第147回 中山大障害 Frontiersの見解!!!
はじめに
こんにちは。横浜国立大学競馬サークルFrontierです。
今回は中山大障害の見解を紹介します。
あおかげの見解
中山大障害
予想
今年は2020年以来のWIN5対象レースとなりました。でも普段障害競走なんて見ねぇよって人も多いでしょう。
そこでせっかくならこの予想に乗って買ってみてはどうでしょう。ついでに大障害の馬券も買ってください!
※中山大障害は10Rです。お間違えの無いよう気を付けてください。
それでは予想です。
◎ジューンベロシティ
〇エコロデュエル
▲ニシノデイジー
△マイネルグロン、テイエムタツマキ
買い目
◎→〇▲→〇▲△
WIN5ではジューンベロシティとエコロデュエルを選択すればいいでしょう。
以下各馬の短評です。
ジューンベロシティ
今年の中山グランドジャンプ(JG1)で2着になった後、東京JS(JG3)、東京HJ(JG2)という二つの重賞を連勝。すごく調子がいいです。特に東京HJで1位を取ったのは重要で、その年の中山大障害でも優勝していることが多く、そうでなくともほとんどの場合馬券内に絡んできます。
また中山グランドジャンプ2着も見逃せません。JG1は中山競馬場でしか行われておらず、また使われる障害走路は他の競馬場と比べてかなり特殊な形状をしています。坂路という相当傾斜のある坂道を何度も上がり下がりし、右回りと左回りが2回も入れ替わり、そして障害の数自体は他場より少なく、でも大障害という難関と4100mという超長距離……。要は平地以上に競馬場適正、コース適正というものが求められます。おおよそ同じコースで行われる中山グランドジャンプで好走をしたならば期待が持てます。
さらにこの馬意外と直線伸びます。中山グランドジャンプでは最終障害を飛越した後外に持ち出して2馬身差まで迫りましたし上がり3Fは最速。東京HJも最後エコロデュエルが差し切るかと思いきや、しっかり守り切ったのでこの点は侮れないと思います。
エコロデュエル
個人的に一番勝ってほしい馬です。去年の京都JS(JG3)ではひどいバンケット越えを見せたりレース後すぐ馬場の出口に向かおうとしたりとヤンチャさがありましたが、そこからどんどん成長していき今年の東京HJではしっかりと真面目に走り切ってくれるまでになりました。
去年中山大障害を経験し3着。まだ4歳馬だというのにこの結果はすごい。そして今年の上半期は阪神JS2着、鞍上変わって中山グランドジャンプで4着でした。障害競走において乗り手が変わるというのは結構マイナスです。特に当時は草野騎手以外操れないとか言われていたので……。なので4着とは言えどもそういった予想を覆しての結果だったと言えるでしょう。
下半期は東京HJで見せ場をつくり2着でした。後方に陣取って、2週目向こう正面でマクり、先頭に迫る。この走りは直線の短い中山競馬場だと必ず必要な力です。最後の坂路越えは体力的にも角度的にもキツイのでできればここまでで先頭を捕まえておきたいはず。向こう正面で先頭を捕まえることができればこの馬が勝ってくれるはずです。
また、坂路では積極的に前へ前へと動くことができるので、そういった点でも有利になるでしょう。
ニシノデイジー
一昨年の優勝馬です。やっぱり大障害にJG1馬が2頭いるとうれしいもんですね。さてこの馬は良馬場というのが重要になってきます。過去のレースを振り返ってみると、重馬場では二桁順位ですが良馬場になると必ず掲示板内です。ということで天候が大事になってくるのですが、今の予報のままなら良馬場でしょう。ただこの馬、能力自体は高いのですが気性が問題で、飛越に失敗したときに勢いを無くしたりします。逆に言えば踏ん張ってくれるようだったら1着を狙えるということでもあるわけです。
逃げの戦法で邪魔をされずしっかり走り切ることができれば逃げ切り勝ちで2勝目を挙げてくれるはずです。
マイネルグロン
去年の優勝馬で石神騎手も絶賛するほどの能力を持っています。が、今年は阪神SJ(JG2)で1着を取ったものの続く中山グランドジャンプでは大敗を喫しました。その後故障が判明ししばらく休養を取っていたのでそこからしっかり立て直しが図れたのかが注目でしょう。この馬の実力は過去がしっかり語っています。中山グランドジャンプでは⦿をつけたくらいには。ただ、やはり怖いのが故障明けという点。しかも深屈腱炎。似たような例に浅屈腱炎を発症したのちに中山大障害を優勝したニホンピロバロンという馬がいるとはいえ、休養に充てた時間がだいぶ違うので同じように扱っていいのかどうか。単にグロンの回復力がすごいのかそれとも実は万全じゃないか判断に悩むところです。ただここはその素質を信じてみるのもいいかと考えます。
なお、前走1勝クラスに出走して12着でしたがこれは問題外です。障害競走馬の平地叩きとしてはよくある着順です。
テイエムタツマキ
実は2年前中山大障害を走ったことのある馬です。その時は10着でしたが、2回目の大障害ではしっかり走ってくれるようになるというのはよくあることです。それを言ったらネビーイームだって同じじゃないかとなるわけですが、大きいのは前走阪神JS(JG3)でネビーイームに勝利したこと。ハードル障害で実施された競走ではあるものの、能力差はこれでも図ることはできます。またネビーイームは気性的にやや劣る点があります。ニシノデイジー並みに強ければその欠点も補えないことはないのですが、そこまで強くないというのもあってこちらを選択しました。あと馬券的に旨くなりそうだというのもあります。
nakkaの見解
◎ジューンベロシティ
○ニシノデイジー
△エコロデュエル
えくれあの見解
◎ニシノデイジー
○マイネルグロン
▲ジューンベロシティ