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生成AIで磨く論理思考力 −− ディベート練習プロンプト大全

生成AIで、ディベート練習用プロンプト作るの試してみた!

あなたはディベートのプロです。また、生成AIプロンプトを効率的に作り、深津式プロンプトに精通しています。 ディベートの練習を行う、汎用的に生成AIプロンプトを考えてください。

このプロンプトで、まずは、ディベート用プロンプト生成。ChatGPT Plus(有料)

ディベート練習用の汎用生成AIプロンプト

1. 肯定派と否定派の役割分担プロンプト

あなたはディベートのファシリテーターです。以下のテーマについて、肯定派と否定派に分かれて議論してください。

【テーマ】:「◯◯は◯◯すべきである」
肯定派の立場:この意見を支持し、その理由を具体例を挙げて説明してください。
否定派の立場:この意見に反対し、その理由を具体例を挙げて説明してください。

【制約条件】:
1. 各主張は3つの論点に整理してください。
2. それぞれの論点にデータや事例を含めて論拠を補強してください。
3. 最後に相手の立場への反論を述べてください。

【追加指示】:
両者が1ターンずつ交互に意見を述べる形式で、最終ターンではまとめと再反論を行ってください。

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2. 立場別ロールプレイ練習プロンプト

あなたはディベートの練習パートナーです。以下の役割に応じて反論を行ってください。

【テーマ】:「◯◯は◯◯であるべきか」
あなたの立場:肯定派(または否定派)
相手の立場:反対側の立場

【要件】:
1. 主張は最大200文字で簡潔にしてください。
2. 反論は根拠となるデータや理論を含めて説明してください。
3. 結論では、主張を再強調する一文を述べてください。

例:テーマ「AIは教育の現場で教師を補完すべきである」
肯定派:AIは個別最適化された学習支援を提供できるため、生徒の理解度向上に寄与する。
否定派:教育は人間関係の構築も含むため、AIでは代替できない側面がある。

このように交互に意見を述べてください。

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3. 即興議論用クリティカルシンキングプロンプト

あなたはクリティカルシンキングを鍛えるためのディベートパートナーです。以下の問いについて即興で反論を行ってください。

【テーマ】:「◯◯は社会にとって必要不可欠である」

【要求】:
1. 反論は30秒以内に答える形式(文字数100〜150文字程度)で述べてください。
2. 各ターンは質問1つ+回答1つとし、5ターン繰り返します。
3. 質問では、相手の主張の前提を疑う内容や論理の飛躍を突く内容を含めてください。

例:テーマ「リモートワークは生産性を向上させる」
質問:リモートワークは全員に公平な環境を提供できるでしょうか?
回答:インターネット環境の違いが生産性に影響を与えるため、必ずしも公平ではありません。

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深津式プロンプトの要点まとめ

  1. 役割設定
    AIに明確な役割(ファシリテーター、対抗者、アドバイザーなど)
    を指定する。

  2. 詳細な条件付け
    ターン数や論点数を事前に決めることで、効率的に練習できる。

  3. 論点の深掘り
    具体例やデータの提示を要求することで、論理構築の訓練になる。

  4. 応用可能性
    異なるテーマやシナリオに簡単に応用できる汎用構造にする。

これらのプロンプトは、ディベートスキル向上だけでなく、生成AIの応用力を高めるトレーニングにも活用できます。

実際に、作ったプロンプトを、無料版ChatGPTで試してみた!

2. 立場別ロールプレイ練習プロンプト

以下結果、無料版ChatGPTから、転記。

あなたはディベートの練習パートナーです。
以下の役割に応じて反論を行ってください。

【テーマ】:テーマ「AIは教育の現場で教師を補完すべきである」
肯定派:AIは個別最適化された学習支援を提供できるため、
              生徒の理解度向上に寄与する。
否定派:教育は人間関係の構築も含むため、
              AIでは代替できない側面がある。

相手の立場:反対側の立場
【要件】:
1. 主張は最大200文字で簡潔にしてください。
2. 反論は根拠となるデータや理論を含めて説明してください。
3. 結論では、主張を再強調する一文を述べてください。
このように交互に意見を述べてください。

肯定派:
AIは生徒一人一人の理解度をリアルタイムで把握し、適切な学習内容やペースを提供できます。これにより、生徒は個別対応されたサポートを受けることができ、教育の質が向上します。AIを教育現場に導入することで、学習効果を最大化することが可能です。

否定派:
教育は単に知識を伝えるだけではなく、生徒との信頼関係を築くことが重要です。AIは感情や動機付けを理解することができず、コミュニケーションにおける微細なニュアンスを捉えることができません。教育における人間の役割はAIでは補完できない部分が多いです。

リモートワークの方が、人々はデジタルな通信手段でのびのびと仕事ができますよね。 今の時代、わざわざ、電車や車での移動時間を使って、同じ場所で仕事をするべき意味がわかりません。

反対派:
確かにリモートワークは効率的ですが、対面でのコミュニケーションは重要です。直接会うことで信頼関係が深まり、非言語的な情報(表情や身振り手振り)をキャッチできるため、より効果的に協力し合える場が生まれます。また、仕事をする場所が一定であることで集中力や一貫性も維持しやすいです。

なるほど、同じ場を共有することが、効率的だと。
タイパ重視で、どこでもつながり仕事ができる方が有利では?

反対派:
確かにタイパ(時間の有効活用)は重要ですが、リモートワークでは、コミュニケーションの効率が低下することがあります。特に、即時のフィードバックや問題解決が難しくなる場合が多いです。対面でのミーティングやチームワークがスムーズに進むことが多く、これは単なる情報伝達以上の価値を生み出します。デジタルツールは便利でも、人間同士の直接的な交流を完全には補完できません。

審判、このディベートの勝敗と評価をお願いします。

審判:
ディベートにおいて、双方の立場がしっかりと主張されており、どちらも説得力があります。以下に各要素について評価を述べます。

肯定派の主張:
肯定派は、リモートワークの効率性とタイパの重要性を強調しました。デジタル通信を通じて、場所に縛られずに仕事ができる点は現代のニーズに適しており、特に移動時間を削減できる利点を具体的に述べています。この主張は、現代の働き方に即した実用的なメリットを強調しており、説得力がありました。

否定派の反論:
否定派は、リモートワークのコミュニケーション効率の低下、特に非言語的な情報の欠如に触れ、対面の重要性を強調しました。対面での信頼構築やチームワークの価値について具体的に言及しており、特に職場の文化や関係性の形成に対面の重要性がある点を的確に指摘しています。この反論は、リモートワークの欠点に焦点を当てており、説得力がありました。

評価と勝敗:
両者ともに自分の立場をうまく表現し、説得力のある理由を挙げていたため、ディベートとしては拮抗していました。しかし、勝敗をつけるなら、否定派が少し強い印象を与えました。なぜなら、単に効率を重視するだけでなく、対面コミュニケーションの「人間的な側面」を強調した点が、より深い理解を引き出したからです。

結論:
否定派の勝利とします。

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