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「さよなら、すべてのサッカーを愛する人。」 4年 町村至

横浜国立大学体育会サッカー部 4年 町村 至

東京都リーグ最終節前日の夜、僕に一通のラインが届いた。

「お疲れ様です。いつ頃出せそうですか。」

主語のないこの文章の主語はわかっている。この部員ブログだ。僕の提出期限は9/25、もうどうやって返信して良いかわからないから未読スルーしている。原さんごめんなさい。提出期限というものに弱いんです、僕。

平素よりお世話になっています。横浜国立大学4年の町村至です。ハードルの上がりきったこの部員ブログを背の低さを生かしてきれいにくぐっていきたいと思います。

何故こんなに部員ブログの提出が遅れてしまったのかというと、偏になにを書いたらいいか分からなかったからです。3回ほど書いたのですが、なんか違うなぁ感がぬぐえずここまで引きずってしまったわけです。なので、テーマはみんなに伝えたいことにしたいと思います。

まずは、1年生へ。
あと3年もサッカーできるのは、うらやましすぎます。けど、僕が1年の時のことを昨日のように覚えているようにみんなは明日のように引退の日が来ます。まだチームのこととか考えるのは難しいかもしれませんが、来年以降は寛大(74期主将)たちの背中を見てYNUFCの姿勢などを学んでください。あと1年後には君たちの代が始まります。後悔のないように。

2年生へ。
2年生は、僕たちの代と少し雰囲気が似ていてとても絡みやすかったです。サタデーでは去年、今年と共に戦ったのはとても楽しかったです。個人的には去年のサタデーを通してまさたかが、「俺、サタデー好きなんです!」と言ってくれたのはとてもうれしかった。一緒に飲みに行ったり、くだらない話をしたりとても楽しかったです。また一緒に飲みに行きましょう。心配なのは僕たちの代のいいところも悪いところも少し影響を受けてしまっているところです。しまっているところですね。寛大を中心にいいチームを作ってください。期待しています。

3年生へ。
今年一年間お疲れ様でした。学年としてもやめてしまう人が多く。サッカー面、運営面でとても苦しかったと思います。けど、人数が少ないからこそ、一人でも欠けていしまうと崩れてしまいそうな、悪く言うと不安定な、よく言うと絶妙なバランス感覚を持った学年だと思います。ひとりひとりが自分の役割をよく理解していて、1人で抱えてしまいがちなたいせいを完璧にサポートしていたと思います。僕の個人的な願いですが、あと1年間このメンバーでやってほしいなと思っています。僕も後2年間は横国にいるので、ぜひみんなが活躍している姿を見に行きたいです。近況は凛太郎から聞きます。
先日の飲み会でも4年のくだらない話に付き合ってくれて、ありがとう。とても楽しかったです。4年生が飲むとずっとあんな雰囲気なのでいい感じに中和してくれてよかったです。また、もうこれから先一緒に飲むことがないと思うととてもさみしいので、またいつか一緒に飲みましょう。

最後に、4年生へ。
とても照れくさいので、簡潔にまとめますが、コロナ禍から始まった大学生活でした。はじめはこの同期の中でやっていけるのかなという不安も多くありましたが、みんなのおかげで、多少の社交性を身に着けることが出来た4年間でした。そのおかげもあってか1年のころから他学年に仲いいねと言われることは多かったですが、4年間を通してその何倍にも仲良くなれたと実感しています。最後の試合にも同期の多くの人(とものり以外)が駆けつけてくれまたその仲を実感しました。
この先も一生の仲間、友達として仲良くしていこう!

こんな恥ずかしい内容のブログになってしまいましたが、みんなからの返事があればラインで待っています。

これまで、僕のサッカー人生を支えてくださったすべての人に感謝を込めて、
「ありがとう。」
「いい、サッカー人生でした。」

終劇


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