
システム開発会社がフェアトレードサイトをOPENするワケ
※※過去記事を再投稿しております※※
この度、私たち株式会社YNSは、フェアトレード製品の通販サイトをOPENしました。今日はそのプレスリリースを出す日。
正直、OPENしたのは1週間ほど前で、商品が売れたのはまだ1件だけ。
Shopifyの利用料である29ドル稼ぐにはまだまだ遠い道のりです。
売っている商品は、あみぐるみ・テディベア・バティック製品・ティナラック製品などで、390円~680円ほどの価格帯です。
私たちが販売しているフェアトレード製品は、認定法人アイキャンで取り扱っているフェアトレード製品と同じものを仕入れているので、基本的に価格は合わせています。
小さいものは3cmほどのあみぐるみが、390円以上。少し高い…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は小さいものほど作るのが大変で、仕入れ値が高い場合が多いです。
だいたい仕入れ値は1つあたり200円くらいのものが多く、高いものであれば440円ほど。そこに日本までの送料や梱包にかかる人件費なども考えると、1件あたりの売り上げは微々たるものになります。
この企画の発起人は私で、最初は商品を売って、利益から寄付するぞ!という意気込みでECサイト構築を始めたのですが、1件あたりの利益を計算するとこれは寄付するのは無理だ…たくさん売って、たくさん仕入れよう!の方向に変わりました。
フェアトレードは、「貧困のない公正な社会を実現ための貿易の仕組み」なので、発展途上国から仕入れているからといって、原価が安くなるわけではないんですよね。1個あたり15分(例)で製作すると考えると、時給1,000円の場合、240円分の人件費がかかってくることになります。
実際、この製品はもっと時間をかけて作られています。その1つが生地の調達です。いい生地を安く調達できる町へ行くには、片道2時間ほどかかるそうで、けっこう長い道のりを経て作られているのです。
フェアトレードサイトをOPENするワケ
こちらの記事に詳しいことを記載しているので、興味がある方は読んでいただけると嬉しいです。
「テクノロジーで生活を豊かにする」それは当社、顧客だけの関係でなく、私たちIT企業ができる事を一つ一つ実践し社会課題にきちんと取り組む事で、その未来が見えてくると思っています。
これからも定期的に仕入れを続けていけるように、広めていただけると嬉しいです。