「引退ヤリ」について考える
私はJRAの競馬に八百長は無いと思う
八百長は無いと思うが
データだけで予想している人には絶対取れない馬券が存在すると思う
それが
「騎手・調教師の引退週の花道を飾る激走」
いわゆる
「引退ヤリ」
というやつだ
私も若い頃は理解できなかった
なぜこんな馬が勝つのか?なんでこんな馬が穴をあけるのか?
あとで冷静になって調べてみると
「引退する騎手が乗り替わっていた馬」
「引退する調教師の厩舎の馬」
それ以外に説明がつかないような激走を何回も見た
そんなの八百長やん!と騒ぐのは競馬の本質を理解していない素人
競馬には
「データを超越するような
人の気持ちが勝たせるレースがある」
ということを忘れてはいけない
サラブレットは人の介入が無いと生きていけない生き物
競馬というものはその生き物を
ひとが生産して
ひとが育成して
ひとが購入して
ひとに委託して
ひとが日々の世話をして
ひとが走るように調教して
ひとがレースで騎乗する競技
人と人との繋がりが何よりも大事
そこで生まれた喜怒哀楽の気持ち
お世話になった人への感謝などが
走る馬を後押しすることがある
その力はデータには表れない
目にも見えない
しかし大きく影響していることは
過去の結果を見てもあきらか
そしていよいよ今週末の出走をもって
7名の調教師が引退します
いわゆる「渾身の仕上げ」が行われることも多いが
必ず勝利できるかは別の話
やみくもに引退調教師の出走馬を狙っても的中することは難しいので
馬とレースの見極めこそが勝負の分かれ目
〇引退調教師の今週の出走馬
【飯田雄三厩舎】
土曜日 4頭
日曜日 0頭
【加用正厩舎】
土曜日 2頭
日曜日 4頭
【小桧山悟厩舎】
土曜日 4頭
日曜日 2頭
【高橋裕厩舎】
土曜日 3頭
日曜日 6頭
【中野栄治厩舎】
土曜日 9頭
日曜日 6頭
【松永昌博厩舎】
土曜日 7頭
日曜日 5頭
【安田隆行厩舎】
土曜日 6頭
日曜日 13頭
最終週に先生に一つでも勝ち星を!と出走頭数が多い厩舎も
次に引き継ぐ厩舎のために温存して出走を控える厩舎も
どちらが良いとか悪いとかなくそれぞれの考え方
「引退ヤリ」の狙い方としては
・連闘馬
・前走好走して引退週に狙い撃ちして出走してくる馬
・同一レース多頭出し
・調教師の地元で出走する馬
・厩舎でお世話になった馬主さんの馬
・所属騎手や調教を手伝ってくれた騎手、過去に重賞勝利した騎手が乗る馬
挙げるとキリがないのですが狙い方としてはこんなカンジですかね~
まぁ予想する際に頭の片隅に置いておくぐらいの気軽さでいいと思う
私は馬券で勝てるならばどんな眉唾なデータでも使うし
馬券を買う以上はデータを選んだ自分の目を信じて全力で買う
そして結果外れても他責や運のせいにはしない
馬券はすべて自己責任
当たり外れを他責にする奴は馬券を語る資格はない
ということをお忘れなく
当たっても外れても
笑ってレースを振り返る余裕くらい無いと
本当の勝負には勝てませんよ
知らんけどw
サポートしてもらうようなこと何も書いてませんw