芋出し画像

#58 🔭 APO-LANTHAR 35mmF2.0 Aspherical VMマりント Voigtlander

ラむカのレンズはなかなか高くお買えないので、Mマりントで他のレンズを探しおいた時に芋付けたのがこのレンズである。
Voigtlanderずいう倧奜きなメヌカヌから出おいるこのレンズは、Voigtlander最高画質ず名高いアポランタヌシリヌズである。
M11の6000䞇画玠どころか、1億画像だずしおも察応しおいる皋の解像床ずいう事で楜しみにしお賌入したのを今でも芚えおいる。

APO-LANTHARを本蚘事では以降、アポランタヌず衚蚘する。




①レンズの基本情報

スペック

焊点距離35mm
最小絞り倀2.0
ラむカMマりントVMマりント
最短撮圱距離0.5m
絞り矜12枚
フィルタヌ埄49mm
重さ 304gメヌカヌカタログ倀

现長くコンパクトである
絞り開攟F2.0
絞りF16
レンズフヌド取り付け
レンズフヌドぱバペネット方匏ずなっおいる


ねじ蟌み匏では無いので芁泚意である
たた、倖す時は少し抌し蟌んでから
回さないず倖れなくなっおいる
知らないず無理やり回しおしたいそうになるので泚意


個人的にはレンズフヌドが無い方が奜みである
Leica M11ファむンダヌ内のケラレ参考1
Leica M11ファむンダヌ内のケラレ参考2

アポランタヌずは Voigtlanderç·š

アポランタヌは、コシナ様がVoigtlanderブランドを立ち䞊げる前の本家Voigtlanderからも出おいたレンズ銘ずなる

コシナ様のホヌムペヌゞにも蚘茉がある通り、アポクロマヌトを蚭蚈したレンズずなり、軞䞊色収差の補正に察しお特化しおおり色の再珟性に優れおいるずの事。
今回初めお知ったのは、元々のアポランタヌはヘリアヌずレンズ構成が同じだったずいうずころ。

アポクロマヌト

アポクロマヌトに぀いおもおさらいしおみる。
詳しくはリンクの䞭を芋おもらいたいが、簡単にたずめおみる。
光の䞉原色である、赀・青・緑は同じ距離からの光であっおも焊点を結ぶ䜍眮が違う。
緑の光がピントがぎったり合っおいたずしお、赀ず青は前ピン埌ピンでピントがピッタリではない為像が滲んでしたう事がある。
それを補正しお䞉原色党おが同じ焊点になるように補正しおいる、ず蚀ったずころだろう。
たた、アポクロマヌトは物の名前ではなく蚭蚈思想の名前ずいう事である。

二色の色補正はアクロマヌト、画面䞭倮にピントを合わせるず呚蟺がボダける像面湟曲に察しおの補正はプラン、ずそれぞれ名前が぀いおいるようだ。

䜙談だが、以前玹介したプラナヌもここから来おいるず思われる。

Aspherical、非球面レンズに関しお説明はそんなに芁らないず思うが以前の蚘事だずこちらにお。



アポランタヌずは コシナ線

Voigtlanderから、コシナ様がブランド銘を譲り受けおから20呚幎蚘念ずしお䜜られたレンズにアポランタヌ 50mmF2.0ずいうものがある。
たた、コシナ創業60呚幎でもあるようだ。
創業50呚幎、Voigtlanderブランド10呚幎蚘念ずしお別のレンズも出しおいるので興味がある方はこちら。

話を戻すずこちらは、その焊点距離違いで発売されたものが本レンズずなる。
レンズ構成たでは芋おいないが、レンズ枚数的に元々のアポランタヌずは違うものず思われるが、アポクロマヌト蚭蚈である事ず、コシナのVoigtlanderブランドレンズ史䞊最高画質を謳っおおりかなり本気で䜜ったレンズだず思われる。

䜕かのむンタビュヌ蚘事で芋たのだが、将来を芋越しお、デゞタルカメラで億画像でも問題なく解像する皋の解像性胜を持っおいるずの事。

マニュアルフォヌカス専甚のレンズではあるが、ラむカMマりントだけではなく゜ニヌEマりントやニコンZマりント等でも展開しおいるラむンナップずなる。
ただし、ラむカMマりントの物はM型ラむカに合わせた光孊蚭蚈ずなる為、マりントアダプタヌ等を䜿甚しお他瀟ミラヌレスで䜿甚した堎合、最高性胜が出ない可胜性があるので泚意が必芁である。

センサヌ前のカバヌガラスの厚みがM型ラむカは他瀟ミラヌレスに比べお薄いずいう事を考慮した蚭蚈で、マりント毎に光孊郚分を調敎しおあるずいう事たで考えるず、かなり手の蟌んだレンズだず思う。



䜙談だが、そもそものVoigtlanderずは、が気になる方は以前の蚘事に曞いおいるのでこちらをどうぞ。


②私の思う良いずころ、気になるずころ


良いずころ

1.最短撮圱距離が0.5m
レンゞファむンダヌ距離蚈連動の0.7mより短い0.5mずいうのは地味に嬉しいずころである。
ラむブビュヌを䜿甚しお撮圱するのは、少し邪道だな、ず思う事もあるけれどたたになら良いだろう。
ちなみに、最近の寄れるラむカレンズのように0.7mのずころで䞀床止たるような機構は無いので、ファむンダヌを芗いお撮圱する堎合はその点に泚意する必芁がある。

2.写りが良い
私はそんなに目が肥えお居ないので、完党な䞻芳になるがやはり写りは良く感じる。
思い蟌み効果もあるのかもしれないが、陰圱がはっきりしおいるように感じる。

3.質感䜿甚感が良い
流石のコシナ補ず蚀うずころだろう。
マニュアルレンズずしお絞りリングやフォヌカスリングのトルク感やクリック感はずおも良い。
たた、レンズ鏡筒も安っぜさなど感じられない。
デザむンに関しおは、それぞれ思うずころがあるかもしれないが私は奜きである。

気になるずころ

1.鏡筒が長い。
性胜にしおはコンパクトに収たっおいる、ず思うのだが少し鏡筒が長い事が気になる。
たぶん、莅沢だろうけれどもう少し鏡筒が短くなれば良いのにず思う事が倚々ある。
逆に蚀うず、他に気になるずころが無い優秀なレンズず蚀える。

参考たでに他のレンズずの比范
巊から50mmF1.1、35mmF2、50mmF2、40mmF2


2.デザむンに関しお
ここに関しおは、私は特に悪く思っおいないのだがネットを芋おいるず䞍満に思う人が䞀定数居るようなので、そういう意味で蚘茉しおおく事をご理解頂けたらず思う。
レンズ銘板に付く䞉原色をモチヌフにしたアむコンず、レンズ先端の銀色が気になるず蚀う人がいるようである。
ここは、個人の奜みが別れるずころだろう。
マりント毎にレンズのデザむンが違うので、デザむンで遞ぶのも良いかもしれない。
ただし、カバヌガラスの関係で䜿甚するカメラに寄るずは思うが。



③写真



珟像有り、トリミング有り
珟像有り、トリミング有り
ノヌトリミング珟像有り
先ほどの写真からトリミング


RAWからそのたたJPEG曞き出し


RAWからそのたたJPEG曞き出し
モノクロJPEG撮っお出し
JPEG撮っお出し
JPEG撮っお出し
JPEG撮っお出し
個人的にはR-D1系のカメラで組み合わせるのが奜き


今回はこんなずころずする。
読んで頂きありがずうございたした。




いいなず思ったら応揎しよう