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こわい絵

アートの会に先月は出席がかなわなかったのですが、
そこでは「こわい絵」がテーマだったそうです。

出席できていたら、そのテーマで自分ならどんな絵を描くだろう、と少し造像だけですがしてみました(手を動かしてはいません、、)。

こわい絵って何でしょう。
子どもの頃に楳図かずおを読んで育ったもので、
いい加減にはできないなという気持ちがあります。
六本木ヒルズの展示にも行って図録も買いました。

まず、一般に怖いと言われている絵をまねして描くという方法が思いつきます。
私は8月末に東京・谷中の全生庵で幽霊画の展示を観て来ました。
http://www.theway.jp/zen/yuureiga_goaisatsu.html
円山応挙作とされるものなど有名なものも観られてうれしかったです。
それらを参考に描くというのは手ですが、やや安直な気もしてしまいました。

幽霊が見える、という人ならば、見たように描くというのはなかなか面白い試みだろうなとも思いますが、私は肉眼で幽霊を見ることにこれまで成功していません。
幽霊自体ではないですが、呪物だとか何かが憑依していそうなモノを描くこともひとつのやり方かな、とは思いました。
しかし、それは描いた後の絵の処分に困りそうなのでやりたくないです。

もう少し現実的な方法として、
自分が恐怖を感じたときに目に映っていたものを描く方法も考えられます。
ただ、この場合は説明が別に必要になるかもしれません。

恐怖を感じたときの感覚のイメージを描くことはどうでしょう。
押しつぶされる感じ、べちょっとした感じという感覚が視覚イメージとして伝わったら素晴らしいと思います。
これはなかなか高度な気がしますが、うまくいったら素晴らしいですね。


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