HYBEへのボイコットにまで発展してしまった。例の人を契約解除するためのプロセス ①
ついに。
としかいいようがない。
未だ停戦が決定されず、毎日イスラエルによる虐殺行為が行われているパレスチナ。誰も止めることができず、多くの人が心を痛めている。
そんな状況の中で、そのイスラエル支援を積極的に行い、一部ARMYまで挑発していると聞く、例の人。
3Dの歌詞の人種差別・女性蔑視の歌詞を問題視しなかったことからも予測はできた。それ以前にアーティストから搾取することで悪名高く、HYBEアメリカのCEOに就任した時から一部ARMYからも懸念の声が出ていたとのこと。
HYBEアメリカCEO・スクーター・ブラウンの契約解除を求める抗議活動(署名活動/手紙を郵送する)が、購買ボイコットやHYBEアメリカ社前、及びソウル本社前でのデモまでに発展していて、すでに行われているトラックでの抗議のインパクトは強力ですね。下に内容アップします。
ちなみにHYBEのボイコットは、ARMYだけではなく他のグループのファンも参加しています。
数日前、旧ツイッターで海外のJ-Hopeさんのファンの方が、スクーター・ブラウン解任のためにHYBEをボイコットする動きがある。でもそれがホビ氏のアルバムだけが対象なんだと。SBがなんらかの形でかかわっている可能性はあるが、なぜいつも彼だけが犠牲になるのかと。海外のTLを見ると、JKファンが中心となってJ-Hopeさんのアルバムのボイコットをしているようだ、ボイコットを宣言している人たちは、JKの時も不買運動があったからと。
3Dに関してはジャック・ハーロウ版を購入しないで、他バージョンをというのは確かにあったけど、それはボイコットではないですよね。Goldenのボイコットはなかったと思うし、売れたのは間違いないですよね。
このツイートを読んで私も共感してしまって。入隊してから露出少な目、な気がしていたJ-Hopeさん。やっとアルバムやドキュメンタリーのリリース告知あって、ARMY応援体制か。と思ったら、他メンバーのリリースや公開のお知らせもあり、いや、もうちょっと集中してサポートしてあげられないもの? ちょっとスケジュール詰め込みすぎではHYBEさんと思ってました。
そして、ボイコットはVさんのシングル(英語曲って聞いているんですけど、まさかHYBEアメリカがらみじゃないですよね)や、AgustDさんの映画は対象になっていない。いつもJ-Hopeさんが割を食うと。J-Hopeさんのファンはそういう印象を持っておられる方がいる。
と、心の中で「うーん」とうなっている時にスクーター・ブラウン解任のための、HYBE全体へのボイコットや抗議内容のツイートを読みました。
先に書いておきますが、ボイコットは企業側に抗議をする場合有効な手段のひとつですよね。減益や株価に影響が出れば、株主や投資家たちからの圧力も出てくるでしょう。
ARMYが、いや世界中の人たちがイスラエルまたは支持する企業をボイコットするか、理由は一つです。知らずにイスラエルの残虐行為を、虐殺行為に私たちが加担することになるからです。
HYBEへの利益は当然スクーター・ブラウンにも反映される、彼がその得た収入でイスラエル支持、資金支援/HYBEアメリカCEOの肩書を元に、ジョンググさんとの写真をどこかに表示させて他のアーティストの関係を匂わせての上で、プロパガンダをするということは、HYBE、所属アーティストとそのファンたちも、パレスチナへの虐殺行為に加担したことになるので、それは「絶対に嫌だ」と訴えているのです。
HYBEにはスクーター・ブラウンを選んだ任命責任があります。これが一番責任重いのじゃないですか。「欲に目がくらみ」と個人的には思っていますが、
しかし、アーティストたちの作品がリリースされているのに、それを応援しないでいる、というのはファン心理として強い葛藤となりますね。
ARMYの中では、スクーター・ブラウン解任要求は支持する、署名も関連ツイートも拡散する。しかし、ボイコットする・しないは、個人の見解による、と多くの方がツイートされています。
全面的なボイコットはしない、今まで複数枚購入していたのをへらす。または、アーティストは支持したいのでボイコットはしない、そもそもスクーター・ブラウンの解任要求に関心のない人もいるでしょう。ARMYの中のイスラエル支持者だっていると思うのですが、その声はあまり聞こえてこないのです。
以下パレスチナの人道支援をしているARMYのツイートから。
HYBE前での抗議トラックに掲載された抗議文の内容です。
署名活動の呼びかけです。ぜひ、署名してください。
主催者である Sisi Esaengさんのメッセージ訳です。
こんにちは、私の名前はシシィです。私はパレスチナを閲覧し、調査し、パレスチナのARMYと直接話をしました。私は、ある男がARMYの安全な場所を占拠し、自分の嫌な政治的見解のために利用したことが、とても恐ろしいことだと感じています。
ARMYのコミュニティは、何人かの人々にとって人生の大きな一部であり、他の世界からは安全な場所である。オンライン環境であっても、もはや快適でも安全でもない!パレスチナのARMYは、この状況について発言しただけでも、連日出場停止処分を受けている。彼の行動はARMYだけでなく、他のファンダムにも影響を与えている。これは、HYBE傘下でないファンダムでさえ、ほとんどすべてのファンダムに影響を与えている。誰もが平和と安らぎを望んでいるのに、スクーターが会社で活動している間はそれが叶わない。彼には解雇されない理由も、Kミュージック業界全体から排除されない理由もない。
スクーター・ブラウンは最近、HYBEとそのアーティストたちと仕事を始めた。多くの人が彼の政治的見解に嫌悪感とシオニズムを感じている。HYBEファンダムはHYBEを何度もボイコットしたが、効果はなかった。このことがスクーター・ブラウンを傷つけ、彼はXというプラットフォーム(正式にはツイッター)でARMYにダイレクトメッセージを送ったとされ、また、HYBEの音楽をボイコットしても何もならないと思うとインスタグラム・ストーリーで発言したとされている。
HYBEファンは自分たちのスペースに彼を入れたくないのだ。スクーターはHYBEや彼らのアーティストを助けるために何もしていない。多くの人が、彼は問題と論争を引き起こしただけだと言っている。スクーター・ブラウンをHYBEから排除し、パレスチナ人の声を届けるために、この嘆願書に署名してください。
そして3月21‐22日にLA(本社サンタモニカなんだ)で、行われるデモについての告知です。
実際、ARMYに絡んできたアメリカの弁護士曰く、スクーター・ブラウンとの契約解除は難しいようです。契約内容がわからないのでなんともですが、確か今年の5月までという報道がありましたが、詳細は不明です。
しかし、こういった抗議はどんなに小さなものでも決して無駄ではないことが、証明されています。どうかもう一度、なにがHYBEのアーティストの良いか、パレスチナの人道支援のために少しだけ考えてみてください。