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「もう、おなかいっぱい」 4年 平井優吾
平素よりお世話になっております。
横浜国立大学教育学部4年の平井優吾です。
今回で4回目のブログとなりますが、何度経験してもブログを書くことを好きになれません。自分の文才のなさを痛感するからです。今回も自分なりに頑張って書いてみようと思うので、もしよかったら少しお付き合いください。
「楽しかった。けどもう戻りたくはない。」
僕の大学サッカーを振り返った時の率直な感想です。
もう経験したくないほど苦しいと感じることがたくさんありました。
毎日の朝練は起きるのが苦しかったです。ほかの大学生は夜遅くまで遊んで朝はゆっくり起きているのに、自分はなぜここまでして朝練に行っているのだろうと思うことは何度もありました。
他人から自分のプレーに対して評価されることも苦しかったです。本当に嫌いでした。毎月カテゴリーが発表されるたびにすぐにラインを確認し、他人と比較する。「あいつなんで俺よりも上のカテゴリーなんだよ」とか思うこともしばしば。そのたびに自分は他人の粗探しばっかりするつまらない人間だなと思い、どうしようもない気持ちでいっぱいでした。
これが僕の大学サッカーのリアルです。こんな苦しい思いはもうおなかいっぱいです。戻りたくなんかありません。
それでも最後まで頑張れたのは部活動にたくさんの「楽しい」瞬間が詰まっていたからだと思います。
ボールを思い通りに扱えた瞬間。
目いっぱい足を振りぬいてゴールネットを揺らす瞬間。
相手をぶち抜く瞬間。
試合に勝利してみんなで喜びを分かち合う瞬間。
これらは僕にとって何にも代えがたいくらい「楽しい」と思える瞬間でした。そしてこの瞬間を味わうために苦しい思いに耐えながら頑張ってきました。
サッカー部のみんなと会うことも「楽しい」瞬間でした。みんなで練習する、学食でご飯を食べる、みとちゃで馬鹿みたいにナンを食べまくる、筋トレする、たまには遊びに行ったりのみにいったりする。とても楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。
最後に。
僕の大学サッカーは残り1か月もありません。最後の最後まで不格好ながらも苦しみ、もがき続けてみます。
その先に「楽しい」瞬間があると信じて。
国大サッカー部 平井優吾