社内改善の取組み紹介① エンジニアのインセンティブ評価ツール
日本とフィリピンの2拠点で活動しているソフトウェア開発会社のYNS。
「働きつづけたい会社をみんなでつくる」をテーマに、社内改善の一環で導入した、インセンティブ制度の評価ツールをご紹介します。
YNSのインセンティブ制度とは
フィリピン拠点の開発メンバーを対象とした、プロジェクトへの貢献度に応じて表彰を行う制度です。
プロジェクト遂行過程における各タスクにポイントを付与し、タスクをこなしたメンバーがポイントを獲得します。ポイントは、タスクの難易度によって増減します。
自社で作製した評価ツールを用いて毎月集計を行い、獲得ポイントに応じたインセンティブが支払われます。また、皆の得点状況は月末のミーティング時に共有され、高得点を得たメンバーが表彰されます。
導入の背景は「がんばれば報われる場所でありつづけたい」から
弊社では以前から、若手エンジニアを動機づける仕組みが必要だと考えていました。フィリピン拠点では3年間で約2倍のペースで昇給するため、メンバー間で給与差があり、社歴の浅い社員のモチベーションが保ちづらいという課題があったためです。
もちろん中堅社員は昇給に値する業務遂行能力がありますが、若手社員だからといって生産性が低いわけではありません。自主的に勉強し、スキル向上に努めているメンバーが多くいます。
そのような努力を歓迎し、半年に一度の昇給を待たずとも、1か月単位という短いスパンで評価する仕組みをつくりたいと考え、今回の制度導入に至りました。また、集計作業が負担にならなないよう、評価ツールを作製し、運用しています。
メンバーの意向を尊重する運用
制度の運用方法は開発チームごとに異なります。あるチームでは、ポイントの割り振りや、誰がどのタスクを担当するかをチームメンバーで話し合って決めています。高い客観性・自主性で制度を運用できるよう、各チームが試行錯誤しています。
導入による効果
制度開始から約半年が経過しました。今のところ、メンバーからこんな評価を得ています。
おおむね好評ですね。今後は、インセンティブ対象プロジェクトの増加を進めていきたいと考えています。
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YNSはチャレンジを歓迎する会社です
今日ご紹介した制度のほかにも、業務時間の10%を自己学習に充てる制度など、キャリアアップへの挑戦を歓迎する文化があります。
少しでも魅力を感じてくださった方、一緒に働いてみませんか?