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# 24 🔭 XF27mmF2.8 FUJIFILM Xマウント
私にとっては、X-E4と合わせて使う事の多いレンズでミラーレス一眼カメラのレンズにしてはかなり近くまでは”寄れない”以外に不満点の無いレンズである。
そこまで多く語る事は無いのだけれど、今夜もダラダラと書いていこうと思う。
興味がある方は、お付き合い頂ければ嬉しいです。
①レンズの基本情報
fujifilmのミラーレスXマウント純正レンズの中で1番最軽量のパンケーキレンズである。(フィルターレンズのXM-FLは除く)
メーカーカタログ値は78g。
焦点距離27mmとなっていて、フルサイズ(35mm判)換算でだいたい41mm程の画角となっている。
最短撮影距離が0.34m、カラーはブラックとシルバーの2種類。絞りリングは付いていない。
2013年6月発売のレンズで、Xシリーズの中では古めのレンズである。X-M1のダブルキットレンズとしても販売されていた。
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すぐ売ってしまった思い出
あとはやはりファインダーが無いとテンションが上がらない
後に、2型とも呼ばれる後継レンズとして”XF27mmF2.8 R WR”が販売されたので、今回紹介するレンズの方は廃盤となっている。
2型の方は、X-E4のキットレンズとしても販売されていた(2021年3月発売)
2型は絞りリングが搭載されて、防塵防滴に対応している。その為、重さが84gに増えているが体感では大差ない程だと思う。カラーリングや光学系は一緒である。
現在品薄状態が続いていて、現行レンズだけれど入荷しては売り切れの繰り返しになっている。
(これは、マップカメラを眺めている私の感想である)
普通に2型に買い換えたいのだが、なかなかうまくいかないのである
追記、最近Amazonアソシエイトなる物を初めてみたのでリンクを貼っておく。
でも買うならマップカメラからがおすすめである。
②良いところ
とにかく軽量コンパクトであるところが1番である。
レンズが出っ張らないのでカバンなどへの収まりも良い。
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次には、F値が2.8なのでボケはそこまで大きくないが写りが良いというところ。
個人的にはかなり好きな写りである。パキパキに解像しているとは言わないが、シャキッと写っていてふんわりよりは、シャープ寄りの描写にあると思っている。
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充分に綺麗だと思う
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③気になるところ
2型を買えば良い話なのだが、絞りリングが無いところと防塵防滴が無いところは気になるところである。
絞りリングがあった方がやはり操作はしやすい。
防塵防滴は、あればX-PRO3と組み合わせてもう少しアクティブに使えるのになぁ、と思う。
とは言いつつ、このレンズで滝を撮影したり登山したりお構いなく持ち出しているので我ながらすでにアクティブに持ち出せているかもしれない。
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真似してはいけないので注意
今見るとそもそもレンズプロテクターすら付けていない
もう一点は、思ってるよりは寄れないところである。
最短撮影距離が0.34mなので、普通に考えて寄れないレンズではないのだけれど、似た様なパンケーキレンズである同社のXF18mmF2は0.18mだったり、Voigtlander35mmF1.2は0.3m、23mmF1.2は0.18mとなっていて、周りのレンズと比べると寄れないなぁと感じてしまうレンズである。
たまにテーブルフォトで困る時があったりする。
それは知人に渡すと最短撮影距離を知らないので、それ以上に近づけてしまいピントが合わないので不満げにされるのである。
焦点距離的に大きく写すには寄る必要があるのだからやはり寄れるようになると良いなぁと思う。
これは私の感想なので、私がちょっとわがままなのかもしれない。
個人的には、2型のスペックで0.2mくらいまで最短撮影距離が縮まるとコンデジ感覚で使えてしまうのだから、迷った時はこれ一本という常用レンズとなるのでは無いだろうか?と妄想している。
光学的な難しさは無視しているので机上の空論ではあるが….
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もう少しといったところまで迫っていると思う。
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X-E4との組み合わせは本当にコンパクトである
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④写真
少しだけれど、このレンズで撮影した写真を置いておくので良かったら見てくれたら嬉しいです。
どれもjpeg撮って出しで、X-E4とX-PRO3にて撮影した写真となっている。
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プロカメラマンでも写真家でも無い私にとっては、軽い事はかなりのアドバンテージを持っているので、このレンズはなかなか重宝している。
大口径レンズの様な大きなボケはない為、撮ってすぐ感動するような写真が撮れたりするわけでは無いのだが、あとから写真を見返して見ると味があると思える写真はこのレンズで撮ってある事が多い。
長く使うと良さが分かるレンズなんだと個人的には思う。
今回はこんな感じに締めたいと思う。
読んで頂きありがとうございました。