好きです 2年 神山洋輝
平素よりお世話になっております。来季、75期副主将を務めさせていただきます、神山洋輝と申します。
まず初めに日々私たちの活動を支えてくださるスポンサー様、保護者の方々、日頃のご支援に心より感謝申し上げます。歴史あるこの部活においてこのような役職を任せていただいたことを光栄に思う気持ちと共に、より一層部活動に貢献できるよう邁進してまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
まずは、東京都・神奈川県リーグ1部昇格、本当におめでとう。今年はたくさんの苦難がありましたが、ひとまず1年で復帰することが出来て安堵の気持ちでいっぱいです。
並びに、たくさんの応援ありがとうございました。わざわざ、私のブログを読んでくださる方々には今年1年たくさんのご支援をいただきました。重ね重ねになりますが、誠にありがとうございます。
正直に申し上げますと、1度ブログは書いたのですがあまりに内容が暗く、読み返す度に悲しくなるので、諦めて期限を大幅に超えた上でこのブログを書いています。「感動の超大作を書く。」などといった宣言をしてしまいましたが、そろそろ本当の期限が迫っているのでなんとか仕上げたいと思います。読み応えは全くと言っていいほど無いと思いますが、せめて部員には読んでいてほしいと思っています。
最近オフに入り、テストも終わり落ち着いた日々を過ごしていますが、僕はあまりに無趣味なので、することがなく困っています。ですが、Netflixとの出会いで廃人への道を突き進んでいます。何かお勧めがあれば教えてください。あるドラマを見ようと思ったのがきっかけなのですが、そのドラマのテーマは「初恋」でした。その話の中で、好きな人のために凄まじい努力をする主人公の描写がありました。人間というのはある種単純で、好きな人のためにならどこまでも頑張れるといった節があると思います。好きな人のために痩せようと頑張ったり、お化粧を頑張ってみたり、筋トレをしてみたり、勉強を頑張ってみたり。多分こんな経験をしたことはあるのではないでしょうか。
僕は、毎日この思いで頑張っています。
1年生のときはとにかく自分のプレーをだすことに必死だった。何が正解で何が不正解で、なにをすればいいのかわからず、とにかく必死にもがいていた。応援などあまり聞こえなかった。とにかく自分のことに必死で、まったく周りが見られなかった。今の4年生が好きではなかった。不満もたくさんあった。
2年生になり、後輩が出来た。責任感が増してより一層プレッシャーを感じるようになった。そんな中起こった、脳震盪。きっとあれが自分にとっての転機だったと思う。そこでリーグ戦のメンバーから外れ、その後も低調なパフォーマンスが続き、何試合か先発を外れた。
そこで初めて自分を見つめ直す機会が出来たのだと思う。メンバーのために、設営を素早くこなし、プレーしやすい環境を整えてくれる部員。試合に出られなくても、全力で声を出して、メンバーに喝を入れてくれる4年生。上手くいかない時は励まし応援してくれる部員。自分が今までここまで支えられ、助けてもらっていることに、本当の意味で気が付いた。
4年生がDFラインを組んで闘ったアミノバイタルカップの共栄大学戦。平日の県外の他会場にも関わらず、駆けつけてくれたスタッフ陣。数人で会場を飲み込むほどの応援をしてくれたサポートメンバー。授業で来られなくても結果を常に確認してくれた部員たち。すべての部員に心から感謝し、闘った。結果、関東リーグのチームから初めて勝利を奪った。自分の人生であそこまで嬉しかったことはそうない。
僕は国大サッカー部のことが好きだ。
4年生のことも、本当に大好きだ。
だからこそ、首脳になると決意した。自分が大好きな部のために役に立てることを本当にうれしく思う。朝早くきて練習の準備をしてくれる年下でも尊敬している後輩。わがままな要望で冬でもちょっと濃いめのポカリを作ってくれる元気なマネージャー陣。動画を撮り分析してチームのために役立とうとしてくれる分析。なぜか同い年が多い、寛大を筆頭に頼りになる先輩。そして、息つく暇もないくらいにいじってくる同期。この部活には、好きになる要素がたくさんある。これからこのメンバーで部活をすることが楽しみで仕方がない。
きっと1人で何か大きくチームは変えることはできないと思う。でも、この部を愛してもらうため、この部に居てよかったと思ってもらえるために、自分の全力を捧げることは誓います。だからこそ、全力でサッカーに向き合ってください。
4年生も時間があるときには見に来てください。もっと良い組織にしてみせます。
拙い文章でしたがお読みいただきありがとうございます。明日は新キャプテンのブログです。ぜひお楽しみに!