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私の中での「オンライン」

昨年4月から最低週一で書いていたnoteですが、一年経った今年の4月、父が急に旅立ったのを境に書いていませんでした。

今回、私が10年程前に在籍していたサイバー大学の在学生中心に、オンライン文化祭(「オンやる - サイバー大学生がオンライン文化祭やるってよ - 」)を行うという事で、私も卒業生の一人として、「週刊コラム」として本投稿で参加する事にしました。
これを切っ掛けに、noteの世界にも戻ってこようとも思っています。
復帰第一弾は、私の中での「オンライン」について書いてみます。


1.20代の勢い

これまでにも何回か書いていますが、私がサイバー大学に入学したのは2007年の4月です。
それまでの数年間、IT業界では色々の技術が日々急激に進歩していました。1980年代後半に当時はコンピュータ業界と呼ばれていた中でのソフトウェア企業に入社しました。20代~30代前半は勢いのまま連日の残業、残業後の30分勝負(※終電までの30分間の居酒屋での飲み)を繰り返していました。

  

2.30代後半の体の衰え

さすがに勢いがあるままにバブル時期を過ごすと、30代後半になるとつけが廻ってきました。
色々なストレスから喘息になってしまいました。この時は、もう体力的にも限界?かと思い、一度は退職を考えましたが、長期リフレッシュの休暇をいただき、完治させて復帰しました。
やがて21世紀(2001年)を迎え、その前年の暮れから便秘が始まり、年が明け便秘も2週間目に入った所でさすがに限界。家族に連れられ病院に行きそのまま入院です。(私の21世紀最初のイベントが入院でした)
診断結果は「S状結腸軸腸捻転」、元々腸が長かった様で、S状結腸の長い分の開腹手術を受け、1ヶ月の入院+リハビリ後に、再度復帰しました。


3.40代になってからの危機感、そして「オンライン学習」との出会い


40代になると会社でも中堅です。若い世代がどんどん入社してくる度に、若い力と新しいスキルに圧倒されはじめ、いつしか危機感を覚え始めた頃、会社入社前から購読していた「日経産業新聞」の一つの記事に目がとまりました。
それが、
「社会人でも学べる、完全インターネット制の4年生大学。学長は吉村作治、サイバー大学来春開校。」
の記事です。2006年の秋の出来事です。
早速、大学事務局に連絡し、汐留ソフトバンクまで訪問し学校説明を受けました。
頂いたパンフレットを貰って見てみると、教授をはじめとする講師陣の豪華な顔ぶれに驚きました。
 ・初代学長
 ・日大(最初の大学)時代に憧れていた他学部の教授
 ・プログラミング関係の書籍でよく目にする著者
 ・インターネットの記事で良く目にする専門家
 ・テレビで見かける著名人
これを見た瞬間に入学応募の意思が固まり、日大時代の恩師に推薦状を貰っての応募(当時、社会人で応募するには推薦状が必要でした)。そして入学決定(合格)
ここから、「オンライン」による学習のスタートです。

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サイバー大学入学してからは、最初の一年間は、オンライン学習と仕事との両立という、これまでに無い事に慣れるのに苦労をしました。しかし、大学内のSNSオフ会などで、同じ社会人学生や先生方と交流を持つことで、大学の雰囲気にも慣れ、マイペースで履修も進める事が出来ました。学友とは、オフ会等でなければ会えないというのも、オンラインの大学の特徴です。
そして、最初の大学から目標としていた事(大学院進学)も、実現できるのでは? と思ってからは、これまでの軌道のギアをチェンジし、進学を目標に、2回目となる卒業論文を書くにあたり、お願いしたい指導教員にも早めに連絡を取りながら、進学に備え、無事に論文を書き終え、SBI大学院大学へと大学院進学という目標も達成し、5年間のサイバー大学生活を終了する事ができました。

サイバー大学に関しては、こちらの note記事「完全オンラインの大学」 もご覧ください。


4.50代からの好奇心、それが「オンライン...」


さて、大学院にも入学して年齢も50代に突入しました。
大学院においても、授業は引続き「オンライン」。とにかく2年間で修了(卒業)を目指しながら、こちらでは、修士論文の代わりに事業計画書を作成する必要があります。
こちらもオンラインのため、講義を受ける事に関しては何も支障はありませんでしたが、講義の中身が濃すぎて、講義の内容に追いつくのがやっと...という感じでした。しかし、対面授業や懇親会をはじめとするオフ会に積極的に参加し、オンラインの中でも学生同士および先生方との繋がりがどんどん広がって行きました。

サイバー大学での5年間+SBI大学院大学での2年間、計7年間におけるオンライン授業を経験して、いかに、オフ会に積極的に参加し、授業に対する情報交換を行いながら、人との繋がりを広げて行く大事さを習得しました。まさに「オンライン」で学ぶ事だからこそ経験できたのではないかと思っています。

7年間のオンライン学習に関しては、こちらの note記事「私のオンライン授業経験」 もご覧ください。

事業計画書も作成して2014年3月に大学院も修了。経営管理修士(MBA)も取得。

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歳をとると好奇心が更に強まり、仕事の方も長年携わっていたプロジェクトが終了。やがて、2017年10月会社を退社して独立新たな旅立ちのスタートを切りました。

現在は、地元練馬区を中心に色々と活動をしています。
この中で、オンラインで学んだ7年間で得た、「人との繋がりの大事さ」が凄く役に立っています。
特に、コロナ禍においては、対面で中々人と会えない為に「オンライン」を通じての色々な方との繋がりも増えてきました。
中には、オンラインという事に慣れなかった人もいる様ですが、私の場合は、普通に取り組むことが出来ました。
そして、これまでに経験している「オンライン」という点を活かし、今では、地域活動として、オンラインによるコミュニケーションの取り方についても教えたりしています。

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また、最近増えてきている、シニア世代の「オンラインサロン」のサポートなども積極的に行っています。

今、私の中での全てが、15年前から学び始めた「オンライン学習」が原点になっている感じです。

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