焦らない妊活7(甲状腺ホルモンのはなし)
前回ちらっと書きました、甲状腺刺激ホルモン(TSH)が高くてやばい、という話です。
妊娠を望むのであれば、2.5以下が望ましいところ、わたしは9.5ありました。「かなり高いです」とまで。(そんなに重要なホルモンなら何でもっと早く調べなかったの担当医。人工受精1回終わってますけど?)
TSHが高いと、疲れやすい、むくみ、体重増加が症状として現れるようで、治療が必要な場合はホルモンを補充する薬を飲んで調整するようです(詳しく知りたい方はググってください)
で、わたしも薬(チラーヂン)が処方されました。
これ知ったときはまたダメ要素が増えた…ってショックでした。卵胞育たない期真っ只中だったので、もう二重にショック。
ですがチラーヂンを飲み始めてから、疲れすぎて何もしたくない…って思うこととか、日中のあくびが格段に減ったんですよね!!
昔からどんなに寝てもあくびが出るのはしょっちゅうだったり、仕事から帰ってごはん作るのが億劫だったりスーパーの駐車場で車を停めてから降りてお店に入るのが(疲れすぎて)むりでそのまま帰ったり、みたいなことが頻繁にあったのですが、自分の生活習慣が悪いせい、やる気がないせいだとばかり思っていたので、薬を飲むことによってこんなにも楽に生きられるんだ!!って感動しました。
特に専門の病院に受診する指示はなかったのでそのまま言われた通り薬を飲んでいたのです。
薬を飲み始めて1ヶ月くらい経ったころ、同じ部署の人が辞めて人が減ってしまい、不妊治療のために休むのが心苦しくなっていたことを、職場に来る産業医の先生にこっそり相談したのです。上司になんだろう?って思われているのはなんとなく分かっていたし、あらぬ誤解(妊娠してるんじゃないか)をされているのも嫌だな、と思っていたので、カミングアウトするにはいい時期かと思ってはいたものの、なにぶん男性には言いづらい!!!
産業医の先生は女性だったので、お茶出すついでに「ご相談なんですけど~」って今の状態をおおまかに話したら、ふたつの答えが返ってきました。
ひとつは、不妊治療のことをカミングアウトしない方がいい、ということ。上司に期待させてしまってその分わたしにプレッシャーがかかることを心配しているようでした(わりと目から鱗)。
もうひとつは、甲状腺の専門医に受診した方がいい、ということ。ホルモンを出す下垂体に異常があるのかもしれない(だから卵胞が育たない、排卵しない)から、絶対に専門医で見てもらうべき!と、専門医を紹介されました。「紹介状が必要なら私が書くから大丈夫!」とまで。
(休む理由も甲状腺が~って言えばいいよ!と言われたものの、それで突然休むってありなの?という疑問が拭えずまだカミングアウトしてません)
ということで、さっそく専門医を受診(紹介状はいらないところでした)。
おおまかに経緯を話すと「橋本病かもしれないし、とりあえず採血をして結果を見ましょう」とのことで採血。
後日結果を聞きに行くと、橋本病ではないけれど、TSHは2.77とまだ高めなので(それでもかなり下がってる!)チラーヂン追加されました。今現在、62.5μg飲んでいます。
また、食の方では昆布禁になりました(出汁もだめ)。その他、わかめ、のり、ところてん禁です。ヨウ素がよろしくないそうです。
薬は飲み続けないとだし気を付けることもあるしですが、とりあえずこれでまたひとつ不妊の原因が分かってよかったな、という気持ちです。何より生きるのが楽!!!!すばらしい👏👏