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【2025年クラシック候補診断File②】ダノンフェアレディ

2025年クラシックに向けて有力馬候補を挙げる企画の第二弾。
完全に私の独断と偏見の視点で点数をつけていますw
今年の世代最初の勝ち上がり馬であるダノンフェアレディを取り上げたいと思います。

【基本データ】
6月1日(土)
京都5R メイクデビュー
芝1600m(内回りコース) 11頭 良馬場

勝ち馬 ダノンフェアレディ
父 キズナ
母 メチャコルタ(母父 El Corredor)
騎手 川田将雅
厩舎 橋口慎介(栗東)
生産 ノーザンファーム
馬主 ダノックス

評価は10段階

血統

母はアルゼンチンGⅠ馬
半兄ダイヤモンドハンズ(サトノダイヤモンド)1勝
半姉エリカエスティーム(モーリス)1勝
仕上がりの早い一族で鮮やかに勝ち上がりはするものの、2勝目が遠い。

評価:6点 ★★★★★★☆☆☆☆

厩舎力

2016年開業以来、地道に勝利を重ねてきてはいるものの、芝重賞勝利は2023年の七夕賞(セイウンハーデス)のみ。

評価:5点 ★★★★★☆☆☆☆☆

タイムレベル

勝ちタイム 1:33.8(良)
前半4F 48.0
上り4F 45.8(後傾ラップ)
上り3F 33.8
ラップタイム
12.2 - 11.5 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.3 - 11.2 - 11.3
この馬が逃げて作ったラップなのでタイム、上りともに価値は高い。
スローとはいえ上り3F33.8秒ですべて11秒台のラップでまとめてきたのは素質と完成度の高さが垣間見える。

評価:9点 ★★★★★★★★★☆

メンバーレベル

勝ち馬と2着馬ショウナンザナドゥは高レベル。
(ショウナンザナドゥは次走未勝利戦を5馬身差で快勝)
それ以外のメンバーは普通かな。

評価:7点 ★★★★★★★☆☆☆

将来性

血統・厩舎力を考えると新馬戦が生涯最高の競馬でした、という結末になる不安がぬぐえない。
珍しく川田騎手が新馬戦で逃げて勝ったのも、少し気性的に問題があるのではと勘ぐってしまう。

評価:7点 ★★★★★★★☆☆☆

 

馬券で狙う場合

この血統一族のキャラクターと厩舎の育成方針から馬券を組み立てるなら、圧倒的1番人気になるであろう次走でこの馬が負けると仮定して別の馬の単勝を狙う、というのが期待値的にも正しい狙い方。
次走は秋以降が濃厚とのことなので
考えうる敗戦するパターンとしては
①関東などへの遠征でテンションが上がり凡走
②初戦で逃げてしまったので2戦目で抑える競馬を試みて凡走
③直線の長いコースの超瞬発力勝負で斬れ負け

③は可能性薄いと思うので凡走するなら①か②
もしくは①②両方重なった場合だと思う。
この馬は基礎スピードは高いがセンスや大物感に欠けるため、2歳から3歳春までなら通用するがその後萎むタイプに見える。
活躍するなら1400mのファンタジーS→京都で行われる阪神JFの使い方が良いと個人的には思うが、アルテミスSなんか使ってきたら敗戦パターン①②が発動するような危険な香りがする。

追記

ダノンフェアレディの次走がサフラン賞(9/29 中山芝1600m)に決まったそうです。


サポートしてもらうようなこと何も書いてませんw