで練習できることが嬉しくてたまらなかった記憶があります。そこから本気でやるサッカーの魅力に取り憑かれました。だからこそ、大学の“部活”に入りたいと思い、サッカーを続けようと思いました。しかし、その単純な思いが明確に“責任感”に変わった日があります。
2023年5月6日(土)関東大学サッカーリーグ戦東京都・神奈川1部第6節vs朝鮮大学校戦
この日は自分の大学サッカーのデビュー戦。5月に本入部を済ませてからの初の試合。先発で名前を呼ばれたとき、緊張でその後の話は全く耳に入ってきませんでした。クリーンシートで終わり、優勝チームから勝ち点1をもぎ取ったのは、結果だけ見ればよかったかもしれません。しかし、自分はこのデビュー戦を良いものであったと思えていません。あのピッチに立って、自分がどれほど先輩に助けられていたかを痛いほど痛感しました。明らかにGKの僕のカバーで疲弊しているDF陣、その分を全員でカバーしているのが後ろからよく伝わってきました。周りに助けられてばっかりのこの試合が終わって、自分の中で決意したことがあります。
もっと上手くなって、チームを勝たせる
単に楽しいという理由ではなく、自分がこのチームに貢献しなければならない。勝たせないといけない。といった責任感がこの日を境に生まれました。しかし、その後の試合で自分が先発出場した試合では、1度も勝利することが出来ませんでした。最終節の学習院戦はベンチから眺めることとなり、4年生の右京君の圧倒的なパフォーマンスを見て、自分に足りないものを痛感しました。その後最終的な順位を見たときは、自分の情けなさとチームへの申し訳なさで心がいっぱいになりました。
ただ、自分でこの感情を払拭する方法は痛いほどわかっています。それは、努力すること以外ないのです。自分が感じた責任感は、絶対に切らすつもりはありません。周りに支えてもらってばかりの僕ですが、この大学生活で、国大サッカー部を支えられる存在になれるよう、毎日成長します。それができて初めて、自分の感じた責任を全うできるのだと信じています。その成長過程も含めて、自分自身、そして国大サッカー部を応援していただけると幸いです。
拙い文章になってしましましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。また来年のブログではより一層成長した姿で書けるように努力します。
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