頭を空っぽにして臨む。

2021年9月21日 10:33

筋トレももうじき1年になります。
概ね週に２回、1時間みっちりトレーニング。
1年前の今頃、こんな日々を過ごしてるなんて誰が想像できたでしょうね。

自分が一番びっくりしてます。

筋トレメニュー、
何やる時も最初の数回はいいのですが
だんだんキツくなります。
キツくなるとパフォーマンスも落ちる。

それを回避できるやり方を自分なりに見つけましたw

キツくてたまらない時、
自分の頭の中がこんな声でいっぱいになってることに気づきました。

「もうだめ」

「まだ？」

「しんどい！」

「無理無理ー！」

「キツいよー！」

こんな声で頭の中がいっぱいになるとますますキツいです。

「止めてしまおうか？」なんて
悪魔の声も聞こえだします。

キツいから頭の中で
「キツい」「止めたい」が聞こえるのか

「キツい」「止めたい」を考えるから
ますますキツいのか

どっちにせよ無意識にこんな声で頭の中いっぱいになってました。

ああこうやって今まで私はしんどいことを避けて生きてきたのだなあ。すごく気付かされました。今は鬼のようなwトレーナーはどんなにキツそうにしても決まったメニューを緩めてくれませんから、強制的に限界ギリギリメニューを最後までこなすようになり、多少はしんどくてもがんばれるようになりました。。すんごい変化。

「無心でやれ」とトレーナーからは言われます。

意外とこの「無心」って難しい。
何かしら頭の中で声がする（キツい、まだ？、無理無理無理！）
瞑想時にいろんな思考が出てきて止まらないっていうのと似ています。

ふと「瞑想状態になったらいいんじゃないか」と思い立ちました。キツくなっていろんなネガティブな声が聞こえ出したら、マントラを唱えてみる。するとなんということでしょう！！すううーっと思考から離れることができるじゃありませんか！！

これは驚きでした。
たかが数年朝夕瞑想しているだけですが、多少の訓練はできてたのかな？すうーっと瞑想状態（無心）になれたことはびっくりです。

このおかげで「キツいキツいキツいキツい」という内側の声からは離れることができるようになりました。トレーナーの言う「無心」かどうかは分かりませんが、意識が「キツい」から離れたことで随分と楽になりました。

気持ちが後ろ向きな時は持ち上げる重さの感じ方も変わるんですね。

知らなかった！！

メンタルってほんとパフォーマンスに影響する。
積極的に体を動かすようになってようやく体感できてます。

筋トレって筋肉痛や負荷がかかることでの「痛み」「不快」が伴います。なのになんで人はこんなに嬉々としてトレーニングできるんだろう？常々ふしぎでした。

この「不快」なトレーニングは時間差で「快」になるんですね。
望んだ肉体を手に入れることができる、健康が手に入る、なりたい自分になれるという「快」。

「人は快を求め不快を避ける」と言われます。

自分にとって心地よいことを求め
自分にとって嫌なことはやりたがりません。

キツいけどこのキツさの先には望んだ世界が待っている。キツいけど追い込んだ後はやった！！という爽快感。筋肉痛さえ嬉しくなります。

そしてそのうち何も考えず淡々としたルーティンになっていく。

無心。

一朝一夕で簡単に手に入らないものも生きてる中には存在しますが、そこに辿り着くまでの道のりも決して楽なことばかりじゃないとしても、その瞬間瞬間無心に今ここだけに集中して進んでいく。

きっと快とか不快とか超えて。

頭空っぽにして黙々と。

人生後半に入って大切なことを学んでいるように思います。
ありがたい。
どこまで行っても学ぶことばかり。

みなさま今日もご機嫌な1日を。

いつも最後までお読みくださってありがとうございます。
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