5月15日の日記
「やば!今何時?遅刻!!!」と飛び起きた日曜日の朝6時45分。日曜日の朝ぐらいゆっくり寝かせておくれよ。
自分の空間に帰ってきました。襖を開けるとすぐに部屋一面に貼りつけられた平野紫耀と目があって、一応「おはようございます」と言ってやった、返事しろや。
(妹へ 成人女性にもなって、部屋にポスターを貼りまくるという愚行にお姉ちゃんは呆れています。貼り付けられた平野紫耀も気まずそうに笑っているし、全部微妙な顔をしているよ。外してください?)
社会人になって、案外挨拶がまともにできない人がいるということを知って絶望した。当たり前に返ってくると思っている「おはようございます」や「お疲れ様です」が返ってこないことは重大メンタルブレイク案件なのでやめてください。そんな人は永久に子どもたちに「挨拶しなさい」なんて言ってはいけません。
ゆったりと朝ご飯を食べることがこんなにも至福の時間なのですね、こんがりトーストにスウィートガナッシュを塗りたくって、満面の笑み。ラジオからは上島竜兵を悼む声が聴こえてきます。ゆっくり休んでください。ヤー!!!
比較的心が落ち着いている午前中にやらねばならないことを終わらせます。パソコンに向かう私、めっちゃ仕事してるやん。偉いやん、社会人って感じ。と悦に浸っていたけれど、ねえねえ今日は休日です。仕事の要領が掴めない限界初任者。いやいや仕事が多すぎなのでは??とりあえずExcelを使えるようになりましょう。
今日はお気に入りの映画を観ると昨日の夜に決めていたから、実写版「アラジン」を観ることにしました。ディズニーランドに一度も行きたいと思ったことがない廃人を唯一、ときめき乙女に変身させてくれるディズニー映画「アラジン」
やっぱりジャスミンになりたい。無駄に広がったドレスを着て、大人しく王子様を待つ人生なんて嫌だわ、自分で人生を切り開いていく強さと覚悟を持った健康的セクシーなジャスミンがとっても素敵。あの黒髪と衣装もいいよね。1番好きなプリンセス誰?っていう女の子なら誰しもが一度は話したことがあるテーマで、ジャスミンを選ぶアナタと友達になりたいです。あと、わたしもトラを飼いたい!
アラジンのような男性と結婚したいです。「Do you trust me?」って言ってほしい。不安や恐れなく信じさせてくれる男はどこにいますか?新しい世界や新しい考え方を魅せてくれる男の人に惹かれます。あと、やっぱり濃い顔の人が好きなので、アラブ人と出会える場所を教えてくださいナ。
映画を観終わったら、A whole new worldって名曲なんだよな〜ループに迷い込んで、永遠A whole new world、私を新しい世界に連れて去って。あらゆるバージョンのA whole new worldを聴きました。中村倫也のやつはいつ聞いても笑ってしまいます。スタッカー倫也。スタッカートの魔術師。そして、『スピーチレス~心の声』が素晴らしすぎるので、みんな聴いてください。
そのあと、YouTubeで〈鶏肉に風船をくくりつけてもう一度大空に飛ばしてやりたい〉っていう岡野陽一のコントを見て大爆笑しました。いつかのR-1で初めて見たときも爆笑した大好きな1人コント。このコントのおかげでアラジンの魔法が解けました。お笑いにはやっぱりどこか哀愁が必要だよな〜と思う、志村けんのひとみばあちゃんのような哀愁が。
適当に積んである本を読んで、好きな音楽をかけて、こうやって文章を描くことが紛れもなく私の1番の幸せで、はあー休んでるなあって感じ。
とっても気分がいいので、夜は大好きなデミグラスソースのオムライスを作って、大好きなサンダルウッドの香りがする入浴剤を入れて、湯船にまったり浸かりながら、田辺聖子の『言い寄る』の続きを読んで、マッサージをして、丁寧に髪を乾かして、明日のために、最近切り揃えた前髪を優しく撫でてあげましょう。
そうやって、ふかふかとは言い難いお布団にくるまって瞼を閉じると、明日にはまた社会に出かける1週間が始まるね。しんどくなったら美味しいスイーツを買って帰ればいいし、死にたくなったら好きな歌を大声で歌えばいいし、何なら南中ソーラン節を踊ってやる。月を見上げれば心は落ち着くし、そうやってまた人間は夜を乗り越えて朝を迎えるんだyo!!!